日産R32スカイラインGTS-TypeMフルレストア製作委員会

リアマルチリンクサス(まだ記載中)

 リアサスオーバーホール開始

フロントよりは楽です。シャーシフレームごと丁寧に落とします。

R32スカイラインの弱点となるフロント、そしてリアマルチリンクサス、そして邪魔なHICASを機能停止させます。

リアマルチリンクサスは、ストラットと比べても整備性はかなり楽な方と考えています。

部品単体重量が小さいからです。シャーシフレームは確かに重い。

特に、サブフレームに付属しているブッシュの交換をすることが大きな目的ですが

何故か、変なウエイトが付いていてこんなものいらないと思える重量物があるのです。

よくあるカウンターウエイトでしょうけど。制振材。

リアサスに関してもマルチリンクサスの弱点ともいえる部分です。

どうにかこうにかしながら修復整備していきます。

一度装着してしまうと、簡単に分離分解できる箇所でもないためブーメラン効果を呼び込まないように注意しながら整備を進めていきます。

このあたりの整備が一番重要大切な箇所であり、自身の経験と知識、実力が試される部分なのだと思います。

 バカクソ役人、そして警察、無能なクソ外国人に言う

日本が誇る国産車の価値が大きく減少し、海外に流れているか?

一番の原因は、お上、役人がボケでカスだからです。というのも部品設定をするにも8年保有期間としている点、新しい車を定期的に買えという思想視点では、物の価値は下がり続けてしまいます。

その辺を良く分かっていないから、やっと国内でもその車の価値が分かってきて気付いたときにはもう遅くて、状態の良い個体は全て海外(アメリカ、ドイツ、台湾、中国、ロシア、インド)に流れていく。合法も非合法も。

もっとたくさん保護しなければならないものが粗末にされていく。あとは盗難。というよりほぼ強盗ですわ。

そうならないように、最低でもマジに防犯対策を施さなければあっという間に持っていかれる。

日本国内は安全と言われてきたが、今ではそんなもの夢物語です。

バカ外国人が「車売ってくれ」と平気で人んちに土足でズカズカ入り込んでくる。

ヤード、中古買取業者。ナンバーもテンプラだったり。

うぜぇ~んだよ。バカめ。

お回りも役立たず。通報しても全くダメ。

この手の連中は違法行為、不法行為を平気でしているから。即刻国外退去、逮捕案件で起訴が一番良い。こいつらを相手に訴訟しても

結局逃れて、何もとれずに泣き寝入り。これじゃ意味がない。分かってんのか?役人ども。

被害迷惑は結局こっちになる。それでは何のための法律なのか?ってことだ。

僕のところに来る業者だろうが、インド、スリランカ人は最悪。人んちの家の中を舐めまわすように覗いたり。どんな車が止まっているのか平気で触ろうとする。だからよ、僕のところには来なくていいから。いい迷惑だから。

「二度と来るな」と警告してもまた来る。しつこい。

僕が知っている外国人はこの手のアホどもとは全く違う。このボケどものおかげで外国人のイメージをガタ落ちにしている。

困るんだよね。日本語も通じないアホが営業だとか、仕事しているとかホザくなよ。バカめ。

役所の許可もなく、在留もあるのかね?ないのかね?

ハッキリさせようか?

 リアマルチリンクサスを組立します

旧車に携わっているといつも思うことがあります。

そのクルマの価値を決めるのはユーザーだけの特権なのだと。

法律や中古車価格を決められてたまるか。というのが僕の考えです。

旧車は何故か安く見られる傾向にある。これを打開するのがユーザーの力かと。

パーツ交換といっても単なるAssy交換ではなくて使える部品はいかしつつ消耗しているところを徹底的に修復します。

いつも以上に、慎重に作業しましょう。

ゴム部品や、シールガスケット、Oリングシール、柔らかめの部品たちを眺めていると状態はあまりよくありません。

風化、劣化が進んでいる証拠です。

R32の弱点となっているパーツのひとつでHICASが誤作動してリア足が走行中にピコピコと動いてしまいコーナリングが安定しないといったボケ症状が出ることがあります。

これを整備修理時に合わせてHICASキャンセラーを打ち込んでしまいます。

しかし、これはエンジン駆動状態でないと油圧制御から行わないとあるパーツが取り付けできないため完全に仕上がってからダミー信号入力用のCPUを打ち込みます。まずは両端のリングプレートを取り付けた後です。

 装着されているHICAS。こんなもの最初から付けんなっての。

重くなるわ、コントロール性は悪くなるわ良いことはない。走行時に重要なパーツではあるが

ドリフトコントロールや細かな操作性をNGにしないようにするには、4WS的な動作を部分的に入れるだけで良い。

だったら最初から付属させないで車両価格を少しでも安くできたと僕は思うのだが。

HICASは言わずと知れた厄介者。走行中にアラート表示してタイヤがピコピコ動く。

タイヤ空転時にどのような動作をしているのか全く見当がつかない怪しいパーツ。

感覚的にみるとステアリングの切れ角で動いているのだと思うが、車速に応じて変化するとか聞いている。

でも、無駄なシステムである。

図解を見ると位相、逆位相を使ったシステムとはいえ、車両開発テスト実験中に分かったはずです。

「ああ、こいつは無駄だな」と

筑波を走行したとき本気でこのHICASシステムは「不要!」と思ったことが始まりです。

カウンターを当てて対処した後、最後の揺れを吸収するように走りたいのになぜかトー変化して落ち着きがなくなる。

グニャグニャするのがとても嫌で、タイヤにも優しくない。位相とか逆位相とか、んなもん要らんわ。

と強烈に拒絶。

こんな無駄なものガレージに帰ったら即刻プレート突っ込んで完全にコロス。と思ったのでありました。

何故に日産はこんな不必要な部品を装着したのか不明ですが、何か特殊性を出したかったのでしょう。

HICASとつけるのならば、パワステフルードタンクからサーキット走行をしたとき等に漏れ出す不具合の対策にでもコストを当てればよかったのではないでしょうか?

