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楽庵だより

2011年8月29日
楽庵だより

楽庵ランチ開店に伴ないブログにお引越し致しました。

これからもお稽古や茶事の様子は更新してまいりますので、
よろしくお願いいたします。

http://rakuan2011.seesaa.net/









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2011年8月29日
楽庵だより

キッズのお稽古より



床の間の前でお花を拝見、「なんて花かな?」

虫かごが開いた状態にして荘っておき、

私  「どうして開いているんだと思う?」
子供たち  「わかんない~どうして?」

私  「コオロギが逃げたのよ、探してみて。」

酒井抱一の画の中のコオロギを見つけて、
かごを持つ子、捕まえようとする子。
とっても面白がってくれました。



今回の趣向は大成功でした。
これからも
楽しみながら季節を感じてもらえたらと思っています。



3歳の子もお兄ちゃんたちのようになんでもやりたくて
見ようみ真似で茶筅をふっています。


抹茶の美味しさを知ってしまったのかしら、一気飲み
そして吸い切り、おみごと!

月一回の交流会をとはじめましたが、皆んな心待ちにしているとのこと、頼もしく、これからが楽しみです。









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2011年8月28日
楽庵だより

八月のお稽古より
朝茶事

夏ならではの茶事、爽やかに涼やかに!



寄付には湿気と蒸す空気を清めるためにお香を。



待合では染付の火入れがお迎え。

朝茶事の流れを守って
お席入りの後お炭点前をいたしました。

お敷き持ち出し




冷酒


八寸 スモークサーモン 枝豆

後座の花

桃園むくげ 深山りんどう


点前座


主菓子


干菓子

お約束どうりに
「時がうつりましては、、、。」ということで
続き薄茶にさせていただきました。





いつも薄茶が点つ頃になると、
終わってしまうという心残りと、皆んなで作り上げられたという
充実感でいっぱいになります。

楽しい、楽しい茶事が出来るのもいつも参加して下さるかたがたのお陰です。
おりがとうございます。

合掌















汲出し ゴーヤジュース

少しの苦みで食欲を増していただいて。

向付 鯵の一夜干し


椀物 卵豆腐

預鉢 茄子の茶筅煮 冷製


ほんのり甘い
茄子のコンポート


漬物 5種










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2011年8月9日
楽庵だより
楽庵ランチのつきましては、ブログ(トップページからご覧いただけます)に準備状況を書いております。


今月のキッズのお稽古



青かえで コマクサ



「お菓子をどうぞ。」
が言い終わらないうちに美味しそうな水羊羹の誘惑に負けて
手が伸びていました。
ご愛嬌です、3歳もお兄ちゃんたちを見て覚え、
正座が上手に出来るようになりました。

月一回のいわば交流会のようなお稽古でしたが、
皆んなのなかにスイミングやリトミックと同じ習い事として、
認知されてきたようで、ご褒美シールがほしいといっています。

キッズママ達とご相談して次回までに用意いたしましょう。

キッズのお菓子はいつも手作りします。
喜んでくれるお顔を見るのが嬉しいのです。









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2011年7月5日
楽庵だより

8月  
昼の和食コースのお食事処として楽庵は再オープン致します。

ただ今準備の真っ最中です。



お料理については、友人にモニターさんになっていただきました。

メニュー決めやお料理の質、量、味について、
寛げる空間の演出についても、ご意見をいただきました。

まずは召し上がっていただき、
お持ち出汁の順番やタイミングは良いか?
何を下げ、何をお預けにするか(飯器を持ち出し自由に召し上がっていただく。)など
テーブル席で実際にやってみました。





以上、懐石にように、出来たてのものをお運びしました。

意見としては、
主婦がまた来たい!、紹介できる!と思える値段はランチとしては1500円から2000円だけれど、渡辺さんがそれでこれだけお料理をだせるのか?ですよね。との事。

楽庵の強みは



自家栽培の安心安全の野菜(本日も朝取りのをつかいました。)を提供できること、自宅であることなどから、
値段はおさえられるとおもいます。
検討中です。

四季おまかせコース料理ということになりました。

「それなら次はお友達お連れするので、いつ開店?」
冗談でしょう、、、、


その前にしなければならないこと!

有難いことに飲食店営業についてアドバイス下さる方が居て
まずは保健所でハウツウを伺いました。

お店に1人食品衛生責任者の資格を持つ人が必要。
キッチンは自宅用とお店用2つ必要。
お客様専用の手洗い、トイレが必要。
冷蔵庫は外から温度確認できるもの。
キッチンにカウンターがあるか。
フード型の換気扇であるか。
等々、
おおむねクリアー出来ましたが、
キッチンの中に調理をする人専用の手洗い場が必要とのことで

次は大工さんに相談しました。
設置できるとのことで早速今週工事に入ります。
大改造しないで出来そうで安心しました。

2回目に保健所に報告に行きましたら、今度は検便とのこと。

3回目は食品営業許可申請できるとのことで、

申請すると、1週間以内に検査にみえて、オーケーでしたら
次の日から営業できるそうです。


思いたったが吉日といいますが、
あっという間にここまできた感があります。

新しい事への挑戦はいつも元気とやる気がみなぎって、
充実感でいっぱいです。


無事オープンのお知らせができるよう頑張ります。












汲みだし



1、向付にしめさばの昆布〆め

2、ご飯とみそ汁



3、サラダ



4、煮物(飛竜頭の炊き合わせ)



5、酢の物


6、新じゃがいもと真じょうの練りもの



7、牛肉巻

8, 香の物



9、デザート







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2011年6月30日
楽庵だより

茶花便り


今年も茶花には厳しい夏となりそうです。

雨あがりの美しい姿も一時のこと。




虫とり草



おみなえし (少し早く花を付けています)



虎の尾



唐糸草

ほんの2週間ほどで入れ替わる山野草は目が離せません、
ひっそりとでも一瞬のきらめきをみせて終わる花々です。

何時花を付けたの?と花を見ずに過ぎてしまったときなど
短いけれど確実に時を刻んでいる小さな花達を愛おしく思います。















白花京かの子



松本せんのう (緋色)



せんのう  (白)




半夏生














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2011年5月30日
楽庵だより

5月 正午の茶事

当日は雨模様。













雨がこれほどには出来ない、と言うほどに美しく打ち水をしてくれました。

寄付では


雨の日のどんよりとした気を祓うように和洋の花がお迎え。
後座の花があるので他の花は控えてとの習いもありますが、
後座の趣向もあるので、まずは生き生きとお迎え。



掛物は5月らしいもので。

ご挨拶の後早速にお膳を。


                     
山葵葉は茎も同様に山葵のつ~んとしたかおりがします。
(庭で育てています。)




小吸い物の後
八寸でしたが、山の物はアスパラ、海の物は旅先で見つけた
アユの一夜干しをお出ししたのですが、主人から
「アユは川だから、山の物、山の物でしょう?」と声がかかり
ごもっとも!と笑いも起こるなかお酒もまわってきた頃か?
雨の音と共に、ゆるゆるとした時間が過ぎて行きました。





楽翁さん渾身の矢羽根屏風が待つ手前座にて
お客様に炭所望お願いいたしました。



主菓子登場!

わくわく、どきどきの瞬間です。
    
今回も私、手作りいたしました。


晒餡を白餡と薯蕷練りきりで包み青楓の成形をしました。
お席中では、美味しい綺麗とのお言葉いただきまして、
苦心のお菓子作りが報われました。

途中経過。


前日にねっとり芋(山芋のような)と白餡を練りきり、
疲れるつら~い段階です。
冷蔵にして、当日8時より包め、成形をしました。
分刻みに忙しい当日で、丸めながらも心はあれもこれもしなければと飛んでいました。
出来上がりは水屋にて常温で出番を待ちました。

「お菓子をお召し上がりの上、お中立を」

後座

花は掛物にありますので、
的に見立てた水盤にもみじの若葉をいれました。






湯の音と雨の音のみの静寂の中、
心を込めてお濃茶を差し上げました。


楽翁さんからアイディアをいただいた刀の鍔の蓋置も
お客様の拝見の所望を受け趣向をお楽しみいただきました。

薄茶はもう一度お中立いただき、
点前座を改め、茶箱花点前にてお客様にも
点てていただきました。




お干菓子


「美味しそう、、、」

終わってみれば、、、
生憎の雨でしたが、心休まる茶事を味わうことができました。
雨音は風や鳥の声のように優しかったです。

久しぶりの茶事でしたので、思ったように運ばない事も多々ございました。
精進して、楽しかったと言っていただける茶事を目指します。

ありがとうございました。

合掌
























































汲みだし

ほんのりと温かいもの。






懐石料理


 豆腐、アスパラ、合わせ味噌


向付

帆立、香味野菜、山葵葉



椀物

海老しんじょう あさり、みつば
潮汁仕立て

焼物

ぶりの照り焼き


預鉢

炊き合わせ

タケノコ、油揚げ、わかめ、糸人参
木の芽

強肴

かつおのたたき


香の物









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2011年5月15日
楽庵だより

5月の楽庵茶事の準備中


お迎えするお客様を思い浮かべ、趣向や取り合わせを考えつつ
毎日楽しく過ごさせていただいています。

と、その前にやらなければいけない事。



1週間たつと、乱れてしまう庭の手入れ。
木の剪定、草(ほとんど茶花ですが)目をつぶって根ごと抜き去る。可哀想ですが小さな庭には増えすぎて困ります。


                   




などなど、楽しみ、苦しみ?つつも
後座の花なども当日なにが入れられるか
      わくわくしながら時を計っています。


そして今回の趣向のメインは
楽翁さん手作りの矢羽根屏風、完成間近です。




弓道なさる方から拝借した本物の弓道用の矢です。
何種類もある中何が合うか選んでいるところですが、
本物の迫力で贅沢な風炉先屏風となりそうです。

因みに、細い矢は遠くに飛ばす為のもので、上の方を向けて
射るのだそうです。
種類があるのも知りませんでしたので、矢についてのお話も興味深かったです。

それから


楽翁さんのコレクションの刀の鍔から、矢羽根のものを



銅線で固定し蓋置に見立てました。


私は笠間の陶芸祭りで出会ったものをどう茶事に生かそうかと
思案中です。
見たとたん、矢を射るまとに見えたもので即購入。
伝統工芸士さんの作でご本人がいらして
震災で壊滅状態の仕事場のご苦労話や、この作品の作り方や
陶芸全般のお話など伺い、勉強させていただきました。




お客様あっての茶事はもちろですが亭主としての楽しみは尽きません。
季節を先取り、季節を切り取り、季節をいっぱいに感じてする茶事は心身を健康にしてくれるものですね。


皆さんの協力で出来る茶事です。
有難く、楽しみにお待ちしています。
































畑では懐石料理の為の野菜選び。

葉物野菜
虫よけは銀テープでしてます。


さやいんげんの花
収穫が間に合うといいなあ~。

野草は
たらの芽、こしあぶら、こごみ、
かんぞう、ふきなどです。





















































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2011年4月25日
楽庵だより


花々がお客様をおもてなし





芽吹きの頃、玄関では旧友をきぶしの花がお出迎え。



お茶をなさる方ですので、床の間には花ミズキを
白薩摩焼の花入れに入れてお待ちしていたのですが、

「お花が綺麗ね~」の一言で、

庭に点前座を急ごしらえして、外腰かけにお菓子をお持ち出し。
茶箱の花点前にてお茶を差し上げました。


爽やかな日差しと風、それを喜ぶかのように芽吹く花々を
愛でながら寛ぎの時間を過ごすことができました。




昨日の雨に洗われてすがすがしい花々

  






 
        

     































余震も感じられる中、
最後の藪椿の花が落ちましたが
後には力強い新芽が沢山出ています。

小さな庭のなかでも再生の兆しがあり、
東日本の震災からの復興、再生を願わずにはいられません。
































































































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2011年4月12日
楽庵だより


英語でお茶会


4月17日からイギリスからのお客様をお迎えして、
楽庵では歓迎の茶会を予定していましたが、
東日本大地震の為
日本訪問のプログラムが中止となってしまいました。


我が家は20年ほど、The Friendship Force の会で
5カ国10都市の方々をお迎えし、4カ国8都市を訪問して交流を
続けてまいりました。


フレンドッシップ フォースとは

1977年、当時の米国大統領ジミー カーター氏の提唱による
ボランティアによる国際交流の組織です。

国家間の交流は外交官だけではなく、一般市民も参加できることであり、参加すべきであるという考え方から活動がスタートしました。
外国のメンバーの家庭で生活を共にし、お互いの文化を理解し
認め合い、友情を深めながら世界平和に貢献しようというのが、
このプログラムです。

私が茶道をこれまで続けられたのは
先生初め、家族、同門の皆さまのお陰ですが、一つには、
日本の素晴らしい文化である茶道を、交流を通じてお伝えしたい
との思いが強くありました。

加えて、茶道をなさるメンバーの方と、英語で茶道を紹介出来るように月一回、楽庵でお勉強会をしておりまして、
楽しみが増えました。



淡交社の
茶の湯英会話
茶席で話す英会話
英語版茶道用語辞典
コロナブックスの
日本を知る105章

などを参考に、道のりは遠くても、
交流という目的があるので楽しみつつお勉強いたします。

英語で茶道に興味のある方のご参加もお待ちしております。























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2011年3月21日
楽庵だより
東北関東大震災
     お見舞いと祈りの為の茶会




  








黙とう

心痛めるばかりの数日を過ごしました。
当日は地震がおさまるのを待ち、
ご近所の一人暮らしの方々の安否確認のため、
いたずらのピ~ンポ~ンダッシュのようにして、お顔を見て
まわりました。
心細くしてらしたので、とても喜んでいただきました。

日頃、ご近所茶会などで情報交換していましたので、様子が分かっていましたので役立ちました。




掛物は主人の定年の折、
これからは好きな釣りなど存分にしてくださいとねぎらいの
思いで贈ったものでした。

今回、楽しみをもたらすはずの海が津波となって押し寄せました。
余震の続くなかどうか海が静まりますように!



