石岡  常陸国総社宮大祭2009

           シルバーウィークの4日目、9/21に関東三大祭りに数えられる石岡のお祭りに行ってきました。
          今回は石岡の友人に誘われて神輿の代わりにカメラ担いでの出張りです。

                      
                       石岡は基本的に江戸型山車と御獅子がメインとなります。
       大小路町の山車、載っている人形は桃太郎さん                  香丸町は聖徳太子です。         


幌獅子と呼ばれる後方に荷車状のものを引き、頭で獅子頭が踊ります。
かなりの重量であるため、ひとり当たり5〜6分がせいぜいと思います。
                           
                        これが御本社。御紋は一般的な巴でなく、珍しい菊の御紋。
                       現在では、宮家の御紋との兼ね合いもあり、つけられることは
                       ありませんが、昔はあまり制約なく菊の御紋をつけられたそうです。
                        担ぎ方は俗にいう江戸前ではなく、わっしょい神輿。
                       神様が神輿に乗って各家を廻るという、昔ながらの意味合いを
                       伝えています。担ぎ手も烏帽子に白装で2時間休みなしの渡御。
                  
                          
                           今回お世話になったM君の所属する飛鵬会さんの半纏二態。
                        緑の半纏は年番町会の時にあつらえたもの。オレンジのそれは
                        オリジナル版。
                         共にイタリアに行っていた時に、其々の半纏を着、祭り衣裳で
                        ローマ市街で記念写真をとったことは、よい思い出です。  
             
                          御本社が宮入りし、御霊が本殿に御帰りになります。
                       その後、「ささら」と呼ばれる異様な面容の獅子が本殿前で踊ります。   
                              宵宮ともなると、山車が闇に浮かび上がります。
          今年の年番町会 森木町は菅原道真                         夜の香丸町 
   
                      
                      山車の上部は回転します。これが山車野郎のひとつの見せ場
 金丸町は弁財天。江戸天下祭に参加し丸ビルに展示されました。  山車の前では女性たちが弓張提灯を振って盛り上げます。
   
            森木町と大小路町の年番引継ぎ                        大小路町の狐の舞
   
あちらこちらで獅子の突合せ。なかなか見ごたえがあります。 
 
 
飛鳳会さんは大小路町さんの協力団体。彼女達の元気のよい歌声は賑やかさを更に盛り上げます。 
 
   
最終日、結局山車が御仮屋にはいり、最後の三本締めまでいっしょに締めて帰ってきました。
    来年もよろしく。