第15回全国大会・平成26年度総会 開催報告
 当協議会の第15回全国大会と平成26年度総会が、平成26年度総会を7月24日(木)に大阪南港のアジア太平洋トレードセンターATCホールで開催されました。
 今回も、“下水道展’14大阪”(公益社団法人日本下水道協会主催/7月22日(火)~25日(金)インテックス大阪1~5号館で開催)にあわせて、大阪での開催となりました。

平成26年度総会では役員の選出が行われました。昨年度より故・竹内会長の残任期間を引き継がれた齋藤文英福島県会津坂下町町長が再任され、理事に沖縄県読谷村の石嶺傳實村長が加わりました。

第15回全国大会では、齋藤文英町長が挨拶を行い、さらに京都府南丹市の佐々木稔納市長が地元を代表して歓迎の挨拶を行いました。基調講演は国土交通省水管理・国土保全局下水道部の堂園洋昭課長補佐の「今後の下水道事業の展開~新下水道ビジョンから見えるもの」でした。
 ゲストスピーチは
① モンゴル国ドルノゴビ県における生活排水処理の現状と今後
――静岡県都市局生活排水課 主査 日向典弘
② ブータンの下水道事業には土壌浄化法が最適
――土壌浄化法スキルマネジャー プブ・テンジン高橋
③ インドのシッキムにニイミトレンチのモデル施設を設置
――笹川平和財団 特任研究員 小木曽麻里
④ エコトイレとして沈殿分離槽+ニイミトレンチを設置
――静岡県NPO法人「複合力」 副理事長 加藤伸一郎
⑤ 下水道リバース・イノベーション 格安事業への道
―― 技術士 木村弘子
の5氏でした。
今回の大会は統一テーマを「世界に誇る技術の祭典・下水道展!―グローバル化の波に乗せる土壌浄化法―」とし、グローバルに展開されている土壌浄化法の報告がたくさんなされました。