ゴロツキタウンにいる吟遊詩人テイルワースのセリフ集。
* やあ こんにちは なにか ききたい ものがたりは あるかな? いま きみに かたってあげられるものは こんなところだよ
* 『(選んだ物語)』 について だったら 5コインで かたってあげよう
* ほかにも ききたい ものがたりが あれば いっておくれ
* なにか ききたい ものがたりが あれば いつでも きておくれ
はるか むかしに この場所に とても さかえた街が あった しかし ある日 やみの世界から やってきた 魔物によって ほろぼされてしまった 本には おそろしい わざわいと かかれているが その正体は やみの世界の 魔物なのさ 街は 地中に しずみ その一部は 魔物の きゅうでんとして 使われた 魔物は ひとびとを きょうふに おとしいれ 世界を しはいするために かくちへ 手下を おくりこんだ 魔物の きゅうでんは 世界中から あつめられた たくさんの財宝で 色どられていたらしい
魔物は 自分の チカラを さらに ぞうだいさせるため… 天空の星のチカラを あつめ それを 宝石に やどして スターストーンを つくった 魔物は 世界の あちらこちらに スターストーンを おいて そのチカラで 世界を しはいしていた 魔物が スターストーンを おいた 城の 一つが いまも ドラドラ地方に のこっているらしい
魔物は きゅうでんの 近くに ダンジョンを つくり おそろしい カイブツを ときはなち… そして 気に入らないものは そくざに そのダンジョンへ ほうりこんだという… また 魔物には ゴンババ ブンババ ゾンババという 3びきのドラゴンの ペットが いた これらの ドラゴンは かくちを あばれまわり ひとびとを ふるえあがらせた 3びきの ドラゴンたちの なきがらは いまもなお かくにんされては いないらしい…
あるとき 魔物を たおすべく ゆうしゃが たちあがったのだ ドラドラ平原に すんでいた かいりきの キノピオは ことばが あまり 上手でないので… まわりの みんなから わらいものに されていた しかし 魔物たちが かくちを とびまわり ひとびとを きょうふに おとしいれたとき… もちまえの かいりきで わるさをする 魔物たちから みんなを まもった それからは カレの わるくちを いうものは いなくなり キノピオは ヒーローと たたえられるようになった
ふしぎの森に すんでいた ちしき人の クリボーは はくがくゆえに みんなから とても そんけいされていた たくさんの 魔物たちが ふしぎの森を おそったときも ちえを ふるい 魔物たちを げきたいした この後も 魔物たちの こうげきを うけることを よそくした カレは… すべての魔物を この世から けしさる 方法を かんがえはじめたのであった…
世界を 一人で ぼうけんしていた ノコノコは 世界が やみに つつまれていることを しって… 魔物を たいじすべく キケンな場所へと たった一人で 入って行った 体に おおくの キズを うけながらも たちむかってくる ノコノコの すがたに 魔物たちは おそれを なした しかし たたかいの さなか ノコノコは 魔物の しかけた ワナに はまり カレの みに キケンが せまった そのとき 魔物の一人であった テレサが なかまを うらぎり 自分のもつ 魔法のチカラで ノコノコを すくった ノコノコの あきらめない つよい心に テレサは 自分の 行いを くいあらためたのであった…
きょうりょくな 魔力をもつ テレサは ゆうきある ノコノコに たいし じょげんを あたえたのだった 『わたしたち 二人では やみの魔物に 勝ては しない… わたしたちと ともに たたかってくれる ゆうしゃは ドラドラ平原の キノピオと ふしぎの森の クリボー…』と… テレサの魔力に みちびかれ 4人の ゆうしゃは やみの魔物から 世界を すくうために あつまったのだ そして 4人の ゆうしゃは ついに 魔物の きゅうでんに たどりついたのであった…
やみの世界を しはいする 魔物のチカラは そうぞういじょうに つよかったが… それが スターストーンの チカラであることに 気づいた クリボーは… それを ぎゃくに りようすることで 魔物を たおす方法を しめした その方法を きいた 4人の ゆうしゃは チカラを 合わせることに したのだ テレサの魔力と キノピオの かいりきで 魔物を いっしゅん ひるませた スキに… ゆうきある ノコノコが スターストーンを うばいとり そのチカラを とりいれ… むてきの魔物に 大きなダメージを あたえることに せいこうしたのであった…
