平成13年(2001年)を振り返って

 

 

 

 仕事などの関係で忙しくてこまめに書けなかったのでまとめて少しづつ書かせていただきます。

そのせいで今更このネタ?というのもありますがその辺はご愛敬ということで。

 

 

 

1.歴史教科書問題について

 はじめに言っておきますとわたしは新しい歴史教科書を作る会謹製の教科書は読んでいません。

この事を念頭においてください。

 

 

 

 さて大学で史学をやっていた私にとってこの問題、非常にアホらしいものでした。

どんな内容でどうして韓国やら中国が文句をつけたのか。

そんなことは知らないですし知りたいとも思いません。

とにかく私が言いたいことはただ一つだけ。

たかが教科書の内容にいい大人がガタガタぬかすなということ。

 歴史を学べば分かりますが教科書に載っている内容は多数派の学説にすぎません。

最近の遺跡ねつ造問題を思い出せば分かると思います。

私が高校生当時、かの人物によってねつ造された遺跡はしっかりと教科書に載っていました。

受験のために暗記したことをよく覚えています。

まあ所詮歴史なんてこんなもの・・・って私が言うのも何ですが。

 ようは歴史というのはきわめて曖昧なものなのです。

よく「歴史は勝者によって作れられる」と言いますが、これは資料が残らないために起こること。

観測しなければその現象はないのと同じ事、というわけです。

 そういう意味からすると私は問題の教科書採用に賛成です。

なぜかといえば歴史とは暗記するものではありません。

色々と考えて、自分の納得したものを歴史とする。

まあこれは歴史にかかわらず学問すべてに当てはまるんですが。

とにかく問題ある教科書ならばどこがどう問題あるのか?

そう言ったものが学べるからです。

まあこれは今も相変わらずの暗記中心受験体制では無理かもしれませんがね。

 

 

2.北朝鮮?の不審船事件について

 この事件の一報を聞いた時、私はビックリしました。

まさか日本が目標に対して射撃を敢行、撃沈(自爆かもしれないが)するとは思わなかったからです。

もっとも私は撃沈に対して眉をひそめたわけではありません。

逆によくやった!と褒めてあげたいほどです。

しかし詰めが甘かった。

北朝鮮のスパイどもを一人も捕らえることが出来なかったからです。

正直言えば船なんかどうでも構いません。

スパイ達を取り押さえることが本来の目的のはず。

にもかかわらず「武器を持っているかもしれない」というおそれだけで何もせず結局一人も捕らえられなかった。

海上保安庁と海上自衛隊は何をしているんだ!!と声を大きくして言いたい。

この場面では護衛艦や巡視艇一隻や二隻損失しても、何十、何百人死んでも一人でも良いから捕らえるべきだった。

私はそう思います。

まあ過ぎてしまったことはいくら悔やんでも仕方がありませんが。

 まあこれで今後の課題ははっきりしました。

今後自衛隊・海上保安庁は接舷戦の訓練を重視することが上げられるでしょう。

なんならSEALSのような特殊部隊を編成するのが良いかも。

出なければガンシップを配備するとかね。

とにかく北朝鮮には断固たる姿を見せること。

今後発見次第、即殲滅でも構わないでしょう。

とにかく他国になめられない姿勢を見せることが大事だと思います。

 

3.何て言うのかな?あの事件

 2001年年末でしたかね。

数年間つきまとわれ、警察に何度も相談していたのにもかかわらず人が殺されるという事件がありましたよね。

父親が「息子を返しくれ!」ってTVで言っていたアレです。

 私は別に故人が悪いとは言いません。

明らかに悪いのは犯人です。

しかしあの父親を含めて何考えているんだ?という気持ちはありました。

特に父親。

警察に責任を全て押しつけていましたがアレはお門違い。

警察の仕事は事件発生後、犯人を捕まえること。

まあ防止出来ればそれに越したことはないですがそれは本来のお仕事ではありません。

せいぜい要人警備ぐらい。

自分の身を守りたかったら自分で何とかする。

たとえば警備会社と契約するとか防犯体制を強化するとかね。

しっかりと事故責任でやることが大事だと思います。

資産運用とかと同じでね。

 まあこのご時世、安全をただで得ようと言うのが甘いんだよ〜です。

みなさんも自分で自己防衛。

これを忘れずに平穏な生活を守りましょうね。

 

 

 

2002.01.06


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