第17回 全国大会・通常総会 |
〔平成28年7月29日:東京都〕 |
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全国大会の様子 |
当協議会の第17回全国大会、東京駅八重洲近くのオフィス東京で行われました。
今年の統一テーマは「地方創生に貢献する下水道事業」―小規模下水道による未普及地域の早期解消に向け活躍する土壌浄化法—です。大会は、7月29日(金)午後1時から東京駅八重洲口にほど近い「オフィス東京」会議室で開催されました。
全国の会員自治体をはじめ、下水道関係者も数多くつめかけましたした。いつものように稲垣茂事務局長の総合司会で大会は進みました。
冒頭、稲垣茂事務局長の呼びかけで熊本地震、及び東日本大震災による犠牲者に対する黙祷がささげられ、午前中の総会で再任されたばかりの齋藤文英会長の「地方創生は下水道から」という開会挨拶で大会は始まりました。
「下水道未普及地域に向けての支援対策」とした演題は、今年度から新設された事業マネジメント推進室の初代室長たる石井さんであればこそのものでした。「末普及解消のアクションプラン」「汚水処理施設の早期概成に向けての取り組み」について国交省の方針を詳しく話されました。さらに熊本地震の被害についても補足されました。
続いて登壇したのは熊本県土木部道路都市局下水環境課の森裕審議員でした。4月に発生した熊本地震の被害がどれほどすさまじく酷なものであったかデータと写真資料を駆使し、時系列チャートを追って下水道課の動きを説明していただけました。
会場の正面には事務局が撮影した被害状況の写真計14枚を掲示したのですが、それと相まって、森さんデータ、写真の迫力は目をみはるものでした。
会津坂下町建設課上下水道班の高畑良雄良雄班長による、下水道と災害対策のお話でした。会津坂下町の下水道は災害に強いということは言うにおよばず、処理場の敷地そのものが災害時の避難場所であり、そこには災害対応のマンホールトイレも設置する、という画期的な話でした。
第2部とも言うべき「途上国における下水処理技術」では、2人がスピーチしました。トップはメキシコに土壌浄化法のモデル施設を設置」というタイトルで、日本土壌浄化法ネットワークの工藤慎也理事でした。工藤氏は、世界の水資源から話を起こし、その水資源の有効利用をどうすべきかと数字を示しながら、途上国と日本の比較論を展開されました。
最後にブータンでの土壌浄化法の展開に関して日本土壌浄化法ネットワークの木村弘子理事(毛管浄化システム(株)社長)が連協全国大会の場で概要を説明されました。
当日のプログラムは下記の通りです。
プログラム
統一テーマ「地方創生に貢献する下水道事業」
―小規模下水道による未普及地域の早期解消に向け活躍する土壌浄化法― 総合司会:全国市町村土壌浄化法連絡協議会事務局長 稲垣茂
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受付開始 (熊本地震被害状況写真掲示) |
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開会の辞 |
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・会長挨拶 「土壌浄化法施設見学と地域水環境システムの導入」 |
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全国市町村土壌浄化法連絡協議会 |
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会長(福島県会津坂下町町長) |
齋藤 文英 |
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基調講演 |
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・地方都市の下水道未普及地域に向けての支援対策 |
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国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 |
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事業マネジメント推進室室長 |
石井 宏幸 |
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大地震における被害状況及び災害対策 |
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・熊本地震における下水道の被害状況 |
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熊本県土木部道路都市局下水環境課審議員 |
森 裕 |
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・「ばんげ方式」と坂下中央浄化センターにおける災害対応トイレ |
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福島県会津坂下町建設課上下水道班班長 |
高畑 良雄 |
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休 憩 |
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途上国における簡素な下水処理技術 |
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・途上国におけるトイレ問題を解決するには維持管理が重要 |
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特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワーク理事 |
工藤 眞也 |
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・ブータンを対象にJICA「普及・実証事業」で土壌浄化法を申請・採用 |
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特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワーク理事 |
木村 弘子 |
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大会宣言 |
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閉会の辞 |
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終 了 |
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