担当者会議 講師の方々の敬称は省略させていただきました。
福島県会津坂下町上下水道班上下水道担当 高畑 良雄
会津坂下町での土壌浄化法の担当者として、具体的な事業を推進するだけでなく、下水道フェスティバルや国内及び海外からの視察のご案内もされています。「こんなに良い技術がどうして広がらないのかな」という言葉が印象的でした。
長野県小川村総務課課長 久田 文人
小川村の下水道着手は15年以上前の事になりますが、長野県代行事業で日本下水道事業団が関与した第1号になりますので、当時は大変な事だったようです。村の意向を押し通した話には説得力があり、今でも土壌浄化法のよき理解者です。
岡山県新庄村産業建設課課長 三鴨 宏宜
高度処理に土壌浄化法を採用したいという要望はなかなか困難で、苦労されて建設に辿りついています。新庄村には処理場がなく、いろいろな事を生かす事ができなくて、残念といわれています。若い担当者と参加して、情報交換の必要性を話されていました。
土壌浄化法スキルマネージャー 渡邉 真人
土壌浄化法の処理場では、汚泥の発生量が少なく、汚泥処分における二酸化炭素の排出が少ない処理方式であると説明がありました。今後の更なる二酸化炭素の削減に向けた電気量の減量について研究していって欲しいものです。
 元毛管浄化研究会常務理事 木村 正二郎
土壌浄化法の開発者である新見正氏の思い出を、共に支えてくださった八幡敏雄先生の話を交えて有意義な話がありました。毛管浄化研究会で熱い議論を交わす故人の姿がしのばれ、天国でも今頃会議を開いている気がしました。
元埼玉県大宮市(現さいたま市)下水道部長
NPO法人日本土壌浄化法ネットワーク理事 鎌田 浩
旧大宮市でさまざまな仕事に携わった経験を、土壌浄化法との出会いとあわせて話がありました。「今まで作ってきた施設で今も残っているのが少年自然の家のニイミシステムとニイミトレンチである」とのことが強く印象に残りました。
NPO法人日本土壌浄化法ネットワーク理事 木村 弘子
省エネルギー型のニイミトレンチを採用することで、今までとは違った新しい下水道の流れが出来るものと期待しているところです。下水道を作っていく事こそ、地方主権の時代にふさわしいものと思っていますと語られていました。
財団法人下水道新技術推進機構
下水道新技術研究所所長 藤木 修
アメリカでの事例を交えた土壌処理の可能性の話は、これからの時代に求められるものと思いました。クイックプロジェクトで小規模ニイミトレンチが実現できると確信させていただきました。これからもお知恵を拝借したいものです。