1880年ごろから1930年頃にかけてアメリカ東海岸一帯は タラの好漁業場として快速漁船が
活躍して来ました。
漁船同士のヨットレースで快速を誇り、現在まで名を語られ、レプリカまで作られた名艇が
ブルーノーズでした。
ブルーノーズはカナダ国籍の船でした。
このアメリカ船籍のエルシーはその快速漁船同士のヨットレースで好敵手でした。
この二隻は大きさもほとんど同じで正しくライバルと云える関係でした。
制作途中の出展ですが、丁度それを利用して実船での艤装作業を再現してみました。
この船の帆装は二本マストスクーナーと呼ばれる型ですが、今まさに二本の主マストが固定され
次の作業としてトップマストを揚げている所です。
この様なやり方で帆船のマストははるか沖合で事故(トラブル)に逢っても自力で分解、修理をしました。
(巨大な帆走戦艦も同様でした)
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