<-LOW-> <- MID -> <-HIGH->
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
吹(BLOW) C E G C E G C E G C
吸(DRAW) D G B D F A B D F A
特徴は、ローポジションで "F" と "A" の音が、
ハイポジションで "B" の音が抜けていることです。
なお、この抜けた音は「ベンド」というテクニックを
使うことによって補うことが可能です。
<- LOW -> <- MID -> <- HIGH ->
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
吹(BLOW) C E G C C E G C C E G C
吸(DRAW) D F A B D F A B D F A B
このように、ダイアトニックのミッドポジションの配列を
繰り返して並べる様なパターンになっています。
なお、ここにあげたのは12穴(3 オクターブ)モデルです。
その他、8, 10, 14, 16 穴モデルが存在します。
クロマチックハーモニカはスライドレバーを持ち、
スライドレバーを押し込むと半音高い音が出ます。
これにより全半音階を出せるのです。
その他、中国製の 10 holes も時々見掛けます。値段は 600 円程度。
←低い ......................... 高い→ G Ab A Bb B C Db D Eb E F F#となっています。極端にキーが高かったり低かったりすると ベンド等テクニックの習得が難しいこともあり、 最初は真ん中辺りのレンジのキー、一番ポピュラーな Key=C で 始めるのが良いのではないでしょうか。 その後、A のブルーズで使える Key=D、 E のブルーズで使える Key=A、D のブルーズで使える Key=G 等を 揃えると良いのでは。個人的には Bb がお薦め。
など、いろいろ試してみましょう。
C
G F
D Bb
A Eb
E Ab
B Db
F#(Gb)
曲のキーを G としますと、右周りに見て隣にある C のハープを
使うのが 2nd ポジションです。以下、順に隣に F, Bb, Eb ... が
3rd, 4th, 5th ... となります。
↑(高) オーバー・ブロウ(吹く)...A#
音 吸う.....................A
程 ドロー(吸う)ベンド.......Ab
↓(低) 吹く.....................G
このように、本来は出ない音をだすテクニックです。方法は
吹くベンドと似ていますがここでは詳しく触れません。なお
オーバーブロウの際に振動するリードは吹く方ではなく吸う方の
リードです。
次にクロマチック。