フランス ビスケー湾近くの漁港コンカルノー、マグロの一本釣り漁船です。
20世紀に入り 漁船の世界も エンジン主導になって来ましたが、”スクリュー音がマグロを遠ざける”という信念から
帆装漁船が重用され続けました。
大西洋のマグロ漁には大洋の荒波に耐え、しかも鮮度を保つための充分なスピードが要求されました。
その結果生き残って定着したのが、このタイプの帆船でした。 漁船としては大型の50トン余り、12人が乗り組んでいました。 パリの海事博物館に展示されている模型の設計図をもとに作ったものです。 平成20年 32回ロープ展出品
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