水仙、冬あやめ




主人は膝がいけませんので、
座忘斎家元の考案された座礼棚を写した主人手作りのお棚で
薄茶を点てていただきました。

お墓参り(御先祖さまがお守りくださったこと御礼いたしました)
を済ませ、
久しぶりに静寂の中、二人でお茶をいただき、
あらためて生かされている幸せを感じさせていただきました。


                       
損傷なく無事だったお道具のなかから東北、関東の地方のお道具を取り合わせました。
相馬焼の香合、益子の抹茶茶碗、南部鉄瓶など。 



主人作の薄器
15年ほどたったどうだんの木を増築の為切りましたので、
思い出にと手作りしました。
かたい木を根気良くくりぬいて、中だけ漆をぬりました。
木といえば、
今回の津波は防風林も防波堤もなぎ倒し押し寄せたそうです。
自然の力には抗い難いですね。

被災を免れた者として、出来ることは何か?
私共は、
出来る限りの募金をし、節電し、風評に惑わされず平常心で日々を過ごすことにいたします。

計画停電などの少しの不自由さは、炭や灯りを使ってする茶事の経験を生かして過ごし、被災地に良かれと願って耐えることにいたしましょう。

一日も早い復興をお祈り致しております。
合掌




















お菓子作り

被災者の方が1つのおにぎりを
分け合って食べているとの事、贅沢なお菓子ははばかられますので、

餅粉うるち粉でお団子を作りました。


黄粉を加え練り、

小さく丸めた餡を包み、

蒸し、

直ぐ冷ますと艶よく仕上がります。

温かいうちに黒蜜をかけて。







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2011年3月5日
楽庵だより

お祝いの茶会

親しい友人のお子さんの卒業、進級をお祝いして
楽庵のキッズ会の子供たちと一緒にお祝いの会を致しました。




お招きしたお子さんたちのママの手作りのケーキ。
美しく、美味しくて心和むケーキをありがとうございました。














手作りの雛達もお祝い会を盛り上げてくれました。



吊り花入れを出舟にして、新しい世界に向かう子供たちへの
はなむけの気持ちを表しました。



正王母、寒芍薬
生き生きとした子供たちに負けないように、葉に沢山露打ちしました。



白い靴下に履き替えて、日頃のお稽古の成果を発揮して
おもてなし、頑張りました。



お招きしたお子さん達にも体験していただきました。



茶筌をふってお茶も点てていてだきました。
良い経験でしたと喜んでいただき、有意義な一日となりました。










お雛月のこと、趣向として貝合わせで遊んでいただきました。



名残惜しい会が終わって思う事は、
一期一会
目に耳に馴染んだ言葉ですが、育っていく子供たちと一緒に
過ごしたせいなのか、心にしみて胸がいぱいになりました。

子供たちへ
今日の出舟の花入れを思い出して、自分でしっかりと舵取りをして大海原にこぎ出して下さい!
ご成長祈っています。


合掌














皆さんに作りたての主菓子を
美味しく食べていただきたく、

早朝桜餅、道明寺手作り開始


餅米を桜色に蒸しあげました。



半突きした餅米と
白餡(白、緑、ピンク)三色用意



桜の塩漬けの戻したものを手水に使い、塩分と香りをうつしました。

雛の色、花、雪、若草の餡をを練りきりの餡包みの要領で包み、
中心は晒餡。



完成、終わりごろになると、
上手に包めるようになりました。
上手になるには、
数作ることと心得たりですね。

雛道具の蓋物に入れ、子供たちが
食べやすいようにしました、

黒文字でとはいきませんので、
手でガブ!とした後に手を清めるように濡れ小茶巾を添えました。
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2011年2月25日
楽庵だより

海無し県に住んでいますが、いち早く旬のお魚到来!


海釣りが趣味の方から、朝釣っためばるをお昼にはお届けいただきました。



「1.2カ月後のほうが、大きいのが釣れるのだけど。」との事でしたが、めばるは春を告げる魚で心待ちにしているそうです。

ピチピチのお魚で、背びれはピンとして、トビウオのように飛びそうです。

それでは



早速、から揚げの野菜甘酢あんかけで一品



ドライブで出かけ、きのこ狩りした数種のきのこと



雪や霜にも負けず育った自家栽培の野菜で



きのこ鍋の夕げとなりました。

春を感じる方法はいろいろありますが、
今回の魚で旬は有難い限りです。

釣りをなさる方の茶事は、懐石料理が楽しみでしょうね。
四季折々のお魚を主役に出来るのですもの、羨ましい!

   ごちそうさまでした。






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2011年1月29日
楽庵だより
新年茶会

風もなく差し込む日差しは温かく、絶好のお日和の中
楽庵茶会当日となりました。


お席は

広間


花    白梅、あけぼの椿
花入れ 白薩摩焼


立礼席




花    蝋梅、乙女椿
花入れ 扇面 


立礼席の取り合わせ。
水指  金襴手 竹林
棗    あけぼの棗
茶碗  日の出鶴 

替茶碗の用意。

1時より五時まで三席にグループ同士でお入りいただけるように
事前にご案内いたしました。

お集まりのお客様にまずは一献。


お車でお越しのお客様にはアルコールなしの甘酒をご用意。


子供たちのおもてなし。


一席目は広間にお入りいただき、
子供たち(6歳、4歳、2歳)がお菓子をお運びいたしました。



ドキドキしているのは、お点前さんとママたちで、


子供たちいつものように大きい子から順番にお客様の前に
お菓子を置き、左、右と下がってお客様のお顔を見て
大きな声で「お、か、し、をど~ぞ」

それだけで、お席が和み主客双方の緊張がとけました。


二席目は正座が難しい方も居りましたので、立礼席にご案内。
やはり、子供たちのお運びにお客さまには喜んでいただけたのですが、
子供たちは一回も立礼ではお稽古していませんでしたので、
「お、か、しをど~ぞ」までは良かったのですが、
どう下がればいいの???状態で、その場で固まっていました。
それもご愛嬌でしたが、
習わぬことは出来ぬ。ですね。
大人ですとなんとかしてしまいそうですが。

逆をいうと、純粋に覚えたことは出来て、忘れない。
若干2歳もお兄ちゃん達のを見て、同じように動き、やろうとする。
おそるべし、キッズたち!
お客さまの「上手ね!有難う!」のお言葉をいただいて、
嬉しそうでした。

楽庵での初めての新年茶会をいたしました。
お客様には多数お越しいただきまして、私共は良いお勉強をさせていただきました。
次回に生かすべく、精進いたします。
有難うございました。

合掌







寄付はお正月気分満載でお迎え。






前日より主菓子の準備

つくね芋を蒸す。
蒸し上がりの真っ白なものだけを使いました。
厚くむいたつもりでも、色の変わったものもありました。


漉し、練りきる(鍋にいれ弱火で砂糖を何回かに分けていれ練り、練り、練り・・・・)
20個は作りたいと無心に練りつづけました。


途中経過。


仕上がりました。
     銘は早梅としました。

漉し餡を紅餡で包み、最後に練りきりで包む。
イメージどうりに出来るか!
どきどきでした。

今回の練りきりのこだわりは、
つくね芋独特の雪の白さでなく、
真珠(ミルキー)の様な自然な色
を使い、新春を感じる紅餡が
透けて見えるようにしたかったのです。


子供達が運びやすいように、
お客様がいただきやすいように、
台付きの菓子皿を用意。


切り口の紅餡の色出しが難しかったです。
濃過ぎると美しくないし、薄過ぎると
表に透けないので。

お客さまの
「美味しい!綺麗!」の励ましの
お言葉が嬉しく、お菓子作りの楽しさにすっかりはまってます。
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2011年1月15日
楽庵だより
    
   初稽古より


茶花     猫柳、椿(初嵐)


主菓子    収穫した花柚子で柚子菓子を手作りしました。

花柚子の大きさの揃ったものを洗い、蓋の部分を切り取り
水から20分煮て茹でこぼす。もう1度水から20分煮て
中の種などを取り去り、もう1度お湯で茹でこぼしてから
砂糖を振りいれ、ジャムの要領で煮てゆっくり冷ます。

中に入れる羊羹は白餡、花柚子の煮汁、寒天を煮て
氷に漬け、注ぎ易い濃度にして花柚子の口いっぱいに注ぎ
冷蔵庫に入れる。

白餡の甘さと柚子の甘酸っぱさのバランスが良く
柚子の色が綺麗に残って、見た目も美しく仕上がりました。



手作りが失敗したときの用心に
和菓子屋さんの練りきりのうさぎも用意。



楽庵茶会の予行練習

1月29日、友人、知人を招いて茶会を予定してしています。

1年半お稽古してきた子供たち(6歳、4歳、2歳)がお菓子をお運びして、お弟子さんが薄茶を点てる。
お稽古してきたことを実践に移してみます。

子供たちは、いたって呑気(まだ楽しいお遊びくらいに思っているのでしょう)
私たちはお客様を想定して動いてみたり、子供たちの動線を考えたりで、てんやわんやでした。

茶事、茶会を目指してお稽古をするのは楽しさ倍増ですね。
完璧を望むのではなく、今できることの精一杯をめざす!
さあ、どうなりますか、楽しみ半分、心配半分といったところです。

結局、打ち合わせは一回では済まず、当日までにもう一回となりました。

  今年もいよいよ始動しました。
    実践あるのみの楽庵を、どうぞよろしくお願いいたします。









初春のお慶びを申し上げます。








中をきれいにくり抜いたところ。



菓子器に盛ったところ。




立礼席の花 水仙、素心蝋梅
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2010年12月31日
楽庵だより


おせち料理作り




12月29日より31日まで、年末の用事をしながら、手作りしました。
我が家のみならず、親戚、友人用にも作りました。
写真は友人用のものです。

昨年から、蒲鉾も手作りして、すべて素材選びから心掛けました。

田作り、畑にイワシの稚魚を撒いて、畑の肥料にして、豊作を祈っ   たということです。我が家には特に大事です。  

黒豆と花豆は3日をかけました。囲炉裏に炭を置き、鉄鍋でことこ   と、鉄鍋ですと釘を入れたりしなくていいし、じんわりと火が    伝わるので照りのあるまるまると煮上がります。

暮れにお豆や京人参や京芋など到来しましたので、美しい
   炊き合わせができました。

柚子釜の柚子も畑で育てています。
 小さいのは花柚子で、丸ごとジャムのように煮て、中に羊羹
 をいれお菓子にしました。

お正月に美味しいといって、食べていただけるかな~と
わくわくしています。

皆さま、良い年をお迎くださいませ。

























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2010年12月27日
楽庵だより


千秋楽の茶事


ひと月ひと茶事をめざしてまいりましたが、いよいよ千秋楽を迎えることとなりました。
クリスマス時期でもありますので趣向に取り入れてみました。

以前から信仰もないのに、飾りたてるだけのクリスマスに違和感を感じていましたが、
お茶をするようになって季節の趣向にしてみても、、、、と
思うようになりました。

茶道の歴史の中にもキリシタン大名あり、茶室や茶庭に取り入れられたり、
点前にも影響があるなど少なからず関わりがあるようで、今回は世界共通の平和、安寧を祈って進める事にいたします。


寄付

キッズ達の贈り物や友人の手作りの品々でお迎え。
人のぬくもりやあたたかさを感じていただけたら嬉しいです。


濃茶茶碗は金彩、薄茶茶碗は織部の緑、黄瀬戸の黄色、柿釉の赤でクリスマスカラーを用意。


 初座


本席の掛物

信を万事の本となす。
茶道においては基本を大事に、 人においては信用、信頼を大切にと、毎年千秋楽にはこの掛物で基本に立ち返り、
新しい年への心構えといたします。

初炭

干支(虎)の香合に今度会えるのは12年後ですね。

懐石

向付

牡蠣と白子(柚子醤油)




星はクリスマスには重要なアイテム。
三人の賢者が星に導かれてキリスト誕生の地にたどり着くことができた。モミの木の上の星にも意味がありました。

主菓子

クリスマスには定番のお菓子シュトーレン(キリストのお包み)
人間の大きさくらいなシュトーレンを作る国もあるそうで、
これは、ミニミニサイズの主菓子です。

餡をアイスで包み、大福餅粉で包み、
ひいらぎは練り切りで作りました。

ひいらぎは冬でも常緑で生命力を表しているので、日本の松と同じ意味なのですね。



 後座


後座の花(初嵐、冬花火)    


キャンドルの灯り

点前座

茶入れは手持ちの中で一番背の高いものをツリーとして。
硝子作家(迫二郎)の水指を長板一つ置きに据え。

濃茶を心からの御礼と来福を願ってお客様にお点ていたしました。

薄茶

お干菓子


お忙しいこの時期に駆けつけてくださった
主人の茶友の方も点ててくださり、
お陰さまで、和やかな楽しいお席となりました。



楽しい時間は本当に早く過ぎてしまいます、
薄茶になると名残り惜しい気持ちがして、亭主としては
なんとかお引き留めをと止め炭したい気持ちがわかります。

お客様には年末の慌ただしい中、いらしていただきまして
ありがとうございました、
また、たびたび楽庵茶事にご参加いただいた皆皆さまに
心から感謝申し上げます。
有難うございました。
                合掌
               



  



















楽庵のリースは
椿や畑の常緑樹を使用。


 相変わらずの自家製野菜。

 汲みだし(ココア)



  汁 南瓜(白味噌仕立て)胡麻


 椀物
真じょう(海老、いか、帆立)
蕎麦巻き、冬野菜、柚子

 お酒はシャンパンで。




 焼物
カジキ(バター風味)


 預鉢
 鶏団子と野菜の炊き合わせ
 (ツリー仕立て)


 カニの甲羅のグラタン。

小吸物 (生姜)



 八寸
唐すみ、銀杏、ブロッコリー

 香の物 (沢庵、自家製漬けもの)













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2010年11月29日
楽庵だより

11月の茶事

今回は夕去りの茶事を予定しておりましたが、
お客様の体調、ご都合など合わず、
結果、一客一亭の茶事となりました。

特に難しいと言われている茶事を体験する為に、
いざ!

