パソコン2のスペック


項目 補足
ケース トライコーポレーション製 ミドルタワー 300W 表:5吋×4/3.5吋×2/3.5吋シャドウ×1 裏:PCI×7 静かだし、かなりいいよこれ
CPU ペンティアム3 1GHz バススピード133MHz 1ギガだヨ! 速いヨ!
マザーボード AOpen製 AS3X Pro 4×AGP×1 PCI×5 CNR×1 USB×4(2+2) サウンド、グラフィックオンボード 無難にAOpen製で
ヒートシンク・CPUファン Nengtvi製 オール銅製ボンディッドフィンCPUクーラー CPUについてきたのがマザーボードにはまらなかったので、やむなく小型の銅製ヒートシンクを購入。そんなにうるさくないし、結構いいと思う
メモリ 256MB 256が11000円程度で買えるとは
HDD 45GB IBM製だヨ! 静かだヨ!
CDドライブ プレクスター製 CD−R/RW 12/10/32 これが24000円程度とは
DVDドライブ 松下電器製 DVD−RAM/R DVRAM−FB 2/1/1/6/24/12/3 速度は順にDVD−RAM(4.7GB/9.4GB)、DVD−RAM(2.6GB/5.2GB)、DVD−R(4.7GB)、DVD−ROM、CD−ROM/CD−R、CD−RW、CD−DA
FDD TEAC製 業界のスタンダード
ビデオボード カノープス製 SPECTRA8400 GeGorce2GTXですぞ! VRAM333MHz/32MBですぞ!
モデム REX−PCI56 56kbps 安いやつ
LANボード Laneed 10/100ベース 安いやつ
SCSIカード アダプテック製 AHA-2940AU とりあえずパソコン1で使ってたやつを流用
キーボード ロジテック製 マルチメディアキーボード 前にノートでQOHの対戦をするために買った(笑)やつ
マウス マイクロソフト製 インテリマウス ノート用に買ったけど結局使わなかったやつ
OS Windows98 別のパソコンのやつを流用
RedHatLinux7.0.1 UNIX USERに付属してた奴
ディスプレイ 15インチ 別のパソコンのやつを流用
紙ワッシャー 10枚200円 ポッキリ価格
製作日記

 2001年1月26日(金)雨

 前々から計画していたアレを翌日決行することを決心する。そう。新しいパソコンを組むのだっ!

 とはいえ、初めてで3時の方向も9時の方向も分からない。しかし、パソコンに詳しい(←肩書き)友人パコとの事前の相談により、ある程度の指針を聞くことができた。

  • マザーボードはAOpen製かASUSTEC製かGIGABYTE製がオススメ。ABIT製だけはやめた方がいい。
  • AOpen製のマザーボードには、サウンド、グラフィックがオンボードで、あとから挿したら挿した方を優先するというオススメのやつがある。
  • HDDはIBM製が静かでいい。
  • メモリは128MBで約5000円が相場。
  • ビデオボードは断然カノープス製。他のはベンチマークだけは高い数値が出るように細工してあるそうだが、カノープスのは何の細工も無しに高いベンチマークが出せる。

 この情報を元に明日パーツを買いに行くぞ!

 2001年1月27日(土)雨のち曇り

 寝坊した...。

 とりあえず昼食をとり、用事を済ませ、2時半に日本橋へ向かう。初めは小雨が降っていたが、途中から止んでくれたので助かった。止まなかったら下見だけで済ませるつもりだったが、これで買うことができる。

 とはいえ、下見は絶対行わなければならない。所持金は有効に使わなければならない。しかし、寝坊したため買う頃には店が閉まりだすという事件も勃発。結局ビデオボードは高めのところで買うことになってしまった...。翌日購入でも良かったのだが、面倒だったのでさっさと買ってしまった。所持金は有効に使わなければならないと言ったのに何をやってんだか。

 さて、これを持って帰るのだが、めちゃめちゃ重い! やっぱ2日に分けて買えば良かったかな。何てったってパソコン1台運んでいるようなもんだもんなー。箱とかあるし、さらに重い。翌日の筋肉痛が予想される。

