C++でのグローバル変数

 C++ではグローバル変数をほとんど使いません。人によってはグローバル変数は1つも使うなとさえ言います。

 なぜここまでグローバル変数が嫌われるかというと、グローバル変数のようなどこからでも扱えるような変数は危険だからです。メモリキャッシュの問題で速度が低下するということもあるようですが。

 このように、C++では変数の保護、隠蔽ということを非常に大切にします。それは、プログラムの安全性を高める上で非常に重要だからです。

 C++のクラスをうまく使用するとグローバル変数は実際ほとんど使う必要が無くなります。使用率0%にしろとまでは自分は言いませんが、グローバル変数を作ろうとするときには、本当にその変数はグローバル変数にするべきなのかを何回も吟味することを奨めます。

 まぁ、クラスを扱っていない今のうちは、グローバル変数を使うことも仕方がないですが。