機動警察Kanon番外編
 連載開始1周年&100回記念座談会

 

 

 

名雪:「機動警察Kanonの主人公水瀬名雪だよ♪」

祐一:「その相棒の相沢祐一だ」

作者:「作者の二束三文です」

 

名雪:「今回は連載開始1周年&100回記念ということで番外編、座談会をやるよ」

祐一:「三人だけでか?」

名雪:「(首を横に振り)違うよ。ONE・Airからゲストさんの登場だよ」

祐一:「そうか。ところで座談会って何やるんだ?」

名雪:「え〜っと・・・わかんない」

作者:「本編では語られていない話、そして私、二束三文の反省の弁を語る企画だ」

祐一:「(何てありきたりな)」

作者:「祐一くん、キミ巡査部長に昇進したい?」

祐一:「それはもちろんしたいが・・・ってもしかしてまた口に出していた?」

名雪:「うん♪でも祐一良いね。巡査部長昇進ってうらやましいよ〜」

祐一:「・・・たぶんお前が考えていることとは違う意味だぞ。

   ・・・ところで俺のこの癖って治るんだろうか?」

名雪:「奇跡っておきないから奇跡っていうんだよ〜」

祐一:「それは栞の台詞だぞ」

名雪:「あはははは〜♪」

祐一:「それは佐祐理さんの・・・」

 

作者:「おい、俺のこと無視するな」

祐一:「あっ、すっかり忘れていた」

作者:「(怒)チミ、2階級特進決定ね」

祐一:「ま、待て!!話せば分かる!!」

作者:「問答無用!!」

祐一:「待てって言っているだろうが!!それじゃあこの話のストーリーが変ってしまうぞ!!!」

作者:「別に構わん。この話はあくまでも『機動警察Kanon』だ。

   『機動警察パトレイバー』ではない。別にオリジナルストリーに移っても問題ないが」

祐一:「あんたが良くても俺は困る!!」

作者:「ならばそれ相応の敬意を表して欲しい物だな。

   キミの今後の行動は全てこの私の指先にあるのだからね」

祐一:「わかりましたから巡査部長にはしないでください(願)」

名雪:「何で祐一は昇進したくないんだろう?」

祐一:「・・・俺はまだ死にたくないんだよ」

 

作者:「脱線はこれくらいにしよう。座談会が進まない」

祐一:「(2階級特進の件が終わったことに胸をなで下ろしながら)それもそうだな」

名雪:「それじゃあさっそく座談会開始するね。ゲストの皆さん〜!どうそ〜!!」

 

名雪の言葉に登場する男1人に女三人。

 

みさき:「第一小隊から登場の川名みさきだよ」

雪見:「同じく第一小隊から登場でみさきのお守り役の深山雪見よ」

みさき:「お守りって雪ちゃん、酷いよ〜」

雪見:「本当のことでしょうが。嘘だと思ったら埋め立て地のみんなに聞いてみなさい」

みさき:「うぅ〜」

 

往人:「警察庁広域犯罪捜査官の国崎往人だ」

観鈴:「にははは〜。その相棒の神尾観鈴だよ」

往人:「相棒じゃなくてお荷物だろうが」

観鈴:「が、がぉ・・・」

   “ポカッ”

観鈴:「どうしてそんなことするかな」

往人:「晴子に頼まれているからな。問題ない」

 

 

作者:「これでメンバーは揃ったことだしさっそく座談会開始するぞ」

一同:「「「「「「おーっ!」」」」」」

 

 

 

作者:「まずは何からいくかね?」

名雪:「どうしてこの話を書こうと思ったのか知りたいよ」

作者:「・・・いきなりだな」

名雪:「ダメ?」

作者:「別に構わない。しかしそんなに深い理由はないんだよな」

みさき:「そうなの?」

作者:「ああ、そうだ。あえて言うなら『書きたかったから』。この一言に尽きるな」

祐一:「何て単純な」

往人:「同感だな」

作者:「(無視して)まあ金を貰うわけでもないし趣味だからな。

   他のSS作家のみなさんもそうじゃないのか?」

雪見:「まあそういうものかもね」

作者:「当時はまだ『Kanon』未プレイだったからな。 

   アンソロジーやらSS読んでキャラ掴んだつもりで書き始めたんだ」

観鈴:「だから真琴ちゃんがああいう性格なんだ」

作者:「うむ。真琴は失敗だったかなとも思うことがある。

   あんな人見知りの一面を持っているとは思ってもいなかった」

名雪:「SSだと真琴って祐一に悪戯してばかりだもんね」

 

 