 で、帰ってちょっと休んでから、組み立てようと試みる。えっと、マザーボードにCPUを取り付けて、その上にヒートシンクを乗せて...って、乗らないよ 、おっかさん!! コンデンサにぶつかってヒートシンクを取り付けることが不可能。ここで強制的に組み立て続行不可能になったので、明日また日本橋で対策を考えよう。...結局また行くんならやっぱ2日に分けて買えば良かったな。

 ついでということで、友人オニールに組み立ての見学を提案。「うむ。まかせるがよい」との返事を得る。明日また失敗したら折角来たのに完成体を拝めないということで、少々のプレッシャーを感じる。ひぃ。

 2001年1月28日(日)曇り時々雨のち晴れ

 早速のトラブルを解決するため、筋肉痛に悩みつつも日本橋へ赴く。何しろ初めてのこと。対応策がよく分からないので、とりあえずいろいろ見て回ってみる。

 初めは最悪マザーボードの買い換えを考えていたが、ふと赤銅色に輝く物体を発見する。銅製のヒートシンクだ! 熱伝導率の高い銅を使えば小型でも強力に放熱できることはすぐに理解できたので、これを購入することに。音がうるさくないことを祈りつつ、帰ることにする。このときついでに南向さんの新刊がないかチェックしたのは秘密(笑)。

 2時にオニールとバイキングで昼食を鱈腹食い、早速組み立てに入る。しかし、慎重な性格のせいもあってか遅々として進まない。先ずはケースの分解で1,2時間はかかったかも(笑)。マザーボードの設定を何度も確かめ、それからマザーボードをつける段階に入った。しかし、ケースについてきた説明書らしきもの(いい会社だ)を読むと「紙ワッシャを忘れずに」と書いてあった。紙ワッシャって何だ!? ワッシャというものがネジにつける輪っかであることをオニールから教えてもらうと、早速広告を切り取って自作を開始(笑)。あきれるオニールを後目に作成し、マザーボードを付け終わる。

 それから、CPUの取り付け方で悩み、ヒートシンクの取り付け方で悩み、マザーボードの設定をまた何度も確かめ、ドライブ類を接続する段階に入った。説明書らしきものを読むと「レールを取り付ける」と書いてある。レールなんてないぞ! 付属品もチェックするように、と説明書らしきものに書いてあったが、そこにはレールの姿が。オニールはなくてもいいのではと言うも、何か不安なので買いに行くことにした。もう日本橋に行くのはいやなので、比較的近くにある某ポッキリ価格の店に行く。どうも置いてないようなので店員さんに相談してみると、「出し入れしやすくするために付けるものなので、ネジさえ届けばレールは付ける必要はない」とのこと。ということで、ついでに紙ワッシャを購入し(笑)帰ることにした。あの努力は無駄になってしまった。

 紙ワッシャを取り替え、ドライブ類をとりつけ、配線を行う段階にはいる。このときもう7時。しかし、また配線で悩みまくる。差せばいいのは分かるのだが(当たり前)、1つのケーブルに3つの端子があったりして、どれをどう繋げばいいのか分からない。結局余らせて構わないという結論を出し、とにかく繋いだ。しかし、次はFDDでの差す方向が分からない。方向を間違えると最悪壊れるという脅しと、オニールの前実際にフロッピーを壊してしまったという話により、悩み度が上昇。例の説明書らしきもののアドバイスをもとに、とりあえず方向を決める。

 そして、それから電源の接続も終わり、ビデオボードの差し込みも終わり、キーボード、マウス、ディスプレイを取り付け、電源を投入する...のに暫し逡巡し(笑)、電源を投入する。ディスプレイが反応しないよ! しかし、原因のあたりはついている。ビデオボードにもそれらしき端子があったので、ディスプレイをどちらに繋いだものかと迷っていたからだ。とりあえずマザボの方に繋いで試したが、今度はビデオボードの方に繋ぎ変え、無事画面が表示された。