外腰掛から 
     (見上れば 木守り一つ 夕が去り)


今回は懐石とお道具の取り合わせを柿尽しといたしました。 


三時半お席入り

主人作の四畳半の囲炉裏小屋、暑さ寒さを芯から味わえます?


    茶の花
初座の床には花がお約束。花入れは自作の蕎麦釉の旅枕。



炭手前
 お寒いことですにで、最初から
通常より、多く炭を置きました。

香合 柿



お敷きを運びだし、一献。
ここから亭主相伴となりますが、
半東も水屋のお手伝いもおりませんので、

炊きたてのご飯を土鍋、汁を鉄鍋にて囲炉裏に据えて
お付けしながら、お相伴いたしました。

囲炉裏の火を分けて、土鍋を
五徳にのせて、

汁替えの鉄鍋はお釜を下し
自在に掛けて、

しかし席をはずさなければならないことも多々あり、
お客さまにはお慰みにと、炭箱をお預けして自由にお炭を置いていただきました。


中立

三時半のお席入りでしたが、釣瓶落としに日が沈んでしまいました。
腰掛で夕ざりを楽しみつつお菓子を御一緒にと予定していましたが、早々と火鉢、行灯の出番となりました。





後座


あまり侘び(朽ち)てもいけませんので、掛物は
本居大平の和歌の真筆を掛け  
台目棚を据え、
水差 信楽焼{灯が映るのはいけませんので)  茶入 大海、薄茶器 柿と取り合わせてみました。

一客一亭の場合は続き薄茶は寂しく、お引き留めの意味もあり、
後炭手前をするものだそうです。
今回はお客さまに十分良い火あいにしていただいていましたので、すぐお薄を差し上げました。


薄茶は信楽焼の隆月作の柿釉の茶碗で。
点てたお茶を引き立立てくれました。

お見送り
一客一亭のこと、外までご一緒いたしました。
灯りが名残りを惜しむように足元を照らしていました。



一客一亭、夕去りの茶事、難しく反省点も多々ありますが、
お炭や灯りの癒しには特別なものがありますね。
体は疲れても心は満たされて、震えるような感動があります。

それも、これもお客様が受けて下さるお陰ですもの
心から感謝申し上げます。


















今日の日を待ってくれていました。

 汲みだし しょうが湯  


 向付
烏賊 (わたに出汁を合わせて)


 汁 南瓜に黒胡麻



 一献


 椀物
 牡蠣の里芋包み 青ねぎ、人参、  柚子


 焼魚 鰤の幽庵焼


 預鉢 柿釜サラダ


 八寸 牡蠣のスモーク ブロッコリー
     種から育てたブロッコリーの     初なり。

 香の物 蕪 沢庵 山葵菜


 主菓子 柿
朝の8時からつくね芋を蒸して、手作りしました。
色粉を混ぜて、柿の色 柿のへたの紅葉を表しました。

かき尽しを心がけましたが、
 牡蠣はごろ合わせではなく、
   旬を考えてのことです。
趣向は過ぎてもいけませんものね。

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2010年11月5日
楽庵だより

生菓子作り

先月の茶事で初めて、主菓子の練りきりに挑戦しました。
また作ってみたいと思っていましたら、
同じ思いの方がつくね芋お持ちくださいました。

それではと、早速
つくね芋を切って、20分蒸し、漉し、鍋に移し、火にかけ
弱火で砂糖3回に分けて入れ練りあげる。

冷まして、色粉で色づけ、餡を入れて形作る。

色粉と練りきりの柔らかさに慣れて、前回よりはだいぶ
レベルアップしたと思います。

何より作っている間が楽しかったです。
「銘は何にしましょう?」と
決めてから、成形。



銘は
  残菊とてまりです。




作りたての自作の生菓子を前に、しばし眺め、
その後は美味しいお薄と共にいただきました。

う~ん、なんて柔らかくてなめらかなんでしょう!


















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2010年10月31日
楽庵だより
10月の茶事

ひと月ひと茶事を目指してまいりましたが、
いよいよ名残りの季節となり臨時の茶事をいたしました。

趣向はNHKテレビの和を楽しむで紹介された和菓子作りに
お客さまと一緒に挑戦。


寄付で名残りの花がお出迎え

臨時の茶事で、またまた難しいところに自分を追い込みました。

お菓子作りがメインですので、その時間をつくるために、
懐石料理を点心としてお出ししました。

椀物   五目野菜と海老のかぼちゃ包み

点心 
         汁、ご飯

         鯛の昆布占め 甘酢菊花 

焼き物     トロカツオの幽庵焼き

炊き合わせ  小芋、南瓜、椎茸、ししとう、蒸し鶏

         しらす入り卵焼き  
         じゃが芋の香味合え生ハム載せ

揚げ物     海老しんじょうの菊花揚げ
         田楽茄子

香の物    蕪、しょうがと昆布の漬けもの


流れどうり炭手前をいたしました。

次は主菓子を運びだし、
「お召しあがりうえ、お中立を。」なのですが、

「どうぞ、お菓子お作りになられ、お召し上がりのうえ
お中立を」
とお伝えしました。





早速、お客様ともども台所で、練りきりの主菓子とすはまを作りました。

練りきりを練っている間、同時進行で、すはまを作りました。








紅葉、銀杏、松葉が出来上がり。



お客様それぞれ、思い入れの主菓子が出来上がりました。

お菓子の銘は
左上  初霜   (下のほうから、白と緑のぼかしになってい            て 、 霜が連想させられます。)

左下  ふくら雀 (ほんとふっくらで可愛いく、葉っぱやぽっち            がついていて、テクが感じられます。)

右上  通い路  (秋の山に入って、浅い紅葉を楽しんでいる
            ところでしょうか。)

右下  紅葉山  (そのものズバリ、山の上から色づく
            もみじをイメージできますね。)


ここまできて、そうそう茶事してたのですね。
と吾に帰って、お席中にお持ちだし。





そして、後座
無理無理且座をいたしました。


花、香盆、にらみ菓子を荘残したところ。


皆さんの感想。
自分で作ったお菓子はことのほか美味しくいただきましたが、
もっともっと綺麗で美味しいのを、作ってみたいですね。

初めて作ったにしてわね~と手前味噌です。

すはまは、思っていたより美味しいものなのですね。


お話も弾み私も本当に楽しい時を過ごすことができました。
お忙しい中お運びくださった皆さまに
心から感謝申し上げます。
有難うございました。











汲みだし しょうが湯



椀物で一献


菊酒


点心







お芋を軽量



蒸した後、裏ごし


火にかけ、練ったあと、
色粉で練り込み


成形


途中経過



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2010年10月22日
楽庵だより

10月のお稽古より


お弟子さんが「床の間に掛け物を掛けさせていただけますか」

「ご遠慮なくどうぞお持ちください。」と私

そしてご披露くださったのが、
この掛け物。



ご自身の書で
落款を作り、表装を頼み仕上げたそうです。

お母様の80歳の傘寿を祝っての贈り物とのことでした。

茶掛や、禅語の本を熱心に読まれているな~とおもっていましたが、ふさわしい文言を探していたのですね。

意味は七福神(大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、布袋尊
         寿老人、福禄寿)
全ての神が存在し、まことにお目出度いとのことで、
お母様の健康と長寿の願いを込めて選んだそうです。

本人は「十分ではないですが、娘が心込めて書いたものは、
どんなものでも喜んでくれると思って。」と謙遜されていました。

なぜ掛物を贈る気になったかをお聞きして、感激いたしました。
それは
今、自分に出来る精一杯で、と言う言葉に励まされて書く事が出来ましたとのことでした。

私は日頃、お稽古や茶事茶会をするとき、
:今日出来る事を一生懸命する: と自分にも言い、皆さんにもお伝えしています。

体調、精神状態など良いときばかりではないですね。
人と比べたり、自分を情けないと思ったりせず、
その日の出来る精一杯のことをすると、誰が褒めてくれなくても達成感に浸れます。
自分で自分を褒めてあげる訳ですね。


茶掛は高僧などの、、、、とありますが、今日はお母様のお祝いも兼ねて掛けさせていただきました。

「お正月の掛物みたいで大丈夫ですか?」と心配しますので、
十月は、神無月、一年中で一番陰の月ですもの、
この茶室だけは、沢山の神さまに守っていただきましょう。
と言ってお稽古始めました。







最後の風炉のお稽古は
基本の初炭、後炭、濃茶。
そして今日の精一杯で点てた美味しい薄茶で終わりました。








  
  茶席の花







三重切りの花入れに季節の花を
入れました。




名残りの花のつもりが元気過ぎて
今が盛りのようです。



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2010年9月27日
楽庵だより

9月の茶事

臨時の茶事(蕎麦懐石)


良い蕎麦粉が届きましたので、臨時の茶事を催したくと
お声掛けをして、お客様にはお越しいただきました。



本席
立礼のお席の掛け物

臨時の茶事といたしましたのは、
お席中で蕎麦を打つという無謀なことする為です。

まずは、向付と椀物で一献の後、お預けとし、召しあがっていただいている間に蕎麦を打ちました。


お席のとなりに準備


水回し


練り


丸延し


角出し 巻きつけて延す時にパタンパタンと音がするところから、
お蕎麦は打つというそうです。


切り




茹で








無事に初座を終え、お中立いただきました。
改めて広間に動座を願い、

お炭手前の後、お菓子を召し上がっていただきました。












後座は濃茶付花月をいたしました。






点前座


お客様が参加型茶事と思し召していただき、お手助けいただけましたので、無事終えることができました。
私は亭主のお役を存分に楽しませていただきました。
有難うございました。
お客様には
これに懲りずにご参加のほど
これからもよろしくお願いいたします。







台風一過、素晴らしい秋空

寄付 かぼちゃのランプがお迎え

寄付の掛け物


汲みだし


向付 鯵の酢占め
椀物 冬瓜のしんじょう見込み


一回目はざるそばで

蕎麦汁は辛めで


差し入れの薬味


天麩羅は、お客様にお手伝いいただき、揚げたてをお出しできました。


二回目は甘めのつゆで温かいお蕎麦

預鉢 豆打蕎麦粉焼き
   枝豆をゆで、つぶし長芋、卵白    を混ぜ、蒸し、蕎麦粉をまぶし、    焼きました。

小吸物  しょうが


八寸  烏賊 椎茸


香の物 ぬか漬け
蕎麦湯と小さなおむすびで召し上がっていただきました。



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2010年9月12日
楽庵だより

菜園だより

萩が見事に返り咲きました。


槿 
夏の茶事には毎日花をつけてくれるのお助けの花です。


竜胆    少しずつ秋の花に移っています。

四季咲きのバラ、茶花には使えませんが、炎天下、美しく咲いてくれました。


次の季節の野菜の準備



通年ですと、畑に地下撒きできる野菜も、今年の暑さで芽が良く出ません。半日陰で、ポットで育て、移植します。



午前中の畑仕事から帰りましたら、海釣りから帰ったばかりの
ご近所さんから、ヒラメをいただきました。
ヒラメを釣るのはとても難しいそうです。
あいなめ、ほうぼうなど、季節の釣りたてのお魚をお持ち下さるので、海無し県に住む私共は嬉しい限りです。

それではということで、今日の採りたて野菜と釣りたてのお魚が、


晩酌の友、三品になりました。


ヒラメの昆布占め(限りなく、ソフトに)
  焼きナス、味噌田楽、粉山椒 オクラ
     ごーや、玉ねぎ、胡瓜の胡麻酢合え

野菜も採りたて、お魚も朝まで泳いでいたのですもの。
「う~ん美味しい!」しか言えませんね。

そしてこんな食材で茶懐石を作り、臨時の茶事をして、
皆様に差し上げたいと思う私でした。




元気な野菜たち



今年の野菜作りは日照りで難しいといわれる中、次々と元気に実をつけている茄子。

これではなんだか分かりませんね。

きゃべつでした。
食べるのはもう少し先のようです。
種から育て、無農薬の為、虫よけネットをぐるぐる巻きにしています。
しないと、ちょうちょや虫のご馳走になってしまします。
市販の穴一つないきゃべつはどんなふうに育てるのでしょう?疑問



        冬瓜
梶の木にいつの間にか大きな冬瓜が下がってました。
手の届かないくらい高い所にです。
笑ってしまいました。
植えた覚えがないので、
去年の種が自然に育ったようです。


