富山県図書館を考える会 概要
 
●設立  
1993年11月に公共図書館と学校図書館の充実を願い図書館についての情報の提供と学習の場を保障する活動を行うために発足
● 会員  
個人加入を原則とし「市民の権利としてのあらゆる図書館の充実を願う」という会の主旨に賛同される方はだれでも加入できる。

現在、公共図書館や学校関係者、保護者、ボランティア、教育や読書に関心のある市民など、約70名。


● 3つの活動の柱  

                              

@人のいる学校図書館の豊かな可能性を具体的に伝える活動

 学校司書が配置された学校図書館のイメージは,まったく変わりまし
た.本好きな子だけでなく、漫画好き、雑誌好き、おしゃべり好き、学
校司書好きな子がたくさん集まっています。

 読もうかなと思った本には、前に読んだ人の名前がわからないよう
プライバシーが保護された貸出方式が取り入れられています。
 そして学校図書館には、充実した授業を作るために先生方も資料
を探しにやってきて、学校司書と協働で準備されます。

 こんな豊かな学校図書館のイメージやこれからの可能性を多くの人
に伝えるために、年に2回の会報発行やパネル展、実践報告会などを
開催しています。

A行政への働きかけ(請願・要望・質問書の提出 懇談 傍聴)
 
 県という範囲での活動のため、この役割が大切になっています。

 県内15市町村へ学校図書館の充実をお願いするため、要望書を
提出し,支援援下さっている市町村議員に働きかけを依頼し、当局に
情報の公開を求めながら、動きを作る活動をこころがけています。

B学校司書への支援
 (講演会・学習会の開催  記録集・資料集の作成)

 配置された学校司書は、司書資格を問われながらも雇用条件が
悪く、とても不安定な働き方です。

 司書は経験がとても必要な職業で、その積み重ねが着実に子ども
へのサービスを充実させ、授業を変える土壌を作ります。

 学校司書を長く、安心して能力が発揮できる職業にしていくことが
結局は教育の現場に心地よい風を通す窓を作るのだと、私たちは
信じています。
 
 研修がままならない学校司書を支援するため、講演会や学習会を
開催しています。



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