Core2Duo使用体感記
2006/8/4〜2006/8/5深夜にかけて発売されたCore2Duo。
その前評判は異常なまでに良く、2006/7/24にはAMDがAthlon64およびAthlon64X2を大幅値下げする始末。
当初はこの値下げにあわせてAthlon64X2 4400+〜5000+を狙っていたのですが品薄だは、5000+は未だに未発売な有様。
そして実際に発売されたCore2Duo、Athlon64との得意苦手は互いにあれどかなりの高性能みたい。
悩んでいるうちに2ndマシンで使用していたRADEON9700Proが壊れちゃった。
手持ちのAGPのVGAで凌いでみるものの持っているのがG550とかMX440SEとかでは話になりません。
でこれ以上待つことは不可能と判断した私はとりあえず秋葉原へ行きそこでの在庫でどうするか決めました。
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案1:Athlon64X2 4400+〜4600+の在庫があればこっちに突入、AM2は無視
案2:Core2Duo E6600があればこっちへ
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まあこんな感じですね。
で2006/8/11に秋葉原へ行ったのですがもう上記の考えがかなり甘かったことに気がつきましたよ。
出たばかりのCore2Duo E6600どころかAthlon64X2 4600+の在庫すら少ないです、いや見かけません。
でT-ZONEで4600+の在庫を見つけたので買おうか悩んでいたら売り切れちゃった。
そして隣のDOSパラ行ったら今朝入荷したばかりというE6600の在庫が。
Core2Duoにすると手持ちのメモリが使えないからこっちから買わないと駄目。
でも性能的にはE6600+>4600+>4400+だそうだし……。
五分ほど悩んだあげく結局買っちゃいましたよ。
※CPU
CPUクーラーは別途『峰クーラー rev.B』を購入してそれ使ってます。
※GIGABYTE GV-NX76T256D-RH
今回Core2Duo E6600のために用意したのがこのGIGABYTE GV-NX76T256D-RHと言うGeForce7600GTチップのファンレスVGAです。
当初は7800GTXが欲しかったんですけど見つからないわ、CPUとメモリ代で予算オーバーしちゃうわで結局7600GTに。
まあ私がやってる3DMMPRPG「Master of Epic」はこれでも十分過ぎるんですけどね。
あと一万円ちょい出せば7900GTとかも狙えましたが簡単に壊れる欠陥品はいりませんって(笑)。
※GIGABYTE GA-965P-DS4
急にCore2Duoにしたのでろくに下調べしておりません(笑)。
ただ人気があること、それと前回購入したGIGABYTE製品は当たりだったのね。
まあ購入のきっかけなんてそんなことの方が多いんでしょうが。
無理やりノース&サウスチップをファンレスにしてますけど個人的にはありがたいですね。
ファン付きはうるさいし故障が心配です、また通常のファンレスのはかなり熱くなりますからね。
この構造ならそれらが回避できそうでありがたいものです。
Thermalright XP-120取り付け
最初は峰クーラーrev.Bを使用していたのですがこのマザーボードの構成上、サイドