『父さんといっしょ ― レオンもいっしょ編 ―』
「はっ…ああっ…も、やめ…」
ひっきりなしに上がるフィールの甘い声。
肌を這うカインの指に、突き上げてくるカイン自身に、意識を飛ばされそうになりながらもフィールは喘ぎ続けていた。
「まだまだ足りねぇんだろ?」
腿をくすぐる金の髪に視線を落とせば、レオンが双眸を愉悦に細めてフィールの下肢を口に含む。
「やっ!レオン…っ」
暖かい咥内で弄ばれ、止めどなく蜜が溢れた。
それでも達する直前に止められてしまう。
気が狂いそうだった。
「ねえレオン。君もどうだい?」
「お、いいねぇ」
何が、とフィールが尋ねる前に、カインがフィールの両脚を大きく開いた。
「うわっ!!」
レオンがカインを咥え込んだフィールの秘部に触れる。
そして
「いくぜ。フィール」
「うっ…ああああっっ!!」
フィールの中に更なる質量が襲い掛かる。
カインに塞き止められていなかったら、フィールは衝撃だけで達してしまっていただろう。
カインの甘い笑顔が、今は恨めしい。
「そんな顔しないで、フィール。もっと気持ちよくさせてあげるから」
カインはレオンに目配せした。
心得たレオンが焦らすように動く。
それだけでもフィールには刺激が強いのに。
「ひっ…あっ…ああっ!!」
カインまでフィールの中を引っ掻き回す。
閉じることのかなわない口にレオンが貪るような口付けを与える。
「かわいいよ、フィール」
「そろそろイかせてやるか?」
「ああ」
二人同時に突き上げられて。
頭が真っ白になって。
「ふっあっ…んっああああっっ!!!」
二人に挟まれて、フィールはぐったりと意識を飛ばした。
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