 HICAS分解

このパーツはマジに要らない。余計なタイロッドエンドや本体を取り外すわけですから手間がかかりすぎます。

ここでもできれば専用工具で一気に抜き取ります。

とにかく各パーツを取り外すには固着しているためにじっくり力をかけて作業するしかありません。

プレート一枚つけるのに無反応なCPU、これでは作業時間がいくらあっても足りません。

裏技を使わないと取り付けすら怪しい状況。

誤作動の神様のように思えます。ステアリングにHICASセンサーユニットが入り込んでいるためやはり車速センサーとの絡みがありそうに感じます。

余計なシステムはさっさとコロシて重要なパーツ交換に作業を進めるべきであると考えます。

一度取り外すため内部フルードが漏れ出てきますからビニールの袋などに詰めて保管します。

タイロッドエンドの分離作業も固着状態ですから人力による取り外しは出来ません。

この作業も専用工具でさっさと抜き取ります。

 リアサスアームの分離分解

足回りの整備は泥や油で結構な範囲で汚れています。

当然ですが同時にこの汚れも全て落としていきます。

経年劣化によるブッシュの変形、これは殆どの人間は気が付きません。

完全なガタが出ればわかるとは思います。

本来、定期交換が必要になる部分ですが。ブッシュ交換は基本的に無交換。ブッシュ付きでAssy交換という感じでしょうか。

 ここまで汚れると結構心凹みます。

原因は、あるところで道路工事をしていたことが関係している。

 ドライブシャフトの分離

ブッシュ交換と同じ、ドライブシャフトも固着気味に。

ナックルからドライブシャフトを取り外すにはかなり苦労することになると思います。

いずれにしても大きな力をかけてしまうと部品を壊す要因になりますから、小さな力でコツコツと体制を整えた上で作業していきます。

取り外し方法に少しコツが必要ですが、再組の時に固着防止剤を塗布しておくことで後の対応策になると思います。

ナックルは早々に壊れるものではありませんが、シャフトガワが痛んだりしますので慎重に作業します。

 ナックル+リンクアームブッシュ交換

やはり消耗しています。カラーがかなり返信しています。

足回りの構造が複雑なこともあり整備性は最悪です。

特にロアアームボールジョイント周辺が外しにくいのです。

ですが、慎重に作業していくことで軽快な走りを実現できますのでじっくりと取り組んで行きます。

やっと、ブッシュを取り外すことができました。

写真にあるとおりですが経年劣化によるカラー偏心が顕著に出ています。

この部品は必ず劣化します。ということは確実に規定アライメント変化が起きるということになるのです。

キャンバー角の変化はない方が良いことに越したことはありません。

ドリ車は好きではないし。適正値で練習したいね。その方が上達も早いから。

新しいハリのあるブッシュ交換を実施することで結果的に走って楽しい仕様になります。

後はセッティング能力次第ですが、新車時よりも走りが確実に良くなると思います(シャーシのへたりは追加作業で改善可能)

今回はフルレストアという意味合いからもフルブッシュ交換は必要ですし、足回り全体を分解しているのですから

やはりできる限りのゴム製品は交換した方が良いと思います。



ブッシュを取り外した後の空状態のリンクアーム類。

今回は全部のブッシュを交換します。さらにHICASのジョイントも交換しますので、優先順位を考えて作業していくことになります。

あまり載せたくない写真ではありますがアップします。

写真はノーマルブッシュが取り外される前のものですが、よく見ると偏心していることが分かります。

また、この部品リンクアームのブッシュ取り外しとパーツ単体の取り外しは簡単ですが、他のリンクアームに邪魔されて

知恵の輪のように作業が難しい部分です。単品で挑むよりも組立方法を模索しながら作業すると楽にできるかもしれません。



全体的に荷重が均等にかかるよう設計されているため、それほど大きい偏心は見られません。

しかし、わずか数ミリでも変わっているということは、それだけタイヤのセット設置が変わってしまい

走行性能に少なからず問題が生じていきます。規定範囲にはあると思いますが、ここもニスモ用で対処してしまった方が無難にボトムアップできることになります。

 HICAS(ハイキャス)ジョイント交換

この部品の経年劣化は顕著に表れるものではありませんが、ゴムブーツの劣化だけは確実に進みます。ブーツだけの単品部品は入手できない可能性が高いため少し下調べした方が良いと思います。

ジョイントの内部を観察するとまだまだ使用できる範囲にあるものの、結局ゴム部品がNGのためここだけ交換したいところですが、やはりない。

結局Assy交換。馬鹿らしいですが。

 交換前(取り出ししたブッシュ)


 交換を待つNew部品。

大した部品でもないですが、しかしゴム部品が新しくなることで末永く乗れる仕様に変更可能です。

スカイラインは名車ですから、ノーマル状態を優先して修復してから後はちょっとチューンで作業を進めると

やはり末永く乗れる仕様に転換可能と思います。

状況に応じて専用のグリースも封入して対応していきます。







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