ひとんちで (作詞作曲・しんすけ)


                       



宴会から生まれることの多いリグレッツの曲ですが、
この曲はまさにリグレッツの日常ですね。
主に、ゆきねえとひめですが。ひとんちで、やりたい放題です。
ひめなんか、実家よりここんちの方が物の場所がわかるくらい。


冷蔵庫のドアを開けて 冷えたビールを出して
栓抜きとグラスを借りて 勝手に飲んでもいいですか

手酌でごめんなさい


そしてこれまた、花火の日のこと。

ある年の夏、茅ヶ崎の花火大会は土曜日に予定されていましたが、
強風のため翌日に延期されました。

土曜日からはりきってスタンバイしていた酔客たちは、
一日宴会しながら待って気分は絶好調!
さっそく屋根に上って花火を待つ。
待つ。
待つ……。

始まらない。

通りを見下ろすと、海岸から駅方面へ流れる人の波がある。
酔客Aが、屋根の上から人々に向かって叫んだ。
「花火は、中止ですかあ〜?」

……反応がない。

「ダメよ、そんなんじゃ」
と立ち上がったのは、リグレッツの主砲、小さなTレックス、ゆきねえ。
降りて行って話しかけるのか、主催者に電話でもするのか。
たったったっと手すりに駆け寄ると、酔客Aに負けない声で、叫んだ。

「花火は、中止、ですかああああーーーーっ」

……結局叫ぶだけなのね。


海辺の花火の日は 強い風が吹いて
花火は中止ですかと 屋根から叫んでいいですか

高いとこからごめんなさい


ま、なんつうかね。楽しい仲間と楽しい時間を過ごすことが、
人生最大の贅沢って気がするわけです。


好きな場所で 好きなひとと
好きなことをするのが
好きなの


もちろん、客用ふとんやシーツのしまってある場所も
熟知してます。
しんすけ曰く、この歌は「おれんちで」


ビールを飲んだあとは 少し眠くなるから
勝手に布団を敷いて 
ごろごろしててもいいですか

気ままでごめんなさい




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