フランス海軍の補助艦艇として、非常に優秀で切上り性能がよく、少人数で操船出来ました。このため1771年から10年間だけでも27隻が在籍していました。 このルセールはその中でも最大の300トン級です。艦名のLeCerfhaは牡鹿の意味で船尾のレリーフはブルボン朝のシンボルカラーの青地に白の鹿が浮き彫りされています。 消耗品扱いのスループやカッターには戦列艦やフリゲートに見られる装飾類は一切見られず、フィギュアーヘッドもありません。 まだ、モデルの技術情報がほとんど無かった時代 クリンカー張りをどう工作し、表現するか大変悩んだが、何とか乗り越えて満足感を覚えたのを覚えています。 昭和59年 9回ロープ展出展
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