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No.37 ワッペン・フォン・ハンブルグ
   作 者
 坂本 誠太郎
   年 代
 1667年
  船 籍
 オランダ
   縮 尺
 1/50
  キット
 コーレル社
 本船のリギングは非常に分かりやすく、簡単に終えることが出来ました。
そのわけは、添付された図面に使用されるロープのサイズがすべて記入されていたこと、帆を取り付けた時点のロープの取付手順が番号順に示されてたためです。
 金属部品が多い模型でしたが、図面に分かりやすく示されていましたので、帆船模型の経験が少ない時に非常に助かりました。
 なお、この帆船模型は時空間が閉鎖になる前の作品展に出しましたのでこの度の展示が2回目になります。
 本船の建造はハンブルグ海軍本部の造船所でなされました。任務はハンザ同盟の商船を海賊から守ることでした。1669年から1683年の間に11の船団を護衛した。1683年に船員と士官、兵士80名を載せていたときに火災が発生し、
火薬庫まで燃え広がって爆発、沈没しました。
 本船の諸元は排水量897トン、全長40m、前幅11m、武装は18ポンド砲26門、8ポンド砲18門、6ポンド砲4門で、乗員は150~250名でした。