CATTERY ROCKY BLU

 ロシアンをあなたの家族に

スタンダード

少しロシアンのスタンダードについて触れておきたいと思います。沢山のホームページで皆さんよくご存知だとは思いますので、簡単に・・・

ロシアンとは7つの平らな面を持った猫と言われています。これを見ると非常に鋭角的な線の顔と言えます。でも実際に見る顔は、首のフリルや胸のダブルコートのおかげでもっとふっくらと見えます。あごや顔の横の毛を手で後ろに持っていくと本来の顔型がわかります。

  鼻・・まっすぐ

  耳・・耳の幅と高さが同じ(大きい)正面から見て立耳ではなく横に張り出し、開いている感じ

  目色・グリーン(濃いほど良い)

  毛色・淡いシルバーのダブルコート(毛先のティッピング)

ただし、目色、毛色には因果関係があり、色素が濃い子は目色が濃い分毛色も濃くなります。反対に淡いきれいなコートを持つ子は目色も薄くなりがちです。ここがブリーディングの難しさと言えます。

  体型・フォーリンタイプ、胴が長く手足が長い。実は遠い祖先にシャム猫の血が入っているからです。本当にすばらしいスタイルでモデル歩きのように優雅に歩きます。

 以上簡単ですがポイントはわかっていただけたと思います。

性格

一般的にシャイで繊細、飼い主には従順でよく甘えるが、よその人には人見知りする。そして、ボイスレスキャットと言われるようにあまり鳴きません。

 でも近年、私個人の考えですが、キャットショーや他のブリーダーさんやオーナーさんの猫ちゃんを見るにつけ、性格もかなり変わってきたような気がします。陽気な子は人見知りもせず、甘えてよく鳴くようです。要するに環境などの影響によってかなり個体差があるのではないかと思います。

飼い方

 よく血統猫だから飼い方も難しいんでしょうねと訊かれます。そんなことは全然ありません。普通の猫と同じで何にも難しいことはありません。注意すべき点はすべての猫に共通でしょう。

 食事・・生後2,3ヶ月から6ヶ月位までは1日3回から4回に分けてドライフードや缶詰を与 えること。6ヶ月以降は1日2回でいいでしょう。もちろん常に新鮮な水をいっしょに与えてください。最近のドライフードは大変質がよく完全食と言えます。キトン、ノーマル、アダルト、ライトなどいろいろな段階に応じて与えます。我が家では6ヶ月位までキトンを与えています。キトンの袋には2ヶ月から12ヶ月と書いてありますが、非常に栄養価が高く、またカロリーも高いので余程病弱であるとか食が細い子でない限り6ヶ月以降は与えない方がよいでしょう。これを12ヶ月も与えてしまうと、体重オーバーになってしまうでしょう。6ヶ月以降はノーマルを与えますが、人間と同じで量を加減しないとすぐに太ってしまう子もいます。少し体重をセーブしたいとか高齢になってきたら、ライトの出番です。用途に合わせて上手に与えましょう。また、缶詰は1日に1回少し与えています。ドライフードだけでは単調な食事もこれで目先が変わります。しかし、缶詰の70%位は水分ですから、おやつ代わりと言ったところでしょうか。そして、当然お分かりのこととは思いますが、人間の食べるものは、猫にとって非常に味の濃い状態ですので与えてはいけません。

 トイレ・・言うまでもなくいつも清潔にいられるよう掃除はまめに行ってください。最近では様々の猫用トイレやトイレの砂が販売されています。しかしいくらトイレが進歩してもまめな清掃に勝るものはありません。「臭いは元から絶つ」これが原則です。

 環境・・夏も冬も猫は自分で居心地の良い場所に移動して寝ています。暑さ寒さにもかなり順応できる体です。でも人間に熱中症があるように猫にもあります。あまり暑いときはエアコンで室内温度を調節してあげてください。もちろん冬の寒さは苦手ですからその時にも暖かくします。

 当然ではありますが、外へ出すのは絶対にいけません。野良猫から病気やノミを貰って来るだけでなく、警戒心がないためよその人について行ってしまう危険性があります。室内飼いとなるとケージに入れて飼う場合がありますが、基本的には好ましくありません。一定の運動量を確保するためにもある程度の広さの部屋で自由に過ごせる事が大切です。ただし、病気の時や躾のため一時的にケージに入れることもありますので、1つは用意しておきたいですね。

そのお宅の環境や生活空間、いっしょにいられる時間などはそれぞれ異なりますから、基本を守りつつ、我が家の飼い方を工夫してください。

キャットショー

いろいろなホームページでキャットショートはどういうものなのか、ショーキャットとは?ショーでのポイント計算は・・・本当に詳しく書かれているものがいっぱいあります。ですからここでは敢えて説明はいたしませんので、それらのホームページをご覧ください。

ご 質 問
ロシアンブルーについてのご質問は、メールにてご連絡ください。判る範囲でお返事を差し上げます。

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