種から育てたブロッコリーも、植え付けました。毎日の水やりと日よけで、ホントに手がかかります。
何カ月後の収穫を思えば、苦にはなりませんが。


大根の双葉が出たところ。
大根は移植は出来ず、地下に撒き、
間引きを繰り返して育てるのだそうです。

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2010年8月30日
楽庵だより
八月の花

箱根菊
  20センチほどの可愛い花ですが、
           確実に秋を知らせてくれます。

八月の稽古、茶事
         
今回は茶事の後座の流れに重きを置いてのお稽古でした。


茶事を準備から、考えますと、当日は清め、打ち水、懐石の段取りなど、時間の経過とともに進みます。


前日、前々日は、
お道具の確認はもちろん、露地、腰かけなどの清め、確認。席中の清めなど、やり過ぎることはないので、念を入れます。


畳についてはお客様が一日お過ごしいただいても、足袋の裏が
白いままの様に清めます。

前日、掃いた後、左手に絞ったタオル、右手に乾いたタオルを持ち、立て膝で、八畳を拭き、もう一回乾いたタオルで清めます。
当日は一回清めます。

そして、お客さまの動線を考えると忘れがちなのが、露地草履や円座の清めですね。

この時期、当然汗みどろになってしましますが、目的があって出来ることなのでこれも楽しみです。茶事ダイエットと言ったところでしょうか。

亭主をすることは、準備から、片付けまで日々忙しく、月々季節を先取りしますので、心身共に季節の変化に敏感になり、健康の元となっております。

とはいえ、今年の夏はきびしく、涼しい秋は、遠いようですね。
















 節黒せんのう、宗旦むくげ





汲みだし(自家製梅ジュース)

向付(鯵の風干し)
汁 (豆腐、つる紫)

預け鉢
  (夏野菜の含め煮、冷)

 (カジキ、バジル風味)
八寸(枝豆、チーズサーモン)

香の物(ぬか漬け)

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2010年7月27日
楽庵だより
7月のお稽古と茶事

連日の猛暑、暑さに負けず、夏ならではの取り合わせでお稽古
いたしました。

梶の葉を使い、ガラスのお道具尽しの点前座。

釣瓶の水指の扱いのお稽古。





正午の茶事

暑さのなか、正座でなく立礼式といたしました。


日差しの強さがお分かり頂けるでしょうか。
打ち水をしたそばから乾いてしまいます。


すぐ、お迎えにまいりますね、と言いつつ、外腰かけにお出ましいただきました。

冬が火鉢なら、夏の団扇と置いてみましたが、


腰かけから見上げた空は、とびきりの真夏空で、
お客様には、さぞお暑いことでしたでしょう。


初座

掛け物の静の字を滝しぶきに、水盤に水を張り滝壺としました。 


懐石


炭手前
お菓子器を転用しました。

お菓子は金魚すくいならぬ、お菓子すくいで、童心にかえっていただきました。

すくえました。




後座

花 ルリ柳
初座の滝に,後座の鯉の滝登りの趣向。
  



水桶を風炉に,桶を水指に見立てました。



正午の茶事でしたが、お暑い時期ですので、続き薄茶にさせていただきました。

夏ならではの茶事を心掛けましたが、
お客さまにはお楽しみいただけましたでしょうか。

一時、私も暑さを忘れて過ごすことができました、
有難うございました。






鷹の葉すすき、半夏生、禊萩
今年の気候のせいか、一か月早く
咲きだし、花時が短いです。


どうしても、冷たい水菓子をお出ししたかったので、冷たい器を使いました。




















    懐石料理


        汁


        向付
鯵の風干し、紫蘇、玉ねぎ、加減酢


       

        一文字

        椀物 (冷)
帆立メレンゲ包み、枝豆のすり流し

        焼物
鰻の卵巻き、粉さんしょ
 

        預鉢
茶筅茄子、万願寺ししとう、油揚げ


      フルーツサラダ

        

       小吸い物
とうもろこし、梅 (冷)

       八寸
スモークサーモン、みょうがの味噌焼

      香の物
糠味噌、沢庵

野菜は出来る限り自家製のもので
安心、新鮮な野菜で献立を
考えました。

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2010年6月28日
楽庵だより
6月のお稽古より。

梅雨らしい日もあまり無く、暑さが増してまいりました。
それでも花々は、季節の移ろいを知らせています。

雨が嬉しい、半夏生。

雨が辛い、唐糸草


うっとうしい中、生き生きとした花が茶室にはいると、
深呼吸したいほどの清々しさに満たされます。



点前座の取り合わせ。



お仕事帰りに御稽古にいらした方に、まずはお疲れしのぎにと思い、取り急ぎ、涼しげなお干菓子で一服さしあげました。
こんな時、桑小卓は、何も運びださずにお点前ができるので、
便利ですね。



梶の葉がまだ小さくて、葛まんじゅうなどを載せるのに良い大きさでしたので、使ってみました。
梶の葉も来月には大きくなって、葉蓋のお稽古ができることでしょう。成長を楽しみに待つのも、嬉しいことです。










掛花入れにいれてみると。


   甘茶 萩


   姫大山蓮華 柏葉あじさい



   半夏生 のこぎり草


   魚篭にいれました。





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2010年6月15日
楽庵だより

6月14日、関東の梅雨入りとなりました。

しかし今日は快晴です。
蒸し暑さが畑仕事をきつくしています。
また、雨が降り菜園の花や野菜に、恵みの雨となってくれるといいのですが。

6月15日現在の菜園の様子。

 








茄子、胡瓜、トマトなどは、やっと大きくなってきました。
今年は天候不順ですので、、野菜作りは難しい様ですが、
楽庵の野菜は、
主人の丹精して作った堆肥のお陰で、元気に育っています。
私は、収穫を楽しみに、手入れするだけですので、らくちんです。
日ごとに育つのを、見るのも楽しくて、早起きになってしまいました。




本日の収穫です。
曲がった胡瓜も水みずしくて、美味しそう!
いぼいぼ、とげとげがあるのは、虫から守っているのかしら?
小ぶりな茄子は、糠漬けに、新玉ねぎや蕪の折り抜きは
蒸し、若いねぎは酢味噌でぬたに、レタス、春菊、三つ葉などは
サラダにと、お野菜が揃ってから、相性の良いお魚やお肉を選び、献立をします。

日常も楽しいのですが、茶事の懐石に使えたらいいな~と、つい思ってしまいます。
新鮮この上ない野菜に感謝です。












菜園の花。

     萩

     柏葉あじさい

     河原なでしこ

      蓼

     アオイ

     金糸梅

     しょうま   

     









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2010年5月22日
楽庵だより

立礼の茶事

お稽古が進んでまいりますと、茶事をしてみたくなりますね。
今回は皆さまお客様だけでなく、亭主、正客のお役になり、
茶事勉強会をいたしました。

昨日は5月ですのに、気温が30度を越す一日でした。
今日も暑くなりそうでしたので、玄関に打水するのを、お客様がお着きになる30分前と判断しました。(日差しや風の具合で、日々違いますので)

1時間前、確認のため見回りましたら、
蹲の植え込みの葉蘭とつわぶきの葉が乾いていましたので、
改めて、水を打ちました。


腰掛は楽翁さんにより、竹の雨どいが付き、バージョンアップしました。

お迎えの準備の点検を終え、一呼吸ついていましたが、
そんな余裕のないのが茶事で、

今度は、台所で、12時半開始の為には、最初にお出しするご飯は1時に炊きあがるようになっているかを確認。
昔は大変だったでしょうね、薪でしょうし、タイマーないんですもの。

15分前、寄付に香を焚きました。











立礼の場合、掛物は横物がお約束ですね。


懐石

向付 
鯛の昆布じめ

三枚下ろしのまましめて、直前に切り盛りつけました。
切り口がきれいなので、最近そうしています。
出来たばかりの新玉ねぎの二杯酢を添えました。


茄子、とき辛子
お味噌は白味噌と赤味噌半々くらいの時期ですが、
今日の暑さを考えると、少し赤味噌を多くしても良いようです。

一文字のご飯は、亭主役の方がつけました。
美しくできました。
コツは潔くすることですね。

椀物
海老しんじょう
しんじょう地は鯛、塩、卵の白身、片栗粉で作り、
半生の桜海老を使いました。
5月の森の中の渓流をイメージして、盛り込みました。
葛切りの流れ、水辺に育つ、きのこ、こごみ。
見上げれば花、

吸い口には、柚子の花。
朝に摘み、黄色い花粉を取り除き、水に放しておきます。

冬の柚子の実と違い、初夏の香りとでも言いますか、
爽やかな香りがします。

焼物
まぐろの抹茶塩焼き
酒と薄口しょうゆにしばらくつけて(色がつかないように)
抹茶塩を振りレアに焼きます。
短時間焼いただけでも、香ばしさが増します。

小吸物
梅。
冷たくするか、温かいほうが良いか、いつも寸前まで迷います。
夏は涼しく、冬温かくと、はっきりした季節はいいのですが、
今、口にする小吸物は?
ですので、亭主もお相伴して、加減するものなのでしょうね。

八寸
海の物 あさり、加減醤油、青さのり
山の物 刺身こんにゃくの辛子味噌合え

香の物
きゅうり、蕪の糠漬け
   







後座の花  芍薬、宮城野萩



点前座

皆さまそれぞれのお点前で、お茶もお菓子も美味しくいただきましたが、立礼のお点前には違和感があるようでした。

時間に限りがあり、今回は初座に重きを置き、
寄付、待合、外腰掛、蹲の使い方、懐石の頂き方など、
正に茶事の割稽古となりました。
次回は後座のお稽古をして、通して出来るようにいたしましょう。

今日の亭主のお役の方は、懐石の進み具合を見て確認できず耳で知る。席中うかがいながら、水屋の仕事をする、
など経験しましたので、正客になった時に経験が役に立つことでしょう。
亭主が襖の向こうで、お客様の衣擦れの音で席入りを確認したり、お箸を落した音で、折敷を下げる時を待っている、 など
推し量ってあげなければいけませんし、正客のお役の方も大変ですよね。

お約束やルールがあるので、お互いに、時間、空間を楽しむことができるのだと思います。
また、ご一緒に楽しみましょう。








  

        玄関

        腰掛

       露地
    




       待合の掛物

         向付

         汁

        椀物

        焼物

        小吸物

        八寸

        香の物

     主菓子  鶯餅 

     干菓子 水辺

     立礼の席中







 


 

 

 

 



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2010年5月5日
楽庵だより

季節の移り変わりを花が教えてくれています。


 牡丹








                       
雪もち草





ゴールデンウイークの我が家のイベントは、トマト、胡瓜、茄子などの夏野菜の植え込みとバーベキューでした。

家族3世代、菜園で賑やかにテーブルセッテングなどして、はじまりました。
パラソルやよしずで日陰をつくり、
3時頃に気温29度となり、冷たい飲み物が美味しかったこと!




鍋係りと焼き肉係り、それぞれ、ビール片手に役割分担です。



我が家のイベントの最後は、やはりお茶会ということで、
子供たち用の茶箱で野点をいたしました。

お菓子は、よもぎを冷凍にしていましたので、上新粉と白玉粉で草もちを作りました。

蒸すときに冷凍のよもぎを一緒に入れて、柔らかくなったら、
よもぎだけ先にすり鉢ですりつぶしました。

餡入り草もち              お団子草もち

4歳のお点前と2歳のお客様

「おいしいですか?」


泥だらけの靴下を脱いで、椅子の上に正座をして、
いままで、飛び跳ねていた子供たちとは思えないほど、落ち着いて点てていました。

傾いた日差しに、涼しい風、
今日の楽しかった一日も終わろうとしている時のお薄は、
茶事が終わろうとしている時に頂くお薄に似て、
充実感や名残惜しさがありました。

  

        

 深山苧環        


 こごみ















 


 よしずの下で。

 賑やかに。

 手洗い用の水タンクを用意。

 農夫の修業中。

 本人は手伝っているつもり。

子供たち用の茶箱。
見立てで、茶筅や棗は小さくて扱いやすいです。
和敬点のようですが、子供たちのやり易いように、位置どりは、イレギラーです。

 

 

 

 


 
 

 

 

 

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2010年4月18日
楽庵だより

山野草のお花見茶事、当日となりました。

昨日、この時期にはありえない雪が降り、花芽を付けた山野草はビックリしているでしょう。

上﨟ほととぎす








今日は一転、良い天気で、野点日よりとなりました。
風は少し冷たく、囲炉裏が活躍しました。

野点の為に、菜園の中にテーブルと椅子を準備。


鍋を掛けました。
きりたんぽ(炊きたてのご飯を半突きにしてから、掌に水と塩をふり、棒に握りつける。)を囲炉裏の薪で、じっくりと焼く。

  きりたんぽ、アスパラガスを焼いて、               

菜園ならでは、朝取りより、今取りで野菜を調達。
大胆に切り、鍋に投入。野趣あふれる鍋となりました。

                     

 後は待つのみ。








 お席から見える桜と、
 芽吹いた、大きな蝋梅の木。

 電柱の上に、カラスが巣を作  り、ひながかえった様です。


    

 お花見団子
相変わらず、白餡を和菓子屋さんに、お願いしまして、
抹茶と桜の塩浸けで、色付けしました。
丸めて刺すだけと思っていましたら、なかなか難しかったです。



茶箱点前にて、薄茶を。
お互いに点てあい、頂くお茶は格別でした。



 





