【 Black Forest Cuckoo Clock 】・・・森の時計(ドイツ製 鳩時計)
 
当店カフェにて11種類のドイツ製鳩時計を展示販売しています。
【鳩時計の歴史…ドイツで生まれて200年】
 

鳩時計(正式にはカッコー時計)は、

ドイツ南西部 シュヴァルツヴァルト(黒い森)地方の

緑の美しい小さな農村で生まれました。

鳩時計を作り始めたのは黒い森地方に暮らす農民たち。

農業のできない冬の間に

作り始めたと伝えられております。

 

黒い森地方特有の、雪に囲まれた長い冬の期間を利用し

鳩時計作りに時間を費やしました。

身近にある、さまざまな木に手彫り装飾を施し、

じっくりとじっくりと時間をかけて…

芸術品とも言える鳩時計は、そうして完成します。

 

冬に作られた鳩時計は、

夏になると行商によってヨーロッパ中に販売されました。

伝統的な衣装を身にまとい、

大小さまざま鳩時計を背中に担ぎ、

売り歩いた行商たちの熱意。

ロンドン、パリ、コンスタンチノーブルなど、

遠くへ行けば行くほど

人々から大きな歓迎を受けたそうです。

 

こうして「手彫り装飾の鳩時計」は、

ヨーロッパ中に知れ渡りました。

 

 19世紀初め、1808年には、688軒の鳩時計工房と

582人の時計行商が集まる産業にまで発展しました。

伝統は代々受け継がれ、

現在もドイツには老舗の時計工房が残っています。

 

初めは屋根裏の小さな部屋で作られていた鳩時計。

産業の発展とともに作業場は、

明るく、道具の揃ったワークショップへと変貌。

技術も格段に進歩し、

さらに正確な時計を生産する技術を身につけました。

 しかし、200年を経過した現在でも、

手彫り装飾の方式は昔からの方式を守り通され、

また現在制作されているモデルのデザインの中にも、

200年前のデザインが

その原型として受け継がれています。

 

時代を超えて、

家族の幸せの時間を刻み続ける鳩時計。

これからも穏やかでやさしい時間を

私たちに与えてくれる事でしょう。

名古屋初の鳩時計カフェ「珈琲と鳩時計の店ロンドベル」

( 愛知県名古屋市西区万代町2-55-2 )

ドイツ製 ハンドメイド鳩時計 11台 展示・販売中

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珈琲と鳩時計の店ロンドベル(名古屋 西区)