ロマンス系言語逆引き動詞活用

ロマンス系言語とは

  これは2世紀初めのローマ帝国の地図です。いかに広大な領土を治めていたかが分かります。ラテン語はその帝国の公用語でした。ロマンス系言語とはローマ帝国の崩壊後各地で独自の発展をとげた言語の総称です。西からポルトガル語、スペイン語、フランス語、イタリア語それに少し離れていますがルーマニア語が主な言葉です。
  これらの言語の特徴の一つに、動詞の変化形が大変多いということが挙げられます。実際に使われている活用形からでは辞書は引けません。不定詞でないとだめです。学び始めの頃にはそのことが多分最大の障害になるでしょう。多くの学習者がここで投げ出してしまうのは残念です。
  そこで私は動詞の変化形からも辞書に載っている形、不定詞が導き出せる、またその活用形が動詞のどの変化形に当たるかを示すソフトを Excel で作成しました。これを使えば動詞活用で挫折することはありません。また動詞活用の練習としても使えます。活用表を出して、ある語形を入力して黄色の塗り潰しのセルが出なければ、誤った語形ということになります。
  大抵のパソコンにはExcelがついていますので誰でも使うことができます。膨大な時間と労力をかけて作成しました(たとえばラテン語逆引き動詞活用はデータ10,000行以上、コードと合わせて約70万文字、400字詰め原稿用紙で900枚弱です）。是非とも試してください。なお使用時には Excel を有効にして、アクセントなどの記号を正確に入力してください。
  これらは原則的にフリーソフトですが、作成に要した時間と労力を評価して下さる方の寄付は歓迎いたします。どの一つを使ってもまた全部使われても1001円です（Vectorの各ソフトのページから、「お支払い手続きへ進む」をClickし必要事項を記入して下さい）。いずれも語数は3200から3600、語形は約20万以上、ラテン語は約40万語形を扱います。
Windows10になってからExcelの動きが変わりました。新しいバージョンに合わせようと思っています。

NEW!! 虹と音階とスペイン語には意外なことに密接な関係があります。ここか上の「虹と音階」をClick

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