暖かい日差し、涼しい風、鳥の声、薪の火、
野点ならではの楽しみを、堪能いたしました。

山野草は、まだ花を見せてくれませんでしたが、
生き生きとした、みずみずしい命を感じさせてくれました。
花が咲いた時にまた、、、、、と言ったところで、
これからは、だんだん暑くなってしまうので野点は厳しいかもしれません。
やはり、一期一会なのですね。









          トキ草

         丹頂草






 汲みだし (桜茶)


 初めての収穫のアスパラガス。

 せりを摘んで。

  ネギを抜いて。

 お酒は、日本酒でなく、ビールで。


 
 中立にお花を見て回りました。

 柏葉アジサイ

 花看板

 

 視線を感じたら、
 子育て中の小鳥でした。
 




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2010年4月11日
楽庵だより

楽庵に40年来の友人のご夫婦を、3組お迎えして、
お食事会をいたしました。

玄関では、咲いたばかりの山野草がお迎え、
楽庵の花々も次々と芽がでてきました。

お客さまが、スキーや山登りが趣味で、山野草に詳しい方もいらして、花談義に、時を忘れました。


囲炉裏で、鍋や、タケノコやそら豆を炭火で焼いたりしましたが、
暖かくというより、暑いくらいでしたので
炭のありがたみは今一つといったところでした。



炭火でのお料理はとても、喜んでいただけたようです。
4月といえば旬は、タケノコにそら豆、桜鯛、カツオ
楽庵の家庭菜園の野菜などを使い、お料理いたしました。

お刺身に庭で育てた、山葵の葉と花を、あさりと若芽のぬたには、菜の花を添えました。


昨夜、タケノコの下処理をして、今朝から、タケノコご飯や
炊き合わせなどにしました。


菜園の朝取りの野菜
菜の花、セリ、フキ、ネギ、あさつき、大根、キャベツ


野菜しゃぶしゃぶにほうれん草を用意。
霜や雪耐え、冬を越したので、根元のピンクが濃く、
元気はつらつです。









 





 利休梅、寒芍薬   お迎えの花



囲炉裏を囲んで。

男性陣は積もる話が尽きず、囲炉裏で、のんびり、まったりとしていましたので、

奥様方を、広間や庭にお誘いして、お持たせのお菓子を頂きながら、楽しい時を過ごすことができました。

今回は花々の芽吹きを楽しんでいただきましたので
次回は、お花が咲き揃ったときにいたしましょう、とお約束して、
一会のお開きといたしました。




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2010年4月2日
楽庵だより

花だより

2月が寒いかったので、花芽が伸びるのが、例年より遅いようでした。
例年、2月、3月と芽が順番に出ていたのですが、今年は暖かくなって一気にでてきました。

今日の雨に洗われて、より一層新鮮です。
三寒四温の気候が、植物には恵みなのですね。

                      
野菜の花
                  
 苺  (初めての花)
            

 白菜の花(蜂と目が合ってしまいました。)


 大根の花


  たんぽぽ

この時期、目にする花はすべて愛おしく
「また会えたねー。」と声をかけていますが、
畑の為には、雑草といわれ、咲かすなどもってのほかなのです。
夏の野菜の為に、耕し、土づくりをしなければなりません。
花たちをしっかりと目に焼き付けて、来週から私も畑仕事に精を出します。






      連翹

     深山ホトトギス


      鯛釣り草


      つわぶき


     白山吹

     風知草






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2010年3月7日
楽庵だより
暁の茶事
3月5日
茶小屋に大炉を切りまして、暁をより感じていただこうと考えておりましたが、当日は、雨も予想されました。

「降らぬとも笠の用意」と申しますが、茶事用のあの笠ですよね、今様のアンブレラでは、興覚めですよね。

竹の雨どいの修理など、手入れを怠りなくしてお待ちしておりました。


午前二時、お越し下さるお客様歓迎して、灯りでお迎え。

待合

今年は雪の多い年でしたが、そろそろ、なごり雪ですね。

雪を趣向といたします。


大炉の席には、重い掛物はしませんので、
待合に、趣向に因む掛物を掛けました。





手燭を持ち迎えつけに。


 竹檠
宵のうちに火をともし燈心に円い丁子頭が出来るのを待って、火を消しておき、来客の前に、再び火をともしました。
これは夜があけようとするころ、燃え残りの灯火が沈むように消えるのを楽しむ。
この風情を賞して残灯の茶事ともいう。教本にもありますので、
習いの通りにしてみました。

お席入りの後 「前茶をさしあげます。」



焙烙を持ち出し炭を改めて、お炭手前。

後座
主菓子
今回は、雪がテーマですが、3月に入り、芽吹きの季節でもありますので、
「花を飲み待つらむ人に山里の雪間の草の春をみせばや」
から、
お菓子の銘を(雪間の草)として、手作りしました。
白餡は和菓子屋さんに頼みましたので、作ったとはいえないですが、
卵の黄身を白餡に練りこみ、土の漉し餡と濃茶を練り白餡に練りこんだ下萌えの緑を包み、蒸しあげました。


温かいお菓子を差し上げたかったので、がんばりました。

暁、大炉(逆勝手)、加えて4畳半ですので、不都合も生じたりしました。
灯りの中で、濃茶を練る難しさを前回も感じましたので、灯り総登場で、させていただきました

後炭所望にて、お客さまにお願いいたしました。

干菓子   上には雪の結晶

自然光の中、薄茶を、黒織部の松風写しのお茶碗で。


心配していた雨も降らず、風もなく、恵まれた暁の茶事となりました。
新鮮な朝の空気をいっぱい吸い込んでいただき、
これから、お仕事の方もいらして、
「皆さま、お疲れがでませんように、お気をつけて
お帰り下さいませ。」と心から申しあげました。







玄関

寄付


懐石料理

汁  焼豆腐 セリ とき辛子
向付 牡蠣みぞれ 柚子加減醤油
     

椀物 蛤真じょう 菜の花 花白玉

    

預鉢 鰆西京焼き

預鉢 建長汁の鍋


小吸物 梅


八寸 
  あぶり帆立 かんぞう


香の物

  沢庵 蕪 うにメカブ


 温かい、和やかな雰囲気の茶小屋



雪間の草 
2月の雪の中でも、芽を出そうと頑張っていました。

 菜の花、セリ、カンゾウの若芽です。

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2010年2月28日
楽庵だより
 飯後の茶事
2月27日
清雅会様をお迎えして、初めての試みの茶事をいたしました。

正午の茶事の様に、はっきりとした決まりがなく、亭主としては悩むところです。

まず、しょうが湯の汲みだしでお迎え。



お席入り、ご挨拶の後、   

「飯後のことですので、温石ほどのものをさしあげます。」

椀物 
里芋包み 
見るからに、里芋ですが、中に鶏肉や野菜が沢山入っています。開けてみるまでわからないのが、楽しいですね。

向付
サーモン、ブロッコリー、わさびマヨネーズ


八寸
蒲鉾、チーズの燻製、ふきのとうの柚子味噌合え


家庭菜園の早春の恵み
      菜の花とふきのとう


千鳥の杯の後
清雅会お勉強会と化しました。

私、習いお稽古してきました、東貴人且座がお出来になる方が多かったので、早速4人でしたが、いたしました。

   

お炭、お花、お香


   


大変楽しく、あっと言う間に時は過ぎ、
ここからが、飯後の茶事の難しいところで、



お帰りいただく前に、点心をさしあげようと、思っていましたが皆さまに同じものでは、お客様には強飯になる可能性もあり、
考えた末、にわか、寿司職人登場です。

立礼のお席にお移り頂き、お席にネタを持ち出し、さばき、お好きなものを、お好きなだけにぎらせていただきました。                                 







お腹いっぱいとのことで、だんだん、シャリが小さくなってきました。



お魚、鶏肉、あさりなどの味噌仕立ての鍋を炉にかけて。

新鮮なお魚と野菜に助けられて、お客様には、美味しいと言っていただけるおもてなしができ、大変嬉しかったです。



楽しい時間は、どうして早く過ぎてしまうのでしょう?
皆さま、
お忙しい中、いらしてくださいましてありがとうございました。




              


  春もすぐそこに。


  お正客をお待ちして。

















 主菓子


 濃茶 薄茶









 お勧めのまぐろアボガド

 帆立 

 鯵

 寒ぶり

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2010年2月3日
楽庵だより
昨日の雪にも負けず、花々は、かえって美しく映えていました。
 西王母

 冬あやめ





2月3日 節分の茶事


昔、江戸城に出仕した武士たちの茶事は、夜咄だったとのことですので、
仕事から戻った主人と、夕方から夜にかけての、茶事をいたしました。


白梅と冬あやめ



雪に耐えた、冬あやめを主役にと、蹲るに入れてみました。

あやめは5月とばかり思っていました。
友人に根分けしていただいて、今は次々と花をつけています。




小さな枡で、福は内鬼はそと。


日常の椀を、非日常に使ってみました。


汁 厚焼き豆腐を炭火で焼いて、 大豆、ときからし。


かんなべの向こうで、帆立をあぶってます。


 
椀物 帆立とアナゴ 青ねぎ


 八寸 豆も年の数を食べるのは無理、ほどほどに。
                       

 
預鉢 ナッツ類の味噌合え

 
お決まりの恵方巻
                    丸かじりはきつかった!小さく
                    作ればよかったです。







 茶小屋の屋根に積もった雪



 雪が露地を覆い尽してくれたらいいのに、と思いました。











まず、消し炭から種炭をおこします。


種炭を炉に移動。


雪ずくしで、香合は雪うさぎです。


 後座


 干し柿 福まめ

 点前座

 夜に使う水指の蓋は、塗りものを使わないのがお約束ですのに、間違えました。
承知していると、思っていましたが、
写真を見て、蓋に蝋燭の灯りが思い切り写っているのに、気が付きました。
反省です。



 

 今回の茶事のこだわりは、枡です。
 
浅草橋の道具街で、一番小さいのを見つくました。
いままでは蓋置にしていましたが、
今回は、一器多様に使用しました。
 
豆撒き用  八寸  蓋置です。
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2010年2月3日
楽庵だより
臨時の茶事

茶道教科書に、臨時の茶事について書かれています。

茶人なら、床の掛物、花は常に季節のものが生けてあるでしょうし、水屋の準備もととのい、いつでも茶が点てられる用意ができており、ありあわせで懐石もだせるでしょう。

という訳で、

掛物は鶯の織物をかけていましたし、紅梅も開き始めました。
日常の茶の用意は、できています。
ここまでは、習いのとうりです。


主人が旅行から帰り、食事は軽く済ませたとの事でしたので、
お疲れしのぎに一献と、ありあわせで、懐石をみつくろいました。


日常の折敷と椀で。
向付け    ぶりのお造り

椀物     宝巾着
        油揚げの中に、豆腐、人参、鶏肉、塩コンブ
                 長芋、卵
        豆腐のすり流し、白菜の芽、しめじ、黄柚子




立礼の囲炉裏に炭を置き、鉄瓶をかけました。

日常使いの瀬戸焼の筒茶碗、万古焼の薄茶碗と棗も、
主役となり、改めて、使い込んだ道具の良さをかんじることができました。          






                     




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2010年1月11日
楽庵だより



今年のお稽古始めです。

床飾り









お稽古の一番は、キッズクラス(6歳、4歳、2歳)でした。
1カ月ぶりでしたが、元気に顔を揃えてくれました。

まずは、ご挨拶をきちんと、扇子を結界として、出来るようにしています。

床の拝見。畳の縁は踏まない。扱うお道具から目を離さない。
右足から入り左足から出る。などの習いを、
子供たちの集中力の続くのを、確かめつつ、お稽古しています。

点前手続きなどは、良く覚えていて、お茶を入れたあとは、目が
柄杓に向いています。

6歳児のすることを、4歳児が見習い、4歳児の真似を2歳児がする、といったように、小さい子の集中力と観察力はすごいです。

お抹茶も美味しそうに、皆んなごくごく飲み、吸い切りも上手です。

後は、男の子どうしですので、外にでたり、プラレールで遊んだり、幼稚園の様です。これも、楽しみで、続いているのですね。

今年も、どんな成長を見せてくれるのか、楽しみに見守りたいと思っています。




  
    寅年の始まりです。



















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2009年12月28日
楽庵だより
26日、感謝の24時間茶事の当日となりました。


庭にしっかりと水を打ちました。

                   

 1、 朝茶事  席入りは、6時。



参加者は3名で、水屋方でしたので、
お味見を兼ねて、汁、昆布〆、椀物をいただきました。

後座は、主人作の座礼棚にて、盆略点前で、お茶をさしあげました。
                  
    

乙女椿 露もすがしい 朝の茶事 (駄作にて、失礼。)





茶道の先生、陶芸の先生、茶友の方々、家族などから、お贈りいただいた、記念のお道具にも、感謝して、24時間集中して、
粗相のないように、使わせていただきます。。


 



2、正午の茶事  11時のお席入り


清雅会の皆さんが揃って、お出ましくださいました。
 旧知の間柄ですが、席入りのお迎は、いつも、緊張いたします。

                   襖を少し開け、濡れ釜
 を用意。
 






                    
                   


  炭手前



懐石料理

汁の胡麻豆腐や海老真じょうは素材にこだわりました。

真じょう地は、寒鱈と鯛の三枚おろしをすり身にしてつくり、
海老は、歯ごたえのあるように、荒くすり、塩とだし汁、大和芋
だけで、卵の白身は、入れず、柔らかく、つくりました。