しかし それでも 魔物は たおれず たたかいは なかなか けっちゃくが つかないでいた… そこで ちえのある クリボーが このまま 魔物を たおさずに スターストーンの チカラで… 魔物を えいえんに ふうじこめる方法を ていあんすると ほかの ゆうしゃたちも さんせいした ゆうしゃたちは ふたたび チカラを 合わせ スターストーンの チカラを さいだいに 使い… ついに 魔物の たましいを きゅうでんの おくそこに ふうじこめることに せいこうした そして 7つのスターストーンいがいの チカラでは その ふういんを とくことが できないように したのだった…
魔物を ふういんすることに せいこうしたかに 見えた 4人の ゆうしゃたち だったが… いっしゅんの スキを つかれ 魔物に のろいを かけられてしまった スターストーンを もっているうちは のろいから のがれられるが スターストーンを 手ばなすと… 黒い箱が あらわれ たましいを とじこめられてしまう というものだった しかし ゆうしゃたちは ふういんが とかれないよう かくちを めぐり スターストーンを かくすことにした そして さいごには 4人の ゆうしゃは すべて 黒い箱に たましいを とじこめられてしまったのだ…
ゆうしゃが スターストーンを かくした場所の いくつかは ものがたりに 伝えられている そのうちの 1つは ゆうしゃ クリボーが ふしぎの森の 大きな木に かくしたと いわれている そのころ ふしぎの森の あたりには おそろしい カイブツたちが たくさん すんでいた チカラのよわい プニ族は カイブツたちに いじめられて とても こまっていたらしい そこで ゆうしゃ クリボーが 大きな木を プニ族が すめるように つくりかえたのである よろこんだ プニ族は その おれいに ゆうしゃが たくした スターストーンを まもることを やくそくしたのだった…
ゆうしゃ テレサは スターストーンを とある寺院に かくしたあと 近くの村で ひっそりと 箱に ふうじこめられた… その寺院には いまも スターストーンが かくされたままだという…
ゆうしゃ ノコノコは スターストーンの ふういん場所を もとめ 南の島に たどりついた しかし つかれはてた ノコノコは 南の海の 海賊王コルテスに つかまり スターストーンを うばわれてしまった そして ノコノコは そのまま 箱に たましいを うばわれてしまったのだ しかし コルテスは スターストーンを たんなる宝石と おもい やがては どこかに うもれさせてしまった…
かいりきの ゆうしゃ キノピオは スターストーンを もったまま ほうろうの 旅を つづけていた しかし 旅の つかれから とちゅうで チカラつきて しまった たまたま そこを 通りかかった とある しんかんの かんごに よって いのちを 助けられたが… いずれは のろわれて 箱に とじこめられてしまう うんめいを しんかんに つげ… スターストーンを あんぜんな場所へ かくすよう たのんだのであった…
魔物が ほろんで しばらくは 魔物の きゅうでんが あった場所は… ひとびとから のろわれた場所と よばれ 近づくものが なかった しかし 長い年月が すぎると ひとびとは 魔物のことを すっかり わすれてしまい… カネがない りょうしや 街を おわれた ドロボーなどが その場所に すみつきはじめて… やがて たくさんの 人が あつまる 港町となり それが ゴロツキタウンと なったのである… まぁ ひとびとは その地下に むかしの街の 宝物が あるって いってるけどね 本当は その地下には いまも 魔物のたましいが 生きているのさ…
スターストーンの ふういんが えいえんに つづかないと かんがえた ゆうしゃたちは… いつか ふたたび スターストーンを ひつようとする 人のために… スターストーンが どこに あるか わかる 地図を つくった そして わるいものが スターストーンを 手に入れられないように… その地図を 心の きよきものしか あけられない箱に ふういんしたのである