畑の出来事 -2017- 林檎屋

 

11月24日 「クモ」
ふじの袋を取ると、2、3個に1個くらいはハエトリグモ(主に)が入っています。すごい率だと思います。それは林檎屋の生態系の豊かさを表していると思っています。今年は殺虫剤を一回も使っていません。自分で言うのもなんですが、それってすごいことと思います。有機認証取っていてもマシン油やBT剤などの殺虫剤を使っている人はいっぱいいますから。
でも、このクモにどいてもらうのが大変な手間なのです。何とかよい方法を考えなければ…。

 

11月23日 「ふじ」
「ふじ」の季節です。でも林檎屋のふじは2年前に畑を返してしまい、今は少ししかありません。
このくらい葉っぱが残っていればまずまずです。でも葉っぱがない枝も結構あるのです。「ふじ」は難しいです。

 

10月23日 「台風」
昨年までは台風が割と近くを通っても免れてきたのですが、今年はダメでした。かなりの風が吹きました。
枝ごと落ちてます。自然には逆らいようもありません。

 

9月27日 「スケルトン」
林檎屋の園では3種類のハゴロモという虫が見られますが、写真はスケバハゴロモです。カメムシの仲間です。名前の通り、羽が本当に透けて向こう側が見えます。樹液を吸う害虫なんだと思います。
下の写真はジョロウグモに捕まってしまったスケバハゴロモ。自然界とは厳しい世界です。


 

8月14日 「内部褐変」
今年のシナノレッド、内部褐変という症状が出てしまったものがたくさん出ました。一部果肉が茶色く軟らかくなってしまいます。写真のように外部からわかればよいのですが、初期だと指で強く押してわずかに弾力を感じるくらいで非常にわかりずらいため、だいぶ混入してしまったのではと心配しています。もしお気づきの方はご連絡ください。
原因は高温や乾燥などが影響しているのではと思いますが、基本的に早生種に見られる症状で、対策としては早採りのようです。市場に出回るものはわずかに赤色が着いたくらいで収穫するようです。でも美味しくないんです。だから林檎屋ではギリギリの線を探って採っています。でも今年のようなことがあるとすれば、もう少し早めに採らなければならないのかもしれません。

 

8月14日 「ヒメカメノコテントウ幼虫」
成虫も幼虫もアブラムシを食べます。小さなテントウムシです。

 

8月2日 「犯人は誰?」
りんごはシンクイムシに食べられないように袋を掛けますが、袋を掛けることで写真のような被害を与える虫がいます。未だに正体がわからないので困るのですが…。
あまりひどいのは避けますが、皮の表面近くだけなのでご理解いただけたらと思います。

 

7月6日 「あんず」
今年の杏は花は咲いたのだけれど、実は極わずかしかなりませんでした。霜でしょうか、よくわかりません。その代わり大きなあんずが採れました。雨が少なかったせいか病気も少なくきれいです。
そんな訳で人気のあんずジャム、今年は自家用のみです。ごめんなさい!

 

7月4日 「食べれそう」
畑に撒いたもみ殻に生えたキノコです。

 

7月4日 「梅畑」
この畑では度々ハグロトンボを見掛けます。メタリックグリーンのボディと黒い羽根のきれいなトンボです。田んぼや川が近くにあるからですね。でも以前は気づかなかったのか見掛けた記憶はありませんが。
梅、今年はアブラムシがひどいですが何とか無農薬できてます。


 

6月17日 「これもまた気持ち悪い」
カイガラムシの卵塊です。この木はひどいです。
手で取ります。

 

6月12日 「稲」
田植えが終わるとひとまずホッとします。今年は活着も良いような…。
これから草やらイネミズゾウムシやら色々あるんですが、何とか収穫まで行けたらと思います。

 

6月12日 「やっぱり気持ち悪いですか」
キドクガがハチに寄生されたようです。
殺虫剤をほとんど使わない林檎屋の園は、天敵が多いんじゃないかと思っています。

 

6月6日 「恒例その2」
リンゴコブアブラムシ。この虫もなかなか減りません。
特に今年は空梅雨なのでアブラムシ喜んでますね。
シナノレッド特にひどいです。このりんご、病害虫に弱い気がしてます。

 

5月17日 「恒例の…」
昨年リンゴハマキクロバがあまりにひどく、殺虫剤を一回使いました。でも効いてるのかいないのか、今年もこんなんです。
どうもBT剤(有機JAS適合農薬)は効き目がまろやかな感じです。

 

5月17日 「トラップ」
りんごジューストラップです。結構入ります。
いろいろやって殺虫剤を使わないよう努力してます。

 

5月2日 「ヒラタアブ」
幼虫はアブラムシを食べます

 

4月20日 「こんなんです」
苗木を植えようと穴を掘ると、こんなんです。赤土と石。それが林檎屋の畑なのです(T_T)

 

4月14日 「ヒヨドリは害鳥か?」
芽が膨らむや否やリンゴハマキクロバが食べ始めました。かなりの数に気が重たくなっていると、ヒヨドリが何やら芽をツンツンしてます。
ひょっとしてハマキクロバを食べてくれているんじゃないのかなぁ〜。ヒヨドリはリンゴを食べる悪い奴ということになっています。でも、そうじゃないかもしれない。


 

2月8日 「地道に」
柿の落葉を燃やしています。来年の病気の感染源になるからです。
娘が手伝ってくれました。

 

1月18日 「モズ」
「畑の出来事」がずっと更新できませんでした。昨年の夏ごろからパソコンがおかしくなってしまって、結局新しく買うことになってしまいました。また様子を載せていくので見てくださいね。
剪定をしているとモズが近くまでやってくるという話は前にもしました。今回結構アップで撮ることができたので見てください。かわいいですね。

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