それぞれの器も、手作りのものをいただきましたので、
感謝を込めて、使わせていただきました。

  

 八寸 鮭の燻製 蕪の酢の物

   お車でお越しのお客様に、ウーロン茶を用意。

主菓子 栗羊羹(むら山)

後座

銅鑼でお知らせ。


  蝋梅 水仙

 
素芯蝋梅
    人待ち顔に 咲きにけり
            (駄作2)

    





                   


















    濃茶席の取り合わせ

  干菓子 小布施の栗菓子

薄茶を差し上げる頃は、いつも、お名残り惜しく感じます。
清雅会の皆さま、ありがとうございました。
来年も、宜しくお願いいたします。
                 








 3、夕ざりの茶事   お席入り 4時
              参加者  4名(暁の茶事まで。)
 
寄付に灯りが入りました。

お席入りして、最初に出会うのは花ですね。

  フッキ草
 扇面の花入れもお贈りいただいたものです。

 暮れなずむ
     日をとどめたる フッキ草
               (駄作3)




後座




竹檠の芯と格闘してます。
 
大きな釜を掛け、台目棚をすえて。
 


無事に竹檠も灯り、お席入りです。




                  



点前座にも、灯りがないと、
茶碗の中が見えません。

濃茶を美味しく点てるのに、
必死でした。





茶碗の拝見。
和蝋燭の芯切りもお客さまに
お願いいたしました。






























4、夜咄の茶事  お席入り 9時より


いよいよ、400年前にタイムスリップです。

露地行灯
蝋燭の灯りが揺れる様子を
お伝えできないのが、残念です。








 手燭の交換

自然も味方してくれました。
風がなく、素晴らしい
迎え付けとなりました。




武士がいます。

私のたってのお願いで、
主人の趣味で持っている刀を刀掛に掛けて、お席入りをしていただきました。






と、お席入りが済んだところで、
立礼のお席に動座を、お願いいたしました。
このあたりで、お腹も足も、のびのびしていただこうとの、趣向です。
 掛物は、

   一息大きく呼吸すること 




    





 花は、お約束の石昌です。

 石昌の
    ゆらめきのごとく 酔うており
               (駄作4)


皆さま、もう一息ですので、よろしく、お付き合いくださいませ。



 



5、暁の茶事   お席入り  2時

長いようで、遂に未知の世界に突入です。

お約束は、生地の炉縁、前茶、埋め炭、短檠は、ずーっとつけておき、お客様が見えたら、消し、残灯を楽しむのだそうです。
まずは、習いどうりに進めてみます。


 初座の掛物

 無一物

 何もないところから、
 すべてが、うまれる。

24時間茶事の最後に相応しいと、考えました。


 助炭と短檠が
 静かに、お客様をまってい ます。






 膳の運び出し



 




 膳燭の運び出し








 熱燗で一献


















後座の花 
朝茶事の為に摘んだ、乙女椿、を入れました。

暁や
  命まぶしき 花一輪   (駄作5)



 運びの水指で、最後は、
 無一物、
 何もない、ところから
 生まれる物を信じて
 茶事の締めといたします。





空が曇ってましたので、
今回の暁の茶事は、本来の暁を味わうことは、出来ませんでした。が、しぃーんとした静寂の中で、茶事が出来ましたこと、大変嬉しく、同じ時をお過ごしくださった、お客様に心から、御礼申し上げます。
それでも5時、6時と明るくなってくる様子はいつもと違う感覚です。24時間過ごしたから味わえる、朝なんですね。


終わってしまった、、、、、と、言っている場合ではありません。
お見送り、お見送り。

どうぞ、お気をつけて、お帰りくださいませ。
これに懲りず、次回もよろしくおねがいいたします。
ありがとうございました。

昔でしたら、亭主は、茶室に戻り、お客様はどのあたり
だろうと、この時が戻らないことに、独座観念して、自服し
一座建立出来ただろうかと、反省するところですが、

私は、現代にタイムスリップして、
写真を、パソコンに取り込み、スライドショーなどをみて、
24時間を振りかえっています。

ご協力いただいた、皆様、本当に、ありがとうございました。
心から感謝いたしております。






 出汁準備 

 汁と椀物の出汁準備



     椀物

 種なし柚子の手作りのお菓子


























待合の掛物
、皆さまのお陰で、願いが、かないました。



 藁灰(手作り) 火鉢

   汲みだし(しょうが湯)

  汁   胡麻豆腐
  向付  鯛の昆布〆

 椀物  海老真じょう

 焼物 寒鰤の幽庵焼き  

 預鉢 鶏と里芋の炊き合わせ


 預鉢 野菜の酢の物


 小吸い物 金柑

     香の物






























 4時 すでに、灯りが必要です。


 囲炉裏に鍋を自在に掛けて。

 ご飯も囲炉裏の炭で。


 向付 帆立、海老をあぶって。


 焼物 つくね たれをぬりながら。

 お酒と、暖かい鍋で。

 竹檠が大活躍してくれました。
これも、主人が、茶小屋のために、
作りました。。














席入り後
炉を囲む立礼棚で。
クリスマスの時期でもあり、
趣向に取り入れました。


 お腹もいっぱいとの事で、
これからは、お酒をのんびりと、
あかりのゆらめきに、癒されながら
楽しみます。
クリスマスということで、
お酒は、シャンパンをご用意いたしました。

 シャンパンに合うお料理を。
 サーモンとチーズの燻製

 セロリ、カリフラワー、赤、黄のパプリカの温野菜の甘酢漬け。




お点前は、男性2人にお任せいたしました。
ほろ酔いのお点前でしたが、とても
美味しく点てていただきました。
























 埋めておいた炭を、焙烙に全部あげ、炉中を整え、改めて、種炭を
選び、炉に戻します。

 焙烙をさげ、灰器を持ちだし、


 炭手前

 椀物 飛竜頭、舞茸、へぎ柚子

 

お点前は軽めに濃茶を。


 灯りのもとでのお点前が、難しいという事が十分に、わかりました。











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2009年12月20日
楽庵だより
24時間茶事の準備

乙女椿と水仙、暦のうえでは、春になりますのに、
いよいよ、寒くなってきました。


茶事の用意も1週間となりました。

            

塵穴、完成。


少しずつバージョンアップする、庭も、大掃除をかねてお掃除も出来て、庭も整ってきました。

利休様に、ある茶人が茶会の為の、何か良いお道具をと、お願いして待っていると、送られてきたのは、清めの為の晒のみだった。
との逸話もあり、

それに習って、まずは茶布、布巾など新しいものを用意しました。

懐石についても、献立が決まらないうちに、盛り込む器など選ばぬように、との、教えもあり、

五つの茶事献立ノートも書き込めましたので、あとは楽しい器選びです。
お料理については、いままで亭主の楽しみに走り、椀物や預鉢に、盛り込み過ぎ、お客様には、強飯のような時もありました。


今回は、前半、後半とお客様は入れ替わりますが、
茶事が続くことを考え、お好みや召し上がり具合など、考慮し、ほどほどを心掛けたいと、思っております。

今日は、待合と外腰かけの火鉢用の藁灰をつくりました。

まずは、 灰と灰形の本にあるように、畑で、燃やし、水をかけてみましたが、ぐずぐずになってしまい、失敗でした。

次に、やはり本で見たように、ほうろくを使って、蒸し焼きの方法でつくってみましたが、時間がかかって、均一に燃えませんでした。

最後に、乱暴ですが、写真にあるように、アルミ箔に包んで、
火の中に入れました。

あっという間に、綺麗に揃った藁灰ができました。

結果オーライでしたが、以前、さつま芋をアルミ箔に包み、炭の下の灰の中に入れておいて、忘れ、後で取り出したら、小さな芋炭ができていました。

面白くて、家庭菜園のただでも小さい、ごぼう、人参、じゃがいもなど、炭にしてみました。
人参など葉の付いたまま炭になってました。

それを、思い出して、最後は、思いどうりにできました。

 準備は、し尽くせませんが、
いよいよとなりますと、わくわく感も最高潮です。

















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2009年12月9日
楽庵だより

24時間茶事の準備


本日、清雅会の皆さまより、お炭をお送りいただき、
いよいよ、という気持ちで、わくわくしています。

朝茶事のために、種火をおこしたら、正午、夕ざり、夜咄、暁の
茶事まで、それぞれの炭手前で、火を絶やさずにしたいと思います。

今回、炭や明かりには、こだわり、電気やガスのない時代に
タイムスリップです。

その為に、消し炭つくりをしました。
乾燥させた、木の枝や、薪を燃やして、作りました。

囲炉裏で、たき火をしているのと同じですので、煙たくて、涙がでるしで、主人と私が、しっかりとスモークされました。

燃やすまでは、良かったのですが、燃やし過ぎると、当然、灰になってしまいますでしょう。

丁度良く、燃え残ったものを、炭壺にいれる、タイミングが
難しかったです。

2時間程かかって、2つの炭壺にいっぱいできました。


消し炭から、種炭をおこしたことがなかったので、
予行練習をしてみました。

木くずや、厚紙の上に消し炭をおいて、火を点け動かさずにして、
しっかり、消し炭に火が移ったら、3個の種炭を乗せて、火吹きを使って、一気に火を移します。

やってみると、消し炭の数をどのくらいにするかとか、
火が移るタイミングとか、慣れるまでが、大変のようです。

ここまでこだわると、着火にも、ライターでなく、火打石ですと、
パーフェクトなのですが。
やってみたいですね。








     炉の組炭






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2009年11月23日
楽庵だより
クリスマスのリース作り


楽庵のリースは、こだわりの和風。

庭の椿の大きな蕾も生かして、赤い実も、畑で、毎年同じ時期に色ずき、クリスマスカラーの助けになっています。
娘宅のユーカリの葉と、クリスマスグッズのお店で、飾りを少々
購入、色のグラデーションも必要ですよね。

と言うわけで、今年のリースは、バージョンアップです。




  花材
       







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2009年11月15日
楽庵だより
あっと言う間に11月、充実していると、思えばいいのかもしれませんが、はやすぎます。

これから益々忙く、気ぜわしくなりますが、
例年12月は、清雅会の皆さまと、千秋楽の茶事をしております。

忙中閑(忙しいうちにも、少しの暇を求めて、心を休める。)
   ですので、今年も楽しみに準備しているところです。

今年は、{お世話なった方や、お道具に感謝!}を趣向として、今まで、習い覚えたことなど、総動員して、24時間茶事に挑戦してみようと思います。

と申しましても、お客様には、はなはだ、ご迷惑なことですので、
ご都合のよい茶事にお出ましをと、ご案内、いたしたところです。

朝茶事、正午の茶事、夕ざり、夜咄、暁の茶事と五つの茶事を
24時間、時間の経過、移り変わりを楽しんでいただけるように、
心掛けたいと思っています。

被害者は、すでに居りまして、
亭主 私、 半東 ご同門、 火の番 主人と、24時間付き合ってくれるとのことで、助かります。

火ともし頃が恋しい頃、ひと粒のあかり、ひと筋の光明は、あたりが暗いほど胸にしみる。
ので、後半は明かりが主役です。

芯と油。
小布施の明かり博物館で、昔ながらの、菜種油の使い方など
教えていただき、油次なども、用意できました。

それぞれの和蝋燭の芯切りは大変で、以前も清雅会のお勉強会
の時も、油断すると、明かりが大きくゆらゆらとするので、
時間を計るのに、苦労しました。


練香 「黒方」
   沈香、丁子、貝香、白檀、薫陸などの原料から、作られているそうです。

清雅会の方が、麻布 香雅堂でお習いになって、作られたものを頂いておりましたので、
今回の お人、お道具に感謝! の茶事にふさわしいと思い、有難く使わせていただきます。

亭主7分の楽しみを、存分に味あわせていただいております。
ありがとうございます。



     











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2009年10月30日
楽庵だより
十三夜のお月見茶会

十五夜の月を見たら、十三夜の月も見るべき。
ということで、点前座が、お客様と亭主を待っています。

月を待ちながら、立礼の囲炉裏で、一献、そして夕げ。

囲炉裏の炭を、ミニ練炭こんろにいれ、秋ならではの土瓶蒸しと
炊き込みご飯。


  

 
いよいよ、月がきれいに見えるようになりました。

秋風にたなびく雲の絶え間より
      もれ出づる月のさやけさ (藤原顕輔)


囲炉裏の炭を、びん掛けに移し、茶箱の月点前をいたしました。

灯りと手あぶりも用意しましたが、
あまり寒くなく、有り難味も今一つでした。

風もそよとも吹かず、月点前のうぐいすの良さは、実感できませんでしたが、灯りを、消して、月灯りだけで、お茶を点ててみました。
目も慣れたのか、明るく、月を十分楽しむ事が出来ました。

びん掛けの炭、蝋燭の灯り、銀びんの湯気など、
外では、室内とは、すべてが違います。

私 「雪点前というのもあるので、次回は、雪が降るころに、
ここで、しましょうね。」

主人「じゃあ、台風の時のも、あるの?」

風流だね~と、感じていたのに、最後は大笑いでした。

 











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2009年10月21日
楽庵だより

菜園だより




  夏の畑と、うって変わって、さみしい様子ですが、
土作りには、一番大事な時期です。
といっても、堆肥つくりは、
主人にお任せですが。

木のチップとフンや牛フンを何層にも積んで、1年間寝かせます。
茶がらや野菜くずは畑に埋めます。
毎日の積み重ねも、美味しい野菜を育ててくれます。
                  


                 

                     


大きく育った黒豆の上の蛙、冬眠の準備中?