 マザーボードの説明書(日本語で嬉し)によると「BIOSの設定はデフォルトで構わない」とのことだが、やっぱり気になるものである。言語を選択できることに驚き、日本向けのマザボなのに日本語が表示できないのにまた驚き(英語、中国語、ドイツ語だった)、説明書には日本語でも表示できると書いてありさらに驚いた。条件によっては表示できないものもあるとも書いていたが、よりにもよってそれが日本語とは。で、しばらく設定をいろいろいじくって、怖いところはデフォルトのままにして(笑)、OSのインストールに入った。

 OSのインストール作業はさほど問題はなかった。問題があるとすれば勝手にハードディスク全体をCドライブにされてしまったこと。将来デュアルブートとかする可能性を考えると(しないかもしれないが(後日注:デュアルブートにしました))、今の内にパーティションを分けておいた方が後々面倒がないと思ったが、今日の所は無視しておいた。

 次に各種ドライバをインストールするも、ビデオボードのドライバをインストールする画面にならない。仕方がないのでシステムのプロパティからドライバの更新を選び、直感でドライバの場所を選び、インストールすることにした。こうしてビデオボードのドライバインストールを終えた。インストール中に何度も再起動をしたのだが、これがまた速い! 20秒ほどで再起動できるのだ! そう感動していたのだが、PCIバスにボードを差すと途端に遅くなってしまった。結局1分ほどかかるようになってしまった。残念。

 こうしてようやくパソコンが完成! 作業が完了したのは午前2時半。午後2時半くらいから始めたので丁度12時間かかったことになる。うひぃ。

 早速ゲームをインストールし、速度を確かめてみる。速い! 速いヨ! 大感動! だが、時間も時間なので、風呂入って寝ることにした。しかし、オニールと話まくって、結局3時間位しか寝ることはできなかった。

 2001年1月29日(月)晴れ

 酷い筋肉痛と寝不足のため、リサーチセミナーは半分寝てしまった。大事な部分でちょっと寝てしまったので、後半は目が覚めていたものの内容がさっぱり分からなかった。起きていても分かったかどうかは定かではないが。まぁ、前半の始めあたりは起きていて、そこら辺のことは分かったのでよしとしておこう。で、このまま大学にいると酷い筋肉痛と寝不足のため病気になってしまいそうだったので、飯を食ってさっさと帰ることに。

 家に帰るとパーティションの分割作業を行うことにした。しかし、なかなか思うようにいかない。パーティションの分割自体は問題なかったのだが、Windowsのインストールが途中で止まるのだ。始め50%と指定するところを50と指定してしまい、Cドライブのサイズが50MBになっていたことは置いておくとして(笑)、それを直しても何も変わらなかった。BIOSの設定をクリアし、ボードを抜き、いろいろやっていると、何かできた。多分、ボードを差したまんまだったのが問題だったんだろう。多分。結局3時間くらい費やしてしまった。

 で、2度目なのでドライバのインストールはさっさと終わり、ベンチマーク代わりに使おうと思っていたゲームを早速インストールする。前のノートパソコンではとてもできたもんではなかったが(あのスペックだと当たり前なんだけど。3Dだし)、このパソではどうだろうか。ビデオボードはD3D対応だし、期待できるぞ。結果。疾い! 疾いヨ! 32ビットでFPS150出てるヨ! D3Dを使って3DでFPS60を実現、という謳い文句は本当だったのか。これならもっと低スペックでもFPS60いけそうだ。

 なめらかなゲーム画面に感動しつつ、環境を整えた。時間がなかったので作業は翌日までかかったが、これで大体ちゃんとした環境になったかな。

 ということで作ったこのパソコン。2,3年後には低スペックと言われてしまうのかなぁ。でも、今度はパーツの交換で済むんだ。いいね。自作パソコンに手を出しあぐねている人も、この俺でさえできたんだからやってみよう!

費用
J&P5階CPU56800円※1
ケース9300円
ビデオボード48000円※2
FDD2470円
J&P3階モデム2980円
パソコン工房マザーボード13880円
HDD16970円
メモリ10890円
PC 1’sCD−R/RW23680円
フジコーキLAN1296円
TWO TOPCPUファン3400円
ミドリ電気紙ワッシャー200円(税込)

計    199348円(税込)
※1:安いのを探さなかった。
   というか、あんまり見かけなかったような...。
※2:TWO TOPでは42800円だったけど、
   買う頃には閉店してた。


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