紀元前3300年頃、ドリア人は北からエーゲ海の海岸になだれ込んで来て、それと共にギリシャにおける鉄器時代が始まりました。
この時代の船乗りについて叙述はありませんが、花瓶に描かれた絵や彫刻からドリア人の軍艦がどんな形をしていたかわかります。
　この絵や彫刻からギリシャ人の軍艦は大きな丸太船で有ったと推測されます。
この船は喫水の浅い船首に鋭い衝角を持った推進が容易なふねでした。
　船体はヒノキ材の一本物から削り出し中を刳り出しました。
船首の角は大きいので船の安定性はどうかなと思いつつ造りました。