花の手入れ

 花畑の花は、帰り咲いて、名残りの花を沢山見せてくれましたが、いよいよ、少なくなってきました。

山野草は陰も形もなくなりますので、名札を差しておきます。
 草花は丈が伸びているものは、来年の芽吹きを予想して、
きりつめます。
 基本的に、山野草などは、肥料はあげないものだそうですが、
枝ものは、剪定した後、お礼肥えをあげています。

みーんな、眠ってしまうのですね。
春の芽吹きを楽しみにいたしましょう。

「おやすみなさい。」と声をかけて、畑をあとにしました。





                     



     掘りたての野菜

       冬瓜         


     さんとう菜

     ルリ柳

     秋明菊


      ススキ






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2009年10月15日
楽庵だより

 お道具紹介

      

  棕櫚ほうき                  蕨ほうき



柿の木のそばで、忘れられていた棕櫚の木が目にとまり、
ほうきを作ってみようと、思い立ちました。

露地道具の本を参考に、試行錯誤し、

棕櫚ほうきは、葉の大きさを揃え、ほどよく巻き込むのが、難しかったです。

蕨ほうきは、巻き巻きの蕨紐を一昼夜水につけ、生乾きの時に、
とかして伸ばすのが、大変でした。

一番の苦労は竹に縛りつけることです。
結構、力がいるので、最後は主人の出番となりました。

出来上がり、下げてみますと、本当に使えるのかしらなどと思いまして蕨ほうきで、落ち葉を掃いてみました。十分掃けました。
でも、飾りほうきですよね。 

昔は使っていたのでしょうか。

                     


     棕櫚の木




 

  




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2009年10月3日
楽庵だより

今年は今日が、中秋の名月 
            十五夜の茶会をいたしました。
相変わらずの主人との二人茶会です。

明るい内から、縁側に用意しました。  

午前中は晴れ間もありましたが、午後になって、雨が降りだして、
お道具取り込んだりして、今日は月待ち茶会になってしまうかと思いました。      

 花は、庭の
白のホトトギスを箱根の寄木細工の花入れにいれました。      


お菓子は、
お月見団子ならぬ、小麦まんじゅうをつくりました。

素材は、小麦粉、重層、水、砂糖、餡です。


縁側で風にあたりながらの、ほかほかのおまんじゅうは
美味しかったです。


暗くなってきました。
いよいよ、お月見のはじまりです。

蝋燭の灯りが、涼しい風にゆらめいて、
      風流だねーといったところでしょうか。


肝心のお月さまは
6時半の雲間の月を
                         縁側から見る。

                         

その後の月は、見え隠れしていましたが、

ぽつぽつと雨が、落ちてきて、涼しいより、寒いくらいでした。
月と灯りのゆらぎの中で、癒されました。

拝見物は寄木細工のお皿にのせてみました。
お花もお道具も箱根づくしでした。


                     



     
     小麦まんじゅう

 フラッシュを使って撮りました。
 フラッシュ無しで撮りました。   




   

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2009年9月24日
楽庵だより

昨日、、朝茶事の趣向で
清雅会の皆さまと、お正客様の結婚のお祝いをいたしました。 

                  

    

 


紫蘇のジュースでお迎えを、
総勢6人で賑やかに、華やいだお席となりました。
   
  懐石料理

 
向付  鯵の風干し
     三枚におろし、通常の干物より短く干し、塩もごく薄くふり
       ます。(お出しする時、加減酢をするので。)
     干してから切ると、切り口がきれいでないので、
       私は切ってから、干します。
     2、3分あぶってから、重ならないようにして、冷蔵庫で
       冷やしておきます。

     ワカメと穂シソを付け合わせました。


汁   茄子に白胡麻、9月は赤味噌と白味噌が半々ですね。


椀物
  鯛は3枚におろし、身の中骨からお腹側を切り離し、柵の      お刺身のようになったら、椀に綺麗に入る大きさに切り       ます。皮にも切り込みをします。 塩がなじんだら          上火をきかせて、皮目を色良く、かりかりの食感を残椀に盛ります。鶴に型抜きした大根と宝船の人参は、塩だけで固めに      ゆでます。(味は付けない方が野菜の甘みと出汁の味       が引き立つと思います。)
    小松菜、へぎ柚子。


「朝、一番の仕事は、椀物の出汁を作ることです。いろいろな出し方がありますが、私は、一番出汁は、水から昆布をいれ、30分間、70度から温度があがらないようにしてから、昆布を出し、温度をあげて、鰹節をいれ、ぐらっとしたら、麻布二枚で濃します。

これが、昆布の出汁が良くでる方法、と読んだことがありまして、実行していますが、良いようです。」


預鉢 1 小飛竜頭、人参、おくら(家庭菜園の朝取りの野菜)


預鉢 2 蟹と胡瓜、セロリ、大根、人参の線切りの酢の物
      隠し味に山葵とマヨネーズをいれました。
      爽やかさ、倍増です。


小吸物 赤梅、針しょうが

「いろいろ食べて、舌が鈍感になってきますので、このあたりで、小吸物をいただくのですね。そして、次のお酒もまた、美味しいのです。」

八寸  海の物  海老

     山の物  枝豆


香の物  自家製糠漬けと紫蘇
      

そして、次はお炭を置かせていただきます。なのですが、
清雅会はお勉強会も兼ねておりますので、と理由をつけて、
ご連客さまに、おねがいいたしました。

                     


主菓子はご連客様の手作りでして、ご覧くださいませ。
お釜なのです。お正客さまには意味のある事で、一番の贈り物ではないでしょうか。
お干菓子も手作りしてくださいました。お盆に幸せが、溢れていました。
そして、とても、美味しく、幸せのおすそ分けにあずかりました。



   


      点前座

      
 釜の浜松地、水指の竹、茶碗の梅でおめでたい取り合わせ
 といたしました。             



       汲みだし


        掛物

        向付


        汁

        椀物

        預鉢1

        預鉢2

       小吸い物

        八寸

       香の物


       主菓子

       干菓子


    後座の花

 日の丸むくげ、水引、秋明菊






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2009年9月11日
楽庵だより

一客一亭のおもてなし


涼しくなってまいりましたので、良い日を選んで、
日頃、お世話になっている方を、楽庵にお招きいたしました。

玄関に以前、御殿場の山野草屋さんに、手ほどきを受けた、
秋満載の寄せ植えで、お迎え。

お席では、可愛い花(桜蓼と秋明菊)が首をながーくしてお客様をお待ちしていました。


お料理

食前酒   梅ジュース(お車でしたのでアルコールぬき)   

向附     鯛の昆布じめ


椀物     帆立白身メレンゲ包み


揚げ物    旬の野菜

煮物     鶏団子と野菜の炊き合わせ

箸やすめ  蟹と香味野菜の酢の物

香の物   糠づけ

小吸い物  赤梅と針しょうが


主菓子   秋すだれ(自作の羊羹)

お食事は椅子式でお楽にしていただき、後座は
座礼棚で気軽にくつろいでいただきました。

窓を開け放し、自然の風を感じながら、お茶をさしあげました。

とても楽しんでいただけたようで、お話は尽きませんでした。
私も、お茶的おもてなしができることが、嬉しく、楽しいことでした。




 


  

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2009年8月19日
楽庵だより

菜園だより

天候不順の為、お野菜がじりじりと、値上がりしているようですが、我が家の小さな畑は、順調に育って、夏ならではの収穫ができ、助かっています。

種から育てた、とうもろこしは何十本もあるなかで、写真のように
良いものは、数本でした。
半分くらいのものも、味は同じで、うーん!甘いのです。

焼きとうもろこし、コーンスープ、コーン入りチャーハン

思いつく限りのコーン料理を楽しみました。

小玉すいかとメロンは小さいものでしたが、畑で完熟しましたので、一人前の味がしました。
甘さを際立させる為に、冷やしたトマトをミキサーにかけ、大きく切ってのせ、デザートにしました。



6月に梅ジュース、7月にピクルスをつくりました。
きゅうりは美味しそうではありますが、色が変わります。
トマトは不思議です、数週間たっても、鮮やかで、食べてもプリプリしています。
収穫を大切に、せっせと、ピクルス作りをいたします。



        

  菜園の収穫



 梅ジュース、ピクルス




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2009年8月10日
楽庵だより
箱根にドライブ旅行しました。
目的は名水を汲むこと、山野草屋さんを探すことです。

蒸す関東を抜け、御殿場あたりでは、窓を開けて、爽やかな風を
楽しみました。

初日は滝を探して、休憩しました。
運動を兼ね、滝壺まで降りることにしましたが、
滝壺に近づくと、滝が霧となって降り注ぎ、冷たい風が吹いていました。
例年より、水量が多いとのことで、滝壺の水の音も豪快でした。

そして、願いが叶い、素敵な山野草屋さんに出会いました。
了解いただきましたので、紹介いたします。

野の花(山草・蘭) 日曜定休 〒412ー0046
            静岡県御殿場市保土沢1157-249
            TEL0550-89-6780
            FAX0550-89-6827



種類も充実していて、何より、植物が生き生きしていて、
手入れの良さが、現れています。

伺ったお話ですと、御殿場の大茶会には、裏千家さんに、茶花を納めるのだそうです。
ご親切に、山野草の育て方、土の選び方、など教えていただきました。 

2日目は下調べをした、静岡県清水町の柿田川湧水群で、水を汲みました。



この湧水は、あらゆる面ですぐれた湧き水で、名水百選の中でも五本の指にはいるであろう、とのことです。
 
柿田川公園内に駐車場がありますが、水が汲めるのは、隣の
泉の館の中です。



        

   五竜の滝(静岡県)

   不動の滝(静岡県)  


   購入した山野草

   散歩した深い森の中

 帰宅後、
 名水点とはなりませんでしたが、
 汲んできた美味しいお水で、
 二人お茶会をいたしまして、    
 主人の労をねぎらいました。



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2009年7月30日
楽庵だより

今月の茶道お稽古の取り合わせ、茶花など。
                   



伊豆に参りました折、連日の雨で、水かさをまして、ごうごうと
流れ落る滝と、まわりの森の緑とを堪能いたしました。

感激そのままに、床の間に生かしたいと思い、
初回は水辺を再現して、沢ガニを置いてみました。
2回目は染付の陶器のアユを泳がせました。
 
掛物の「 静 」の最後のひと筆が、水しぶきに見えまして、水音が皆さんにも聞こえますようにと、水盤を滝壺に見立てました。

花は昼顔、つゆ草、夏菊です。習いでは、剣山は使えませんので、井戸のぞき(一閑人)の蓋置で葉をまとめました。

菓子器は
奥多摩の木古里さんのお作品
            を使用させていただきました。

素晴らしい木彫りと塗りを生かすために、
            梶の葉を敷いてみました。


葛まんじゅうでしたので、梶の葉は、
懐紙に載せる時も、いただくときも、容易でした。
夏のお菓子はひんやり感と食べやすさを考えたいですね。                                                                 



        

     伊豆 浄蓮の滝

 

 








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2009年7月22日
楽庵だより


ハンゲショウの花が涼しげに咲いています。
別名がいろいろあるので、なんと書いたらいいかしらと、思っていましたら、新聞で記事を見つけました。
夏至から約11日目、7月2日頃の時候の名に半夏生があり、そのころ、白くなるので、その名があり、半ば白くなる葉の様子から
半化粧、片白草(かたしろぐさ)などとも呼ぶ。中国では、三白草
と書くが、こちらは、上3枚の葉が白くなるところを表現している。
とありました。
露に濡れたり、水辺に相応しい花ですね。

                         

菜園だより

家庭菜園も年々整いまして、手前の花畑は、夏を盛りの花であふれています。

今年初めて挑戦した、トウモロコシとすいかが順調に育っています。
ただ、いつ頃、食べ頃なのかがわからず、叩いてみたり、そうっと
剥いてみたり、そんなところも、楽しんでいます。

        

 

 

 


 

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2009年7月7日
楽庵だより

恒例となっております、ご近所茶会をいたしました。
向こう三軒両隣、の交流の場となっております。

前回は振り込め詐欺に気をつけましょうと、確認しあいました。

今回の話題はいたずらな猫たちの対策と介護保険の話でした。

日常的な話題でしたが、お点前が始まりますと、心得のある方が
正客となり、毎回お詰をしてくださる方とが助けて下さって、和やかなひと時を、過ごすことができました。

 
7月7日といえば、七夕。趣向としては葉蓋に梶の葉ですね。

毎年、この日を待ちかねたように、梶の葉が大きく育ってくれます。
まだ小さい葉は、懐石や水菓子に使って楽しんでいます。


取り合わせは自作の辰砂の水指にアンコウ型の染付の薄器
七夕絵の平茶碗です。
替茶碗には無地のガラスの茶碗を用意しました。

        

 

 

         

  


   


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2009年7月1日
楽庵だより

楽庵、手作りの道具を紹介いたします。

     

                


どうだん躑躅の木を、改築の為切らなければなりませんでした。
何とか残したい、との思いでつくりました。

元の部分で薄器を、中ほどで香合を、上のほうの枝別れのところを生かして、蓋置にいたしました。

それぞれに切ってから、十分に乾かし、こつこつと手掘りいたしました。

木の肌あいを生かして、年輪がみえるように、磨きました。

薄器と香合の中は、漆を塗り、蓋置は畳付きを塗りました。

毎年、綺麗な花は見られなくなりましたが、お道具として
よみがえり、身近に感じていられるのは嬉しいことです。

こう言いましても、全て主人の作でして、私は漆を塗っただけでしたが、合作と言っております、あしからず。




         薄器


         香合

 

