ReadyNAS Duo
長いことほったらかしにしてましたが暇があるので簡単にレポートをまとめてみます。
購入は2008/05ですので現時点(2010/01)から一年半以上使用している訳ですな。
細かい詳細については公式サイトを見てもらうとしてまあNASです。
以前ジャンパラで安物のNASを購入し使用していたのですがこれがまた非常に性能が悪く使い勝手の悪い代物でした。
ちょうどこの頃、企業常駐のヘルプデスクな仕事をしていてデータのバックアップについてあれこれ考えさせられる場面が多々あり、
いっちょここはバックアップ環境を強化するかということでRAID1以上の機能を持つNASを導入することにしました。
でまあ予算などの兼ね合いもあり、このReadyNAS Duo(RND2000)を購入したのです。
ちなみにこのモデルはHDDは自分で組み込む必要があります。
そこでチョイスしたのはSeagateのST3500320AS、こいつ二台を説明書通りに取り付け、いざ設定を開始です。
さてここで気になった点を上げさせていただきます。
(1)電源投入直後のファンの音が爆音すぎる。まるで掃除機のスイッチを入れたかのようで、実際そう勘違いしたこともあります。
(2)ファームウェアのアップデートが必要なのですが、同封されていたUSBメモリではそれが出来ない。
2ch情報でこのことは購入前から知ってましたので事なきを得ましたが、知らなかったらすごい苦労したと思う。
(3)取扱説明書が非常にわかりにくい。英文の直訳?
(4)使用可能になるまでに時間がかかりすぎる。故障か設定失敗かと思ったほどです。
ちなみに↓はベンチマークの結果です。
NASがギガビット対応、我が家のネットワーク環境もルータ&Hub&ケーブルもギガビット対応、なんですが遅いですね。
普通にPCに載せて使う場合の1/3ぐらいの性能しか出てませんね。
まあNASは適度なスピードが出れば、あとは安定運用できるのが一番ですので支障はないのですがちょっとがっくりでした。
さてそして実際に一年半以上使用しての感想ですが以下の通りとなります。
(1)やっぱりファンの音がうるさすぎる。
80mmファンに交換してみたりしましたが(最終的には元に戻した)うるさすぎて自分の部屋に置くのは諦めました。
(2)こった使い方をするには取扱説明書がわかりにくすぎて困る。
(3)書き込みは問題なし、ただし多量の写真データをNASから直接読み取るのは遅すぎて無理。
一度、PC側にコピー等しないと実用的レベルでは読み取ることが出来ない。
結局、ファイル置き場としてしか使ってないです。
ただ外付けHDDにデータのバックアップを自動で行えるのは便利ですね。
おかげでRAID1+外付けHDDでデータを三重に保管できるというのはかなり安心がもてます。
中身のHDDが地雷(確認した限りでは対象外なのですが)なので三重の意味があるのかはなはだ疑問ではありますけどね。
とりあえずわかる人には良いNASなんだと思います。
わからない人は素直に他というか他社製品を選択した方が良いんじゃないかな。
とりあえず私は使いこなすことは諦めました(笑)。