プログラム作成者の自己紹介 私は愛知県立大学外国語学部のスペイン語学科の教員でした。3年前に定年退職しました。 外国では立派な動詞活用表の本があるのに日本ではほとんどなく、またあっても不十分な ものだけでした。そこで在職中からロマンス系言語の動詞活用表を作成してきました。 作るなら不定詞入力での活用表ではなく、活用形からの逆引きが出来るもの、また扱う動詞 の数も数百ではなく3000語以上にすることにして、そのためには本の形式では不可能なので プログラムで対応するようにしました。 このプログラムは Excel のマクロを使って作成しました。 1.そのためマクロを使うための準備が必要です。 Vistaの場合 マクロプログラムを開くと、タイトルバー、メニューバーの下に「セキュリティの警告」、 「マクロが無効にされました」、その右の四角に「オプション」が表示されます。 「オプション」をClickして、「このコンテンツを有効にする」にチェックを入れます。 あとは指定されたセルに、活用形をアクセントなども正確に入力して「Enter」を押します。 Excel2003以下の場合 プログラムを開く前に、「マクロ」をClickします。 「マクロ」が出ていない場合は、下向き2重矢印をClickして「マクロ」をClickします。 「セキュリティ」をClick、「レベル」を「高」から「中」に変更し、Excelを一旦閉じます。 次にプログラムを開くと、「マクロを有効にする」かどうか聞いてきますので、「有効にする」 をClick、これで使えるようになります。あとは指定されたセルに、活用形をアクセントなども 正確に入力して「Enter」を押します。 最初は数秒かかりますが(コードの読み取りや色コードの呼び出しなどのExcelの仕様により ます)、2回目からはほぼ瞬時に(1秒ないし2秒以内)で表示されます。 2.また通常は入力支援の機能が働いていますが、時にはそのために入力した語形と異なることを コンピュータが認識することがあります。そのために、Excelのオートコレクトを外すことを お勧めします。次のようにして下さい。 2007の場合 Excelを開く 最上段の左上の図形をClick 「文章校正」 「オートコレクトのオプション」で オートコレクトのチェックを全部はずす 「OK」を何回かClickして閉じる。 2003の場合 Excelを開く 「ツール」をClick 「オートコレクトのオプション」で オートコレクトのチェックを全部はずす 「OK」を何回かClickして閉じる。 3.各言語とも再帰動詞(代名動詞)の活用の際は、再帰代名詞は使用者が付けてください。 フランス語については、s'en aller(立ち去る)が特別に入れてあります。 4.各言語ともアクセントや特殊文字は正確に入力してください。そのためには各言語別の キーボード配列表をプリントアウトしてご利用下さい。 5.全部の語形をチェックしましたが、思わぬところで誤りがあるかもしれません。 その際には、下記のアドレスにご連絡ください。 しかるべき時に修正プログラムを無料で転送いたします。 y-daana@kjc.biglobe.ne.jp 20010年6月 布施 温(ゆたか)、布施 新(あらた)、布施 潤(じゅん)