         蓋置

  


   


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2009年6月15日
楽庵だより

楽庵にお客さまでした。
友人が、お流儀の同じ茶道の先生をお連れくださいました。

玄関で菜園で育った野菜と花がお出迎え。
お帰りに、お土産としてお持ち帰りいただきました。


お茶席を用意して、濃茶、薄茶を差し上げました。
長年先生をしてらしゃる方の前で、緊張してしまうだろうと、
思っておりましたが、
眼差しは優しく、私の余力のある時に、お声掛けくださったりと、
私の点前の間を、はかってくださているようで、
いつの間にか、緊張も解けておりました。

お茶でおもてなし出来る楽しさを、感じさせていただきました。


茶席の 花     半夏生と松本せんのう
     花入れ   鮎釣り籠 
                

おもてなしのお料理
   

ひらめと家庭菜園の野菜で、新鮮だけが取り柄の一皿となりました。

野菜は蒸したあと、ソテーしました。
紫蘇とチーズをひらめで巻き、オリーブオイルとにんにくでソテーして、胡麻あじのソースを添えました。




    


   


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2009年6月5日
楽庵だより
菜園だより
 
 2、3日雨が続き、畑の手入れが出来なかったのですが。
晴れた日の夕方、行きましたら、夕日に照らされて、
夕顔と月見草が咲いていました。

昼間は目立たない花ですが、沈みそうな日に向って咲く様子は、
とても愛らしく、儚げでもありました。

日が沈むまでの、今日の花の命ですので、帰りに摘んで、
網傘の花入れに入れてみました。
 
皆さんと花が主役の、夕残リの茶事などで、楽しみたいと思いました。             
     
夏野菜のトマトときゅうりが、初めて実をつけました。
茄子の初なりは、取ってしまうそうです。
今のところ、虫や病気に負けないで、順調に育っています。
 
収穫が終わったものは、玉ねぎとニンニクとキャベツです。
ジャガイモもそろそろです。

早速、旬をいただきました。        

1日目

玉ねぎ、ジャガイモ、キャベツ、ブロッコリーと
ニラと帆立の餃子を、蒸し器で一気に蒸しあげ、手早い、手抜き料理ができました。
                 
 

2日目

玉ねぎとニンニクの厚切りスライスのソテー、

これも、フライパン一つで調理しました。
あとから、卵とブロッコリーを時間差でいれました。

レタスや紫蘇で巻いて胡麻のドレッシングで、味は自分流。               
         

主人、一言、 「この玉ねぎで串カツがいいね。」だそうで、
次回のメニューが決まりました。 


以上
野菜はすべて、安心、安全の自家栽培が嬉しいのです。
暑い、きつい、手がかかる、のですが、畑仕事にハマってます。

                

 夕顔  
          月見草

      中玉トマト


   まだ、花を付けたキュウリ



      トウモロコシ
 これから一ヵ月ほど、雨や風、台風
などを乗り越えて、育ってくれれば と、祈るばかりです。
 種から苗、移植と手をかけてきまし たので、ここまで育っただけでも、  嬉しいのですが。
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2009年5月25日
楽庵だより
定期的に、ごく親しい方々との茶事をしておりますが、、それぞれにご活躍の為、皆さんの参加が難しくなってまいりました。
今回久しぶりに、開催出来ましたので、ご報告いたします。

基本の正午の茶事をめざして、
朝5時、朝どりの家庭菜園の野菜とお花が出番を待っています。

12時半
お客様を汲み出しでお迎え。
5月とは思えない気温30度のこの日でしたので、冷たい梅茶に変更いたしました。

初座  懐石

汁の胡麻豆腐は前日、全ての準備が終わった後、10時から作りました。胡麻と吉野葛に適量の水を加え火にかけ、ひたすら練り、静まりかえった台所で右手、左手と変えながらしていますと、心が落ち着いてきて、禅僧になった気分でした。

向付は鰆に二杯酢の加減酢にして、味にも爽やかさを出してみました。

燗鍋と杯台


              

椀盛は真蒸を考えていましたが、思いがけない暑さの為、飛竜頭
に変更いたしました。
付け合わせは、新ものにこだわり、新玉葱、新わかめ、セリ、
?と思われた方は、正解です。
セリは冬、鍋ものなどに使いますよね。これは、昨年マーケットで買ったものを、根だけ、土に埋めて置いたものが、今、柔らかい芽を沢山だしています。自分の畑に出来たものが旬と言ったところでしょうか。

そして柚子の花芽。これも育ってているから、使えるものですね。小さな花ですが一人前に、しっかりと柚子の香りがします。
虫やほこりのないように、前日から水に浮かせておきます。

焼魚はサーモンの燻製です。
前日にオリーブオイルとニンニク(自家栽培)塩に漬けておき、
当日程よく焼いた後、桜のチップとザラメ、コーヒーで蒸し、程よい香りと照りがでたところを、温かいうちにお出しします。

預鉢
野菜の炊き合わせと鶏牛蒡
こだわりの新の物は、人参、牛蒡、葱、木の芽(自分で無農薬で育てた野菜たち)です。
あつあつでなく、冷たすぎず、口にしたときに程よい温かさを心がけました。

預鉢
蕗とじゃこの炒め煮
懐石にはすべての食材を使い切るのが良く 、命をいただくことに感謝の意味があるそうです。
私も八寸で使った蕗の葉も、ダシをとった昆布と鰹節も刻み入れ、
胡麻油で炒め、醤油とだし汁で味をつけ、カラ入りしたじゃこを合わせ、白髪葱をのせました。
この鉢は、きんきんに冷たくしました。
お酒がすすみそう、と好評でした。

小吸物
ここまで懐石が進むとやはり、味覚が鈍くなってきますので、
口をさっぱりさせるために、必要なものと、実感します。
今回は梅をつかいました。
ここでも、お湯の熱さで迷いました。
ずーとお客様と同じタイミングで食べていれば、おのずと分かるのですが、
余裕がないとお相伴も味わっていられませんしね。
今回は預鉢の最後が冷たかったので、少し温かいのをお出ししました。

八寸
山のもの  
 蕗(自家栽培の為、あくも少なく色良くできました。)
海のもの
 稚海老とパセリのかき揚げ。
 低温からじっくりと揚げて、かりかりの状態にしました。


香の物
何年も続いている糠床の漬物です。
胡瓜、蕪、沢庵
 夏のようなこの日、切り子の涼し
                   げな器が主役のようでした。

後座

花所望で入れていただきました。



炭所望お願い致しました。

お菓子はご連客様がそれぞれ、お持ち下さいました。
美味しいお菓子を有難うございました。

お花、お炭をお客さまにお願い致しましたので、
お濃茶を心をこめて、私、練らせていただきました。

薄茶は皆さんでそれぞれに、お点てして、楽しみました。

茶事の最後の薄茶は、いつも,お名残り惜しく感じられ、
いつまでも続いてほしいと思うのです。

しかし、一期一会、時は戻りませんね、
そう思える茶事だったことに、感謝いたします。


花入れはご連客様のお母様のお作品で、私にと、お持ちくださいました。感激です。私その方のファンですので、大変嬉しく、早速
宮城野萩を入れてみました。
押し花の蝋燭立てもです。

柔らかく揺らぐあかりと一緒に、お帰りの皆様をお見送りいたしました。

皆様のお陰で、無事に茶事を終えることができました。
有難うございました。

 

      汲み出し
 
      汁  向付

       椀盛

      焼魚

      預鉢

     預鉢

      小吸物

      八寸

     香の物 


扇面の花入れに甘茶とアルストロ


  主菓子  
 嵯峨野路(菓匠清閑院)
 (季節限定)

  干菓子
 白鷺宝(花見)  
 あやめ{鶴屋吉信)




釉薬が美しく、お花を包み込むように、優しいフォルムですね。



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2009年5月19日
楽庵だより

先週はキッズクラス(5歳と3歳)の茶道のお稽古をいたしました。

といいましても、はじめはおやつを兼ねてくらいでした。
二人とも男の子で、なんとか嫌にならない様に、
美味しいお菓子をと、心くだいたり、楽しくお稽古するには、など考えておりました。

始めてみると、なんと熱心に、こんなに集中力があるのかと、
驚きました。
過去、数回お稽古していましたが、のみこみが速いのです。

真、行、草のお辞儀  出来ます。
お菓子をどうぞ     出来ます。
難しそうにしていた、服紗捌き  出来るようになりました。
茶筅でお茶を点てる音がいい。

そしてなによりも、抹茶を苦いとか、言わずに美味しそうに飲み、
吸い切りを上手にするのです。
午後のお昼寝、目が冴えてしまうわね。とお母さん方が心配するほどにです。

子供らしい興味で、思いがけない質問があり、ハッとする時があります。
水屋でも、棗や茶杓などの置き場所を覚えていて、お片付けも
できました。

幼稚園児だから、小さい子だから、どんな事なら出来るかしら、
と思っていましたが、
失礼いたしました。なんでも出来るのですね。

成長が楽しみで、頼もしく思っています。


 花は芍薬です。

 点前座

 お干菓子

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2009年5月10日
楽庵だより

楽庵にお稽古(茶道裏千家)のお客様でした。

初めていらっしゃるので、心配しておりましたが、
ナビと地図のコピーを見ながら、お車でお越しくださいました。

事前にお道具の取り合わせなど、ご希望を伺っておりましたので水屋飾りに準備しておきました。
 
ご希望にもよりますが、
今回はお力のお有りの方でしたので、お手伝いはここまでで、
自由にお使いいただこうと思っていましたが、お一人でしたので、
席中でお相手をさせていただきました。

ご自分のお教室と違う環境が新鮮で、お勉強させていただきました、とのご感想をいただきました。

私はといえば、心を込めてお迎えしましょうと、床の間の花を入船にして、お待ちしておりましたが、お客様も素晴らしい薔薇をお持ちくださいました。
                      
奇しくも和と洋のお花のコラボとなり、お稽古の後、
親しくお花談義させていただきました。
お客様が帰られた後も、残り香のように、優しい香りに満ちていました。

あらためて、お花の効用と力を感じました。



     
 
 l
 名前をミスティパープルというそうです。 


菖蒲と白露草です。

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2009年5月1日
楽庵だより


今週のお稽古では、茶花の入れ方をいたしました。  
花台をしっかりと濡らし、選び易いように花を乗せ、     
床前に持ち出し、それぞれに気に入った花をいれました。
野にある様には、難しくまた楽しみでもあります。                 
                      



右の写真 上 深山苧環と黒蝋梅

       中 白苧環と紫つゆ草

       下 鯛つり草と都忘れ          



床の間に花が入ると一変して、野原に居るように深呼吸したい気持ちになります。
みずみずしい花が次から次と咲く時期ですので、
点前のお稽古の前に出来るだけ、順番に花を入れていただこうと
おもっています。

     
 花を入れたところです。
 
 

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2009年4月20日
楽庵だより

 雪餅草                       黒蝋梅              
白く見える部分にお餅が          黄色の蝋梅は、12月

のっている様でかわいいのですが、   から1月が花の時期です
凛として、存在感のある花です。     が、黒蝋梅は4月、5月
4月6日の写真では、ねじりんぼう    に咲きます。
の様に、蕾を見せていました。      葉の形も違い、葉の色も
                        濃く、みずみずしいです。
育てているる場所は土盛りした、     花の色は写真よりも
苔に覆われて,水はけの良い        濃い紫です。
ところです。自然界では、木漏れ日の
ある森の中がいいのでしょうね。
今の場所が気にいってくれたようで、
毎年、顔を見せてくれます。

     牡丹

 一人花所望でしたが、
 白薩摩の花入れに3種の花を
  入れてみました。
 

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2009年4月11日
楽庵だより

(趣味の会) 

                                       パッチワークの会の皆様が先生を含め6名さまで、
10時から5時まで、可愛いきんちゃくを熱心に作っていらっしゃいました。
先生がキットをご用意になり、好きな色など選んでから、
ご指導のもと、和気あいあいと楽しんでいらっしゃいました。    写真はお客様のご了解のうえ、のせております。                     

                                      
ランチはお持ち込み出来ます、とご案内致しましたが、
時間の都合もあるので、出来たら
ランチと3時のお茶の用意をお願いしたい、とのことでしたので、
季節の魚の燻製と、自家栽培の野菜を、サラダやソースに使ってお作りいたしました。
筍ご飯に木の芽を添えて、春を召し上がっていただきました。 

  

お客様には、喜んでいただけたようで、ほっといたしました。

皆様の作品です。
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2009年3月31日
楽庵だより
昨日、恒例となっております、近所茶会をいたしました。
向こう三軒両隣と申しますか、ご機嫌伺いと情報交換の場となっており、皆さんに喜んでいただいております。
茶道をなさる方も、なさらない方も、おいでなので、背もたれのある椅子を用意いたしました。
寛ろげると、好評でした。


一時からでしたので、飯後の茶事のように、
お酢のものと一献召し上がっていただいた後、主菓子、干菓子で
お薄を楽しんでいただきました。
お雛の趣向でと思っていましたが、遅くなってしまいました。
お優しい方が「旧の行事というのもありますから」といってくださり、助かりました。
童心に返り、雛遊びを楽しみました。
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