● 3つの活動の柱
@人のいる学校図書館の豊かな可能性を具体的に伝える活動
学校司書が配置された学校図書館のイメージは,まったく変わりまし
た.本好きな子だけでなく、漫画好き、雑誌好き、おしゃべり好き、学
校司書好きな子がたくさん集まっています。
読もうかなと思った本には、前に読んだ人の名前がわからないよう
プライバシーが保護された貸出方式が取り入れられています。
そして学校図書館には、充実した授業を作るために先生方も資料
を探しにやってきて、学校司書と協働で準備されます。
こんな豊かな学校図書館のイメージやこれからの可能性を多くの人
に伝えるために、年に2回の会報発行やパネル展、実践報告会などを
開催しています。
A行政への働きかけ(請願・要望・質問書の提出 懇談 傍聴)
県という範囲での活動のため、この役割が大切になっています。
県内15市町村へ学校図書館の充実をお願いするため、要望書を
提出し,支援援下さっている市町村議員に働きかけを依頼し、当局に
情報の公開を求めながら、動きを作る活動をこころがけています。
B学校司書への支援
(講演会・学習会の開催 記録集・資料集の作成)
配置された学校司書は、司書資格を問われながらも雇用条件が
悪く、とても不安定な働き方です。
司書は経験がとても必要な職業で、その積み重ねが着実に子ども
へのサービスを充実させ、授業を変える土壌を作ります。
学校司書を長く、安心して能力が発揮できる職業にしていくことが
結局は教育の現場に心地よい風を通す窓を作るのだと、私たちは
信じています。
研修がままならない学校司書を支援するため、講演会や学習会を
開催しています。
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