18世紀後半の典型的なイギリスのカッターです。
カッターはイギリスの設計で、フォークストーンやその周辺の密輸業界によって発達しました。
カッターの設計の長所は、すぐに海軍に評価され、18世紀半ばから密輸業者取締りに使用されました。
カッターは、船の大きさに比べ、並外れた大きなセールを採用することでスピード性能を高め、
1本マストの前後に四角い帆を配置しておりました。
ただ、スピード性能は優れていましたが、深い喫水のため、近海の任務には適しませんでした。
実船は、キールの長さ約16m、排水量約60tで約30名の士官と水夫を運びました。
3ポンド砲を10門とカルバリン砲12門をブルワークに装備していました。こ
のキットにはセールや図面がなく、後日会員の方から同種の図面をいただきましたが苦労しました。
これで、本当によいかわかりません。
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