作者:「それじゃあ次は何にするかな?」

祐一:「次はやはりキャスティングだろう」

作者:「キャスティングか・・・。苦労した」

名雪:「でもその甲斐はあったよね。感想でもよく出来てるって言われるし。

   特に佐祐理さんと舞さんだけど」

作者:「ある意味苦肉の策だったんだけどな。

    始めは第一小隊と同じように三機で一個小隊にするつもりだったんだ」

みさき:「でも二機で一個小隊だよ」

作者:「編成が難しかったんだ。祐一と名雪、舞と佐祐理さん、香里と栞、美汐と真琴。

   この四組が出来上がってしまったんだ。しかし三組にわけにくかった」

雪見:「あゆちゃんが1人残っちゃったのね」

作者:「そうなんだ。あゆを誰と組ませるのか非常に悩んだ。

   それ以上にどの組み合わせを分けるのかさらに悩んだ」

祐一:「舞と佐祐理さん、美汐と真琴、香里と栞。指揮系統としては完璧だもんな」

作者:「うむ。というわけで始めは祐一・名雪・あゆをおのおのに分けるつもりだったんだが」

みさき:「うまくわけられなかったの?」

作者:「そういうことだ。どうしてもストーリーが進まなくなってしまったんだ」

往人:「そういうものなのか?」

作者:「そうなんだ。である時ふと佐祐理さんって内海課長に似ているかなと思ったんだ。

   そこからは簡単だった」

祐一:「舞を黒崎役というわけか」

作者:「そうだ。で名雪と祐一を組ますことにした。これで原作の野明&遊馬が出来る」

雪見:「なるほどね。あとは第1試案にあった美汐&真琴にあゆちゃんを振り分けた訳ね」

作者:「その通り。で香里&栞は解体して・・・香里を榊整備班長役に据えた。

であまった栞は名雪&祐一に振り分けた。ちなみに北川は香里の決定と同時に今の役になった」

名雪:「これでKanonメンバーの配役が決まったんだね」

作者:「その通り。ちなみに秋子さんは迷うことなく隊長職だった」

一同:「「「「「「秋子さんだもんな(だしね)」」」」」」

 

 

 

作者:「どうせだし第一小隊のキャスティングも言っておこう」

みさき:「わっ、雪ちゃん。私たちのことだよ」

雪見:「分かっているから落ち着きなさい」

作者:「・・・続けるぞ」

名雪:「ふぁいとだよ」

作者:「第一小隊も第二小隊と原則編成の仕方は同じだった。

   しかしみさきと雪見、茜と詩子の組み合わせぐらいしか思いつかなかった」

みさき:「ひどいよ〜」

作者:「仕方がないだろ。他に思いついたのがみさきと澪、澪と雪見と重なってしまうんだから」

みさき:「あっ、だから私と雪ちゃんと澪ちゃんが一緒なんだ」

作者:「その通り。で茜と詩子が一緒となると残りは浩平・瑞佳・七瀬・繭の四人となる」

雪見:「もうこの段階で由起子さんは隊長職に?」

作者:「ああそうだ。こうなるとパイロットの1人を七瀬にしたくなった。

    となるとその指揮は浩平がピッタリと思ってな」

みさき:「う〜ん、浩平くんが私たちと一緒じゃないのは残念だけどその方がおもしろいかもね」

作者:「で最後の問題が瑞佳と繭なんだ。

    この二人をどう振り分けるか、それが第一小隊編成で一番悩んだんだな」

雪見:「で悩んだあげくが今の編成というわけ?」

作者:「何か引っかかる言い方だがまあそう言うことだ。

   茜&詩子に瑞佳は合わないので繭、まあ浩平の重しは瑞佳が一番と言うことだ」

 

 

 

作者:「キャスティングのラストは『Air』だ」

観鈴:「にははは〜、往人さん私たちの番だよ」

往人:「うむ、そうだな」

作者:「率直に言って『Air』のキャスティングは大雑把だった」

観鈴:「何で!?」

作者:「正直言って『Air』はゲームしていなかったこともあるがあまり好きになれなかったんだよな」

観鈴:「みすずちん、ショ〜ック!!」

作者:「しかしだ、第30話で不破さん役が出る必要に迫られてな」

名雪:「あっ、ファントム編の始まりの回だね」

作者:「その通り。で年齢の関係で晴子さんを据えたというわけだ。

    こうなると残りのキャラも出したくなるのが人情というものだ」

往人:「だから俺たちも出てきたと?」

作者:「そうだ。しかし後から強引に出すわけだからレギュラーにはしにくかった」

観鈴:「だから霧島先生姉妹とSUMEER編のみんなはゲストで一回だけの出番なの?」

作者:「そうだ。ちなみに晴子のキャスティングの次に決まったのが佳乃、そして聖だ」

観鈴:「私は?」

作者:「黙って聞いてろ。その次に決めたのが美凪とみちる。

   次に柳也・神奈・裏葉そして白穂。つで最後に往人というわけだ」

観鈴:「・・・私の名前がないんだけど」

作者:「お前のキャスティングはどうもしっくり来なくてな。

   お前1人出さないわけにはいかないので適当に往人の相棒にしたわけだ」

観鈴:「が、がお。酷い・・・」

往人:「・・・いつもなら殴るところだが哀れなのでやめておいてやろう」

作者:「そのせいでどうもお前ら二人出番が作れなくってな」

往人&観鈴:「「酷い・・・」」

作者:「まあそのお詫びというわけではないが後半にはそれなりに見せ場を作るつもりだ。

   それと書くかどうかは断定できないが劇場版を使うときはほとんど主役を晴れるはずだ」

往人:「本当か?」

観鈴:「いまいち信用できないよ・・・」

作者:「少なくとも今は『Air』好きだからその辺は大丈夫だと思うぞ」

 

 

 

名雪:「キャスティングが終わったとして今後はどうなるの?」

作者:「まあ原作通りに展開するつもりだぞ。

   まずはグリフォン編、その次に廃棄物13号編、で色々話を展開してグリフォン編第2部に行くつもりだ」

祐一:「どれくらいかかるんだ?」

作者:「わからん。そもそもこの『機動警察Kanon』、本来なら毎日更新してさっさと完結するつもりだったんだ。

   しかし仕事が忙しくて週2作に、今は週1作程度。これじゃあ完結は当分先だろう」

名雪:「え〜っ、作者極悪だよ〜」

作者:「やかましい!俺だってこの『機動警察Kanon』のせいで書きたいのがなかなか手がつけられないんだ。

   『Condottiere2』、他にも美汐メインの長編、オリキャラ物。

   『Air』に『Canvas』、『とらハ』。

   書きたいし構想も固まっているのもあるのに書けない。結構つらいんだぞ」

名雪:「・・・完結しなくて良いかも」

作者:「正解だな。これらの作品にお前の出番は少ないのは確実だし」

名雪:「極悪だよ〜」

みさき:「なゆちゃんはまだ良いよ。私なんかまるで出番無いんだよ」

雪見:「そうよね。最近『ONE』のSS、ちっとも書いてくれないし」

作者:「ちなみにみさき先輩メインのSSのネタが一本ある」

みさき:「本当!?だったら早く書いてよ〜」

作者:「ゆとりがないと言っているだろうが。

   ちなみに『機動警察Kanon』外伝という構想があり、その中にもみさき&雪見というのがあるんだよな」

みさき:「早く書いて欲しいよ〜」

雪見:「同感ね」

作者:「諦めろ。少なくとも今はグリフォン編の方が優先だ」

みさき:「うぅ〜」

祐一:「ところで『CLANAD』とか『ONE2』のキャラは出てくるのか?」

作者:「何だ、唐突だな」

往人:「それは俺も気になるところだな」

作者:「それはゲーム次第だな。といっても『ONE2』から一人、出して見たいキャラがいるんだが」

祐一:「誰だ、それは?」

作者:「秘密だ。もしかすると企画倒れになるかもしれないからな。何せ前例がある」

名雪:「前例ってなんなの?」

作者:「TVアニメ版に桜山桃子というキャラがいたのを知っているか?」

祐一:「TVキャスターだな」

作者:「そうだ。その桜山桃子に『To Heart』の長岡志保を当てるというアイデアがあった」

往人:「ピッタリかもしれん」

雪見:「なぜやらなかったの?」

作者:「他の東鳩キャラのキャスティングが全く思いつかなかったんだ。まさか志保一人という訳にはいくまい」

みさき:「そうだね。少なくとも5.6人は出てくるべきかな?」

作者:「そういうわけで出てこないんだ。他にも『痕』やら『こみパ』キャラも出したかったんだけどな」

 

 

 

 

作者:「長くなってきたからそろそろこの座談会を締めたいと思う」

名雪:「え〜っ、もう終わり!?」

祐一:「早いな」

作者:「やかましい。他にも書くべきSSはあるんだ」

みさき:「私の出番も欲しいよ〜」

観鈴:「私の方が出番少ないよ〜」

作者:「アイデアが沸いたらな。それでは今回はこれくらいで」

一同:「「「「「「それではまた〜♪」」」」」

 

 

 

おしまい

 

 

2002.02.10

 

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