吹き終わったらツバを切って、必ずケースに入れること。 リード等が湿った状態で外へ放置しておくとホコリが付きやすい。 また、ツバを切る際、ハープを手にガンガン当てると リードが衝撃を受けて傷んでしまう。ガンガン 3 発よりも 軽くトントンと 10 回、の精神で。
演奏の合間にちょっと置いておく時には ハープは横にして置くこと。立てて置くとホコリが付きやすい。
ハードに使うプロ等は一年もたないなんて当たり前。 ツアーに出る、なんてーとそのツアーで使いつぶすというのが 多いかもしれない。
木製ハープはどうしても若干隙間がある。 ハープごと水にざばっと付けるとその隙間がうまって 瞬間的に息漏れのないハープとなるが 当然一発でお釈迦である。
吹きやすい、やわらかいタイプのリードは寿命も短い。
錆びやすい「体質」(ツバの質等)というのも存在する。 リードが錆びたり腐蝕したりするとチューニングは狂うので 寿命は短くなる。
熟練者には腰の強いリードのハープが好まれるようだ。
一番使う穴は 4, 5, 6 辺りだろうか。結局この辺の穴の好みが ハープ選びの際のポイントになると思う。
鳴らしこむと音は変わる。3 年ほっぽって置いたハープと 毎日吹いているハープが同じ音のワケがない。 例えば旅行にも持って行くとかっていうぐらいハマると そういう微妙な音が分かって来るかもしれませんね (しまった旅行には持って行っているが分かってないかも しれないぞ(^_^;;))。
キーはまず C。次は良くあるブルース・キーである A に合う D がいいんじゃないか。その後は A, G 辺りを買うと。
Blues Harp はイマイチだ。(そうかなぁ:りお)
Koch はイマイチだ。(そうかなぁ。そうかも:りお)
Chrometta はイマイチだ。(そうかも:りお)
暖めてから吹く。いきなりハードに吹くとリードを痛めるぞ。 リードの寿命を縮める原因にもなる。15 分ぐらいはそーっと吹くこと。 特に寒い時期にいきなりベンドしたりするな。
思い切り息を吹き込むな。
まともに音がしない時は大抵吹き方が正しくないのだ。そして その大部分は息が強すぎるってことによる。特に 2 番の Blow/Draw は そうだ。この穴からピュアな音を得るのはどんな機種の ハーモニカでも難しい。
たまにゃ掃除しろ。分解してマウスピース、リード、 リードプレート、ボディ等を「そっと」無水アルコールで拭く。
アクション(リードプレートとリードの間隔)を調整する際には 十二分に気をつけろ。 そっと少しずつ曲げること。折り目が付いたらアウト。 ハープをダメにしないために、まずはジャンクハープで コツを掴んだ方が良い。
アクションを広くすると、強いアタックを出せる。逆に言うと リードを震わせるために強いアタックが必要となる。
アクションを狭くするとソフトなプレイに反応するが、強いアタックで ハードにプレイすることは出来ない。
オーバーブロウ・テクニックや速いプレイに対応するには低く、 ヘビーにプレイするなら高く、というのが一般論だ。 また一番一般的なセッティングはアクションをそのリードの チップの厚さと同じにする、というものだ。
ベンドに取り掛かる前にまず単音吹きを完成させること。息漏れの ないようなアンブシュアを作ることがベンドの早道でもある。
基本は(パッカーの場合)「口笛」だ。
こいつらのプレイをチェックしろ(Harp-L Reader's Poll Best 10)。
- Little Walter Jacobs
- Sonny Boy Williamson II(Rice Miller)
- Junior Wells
- Big Walter Horton
- Charlie Musselwhite
- James Cotton
- Sonny Terry
- Paul Butterfield
- Toots Thielmans
- Howard Levy
(確かにみんなすごいっす:りお)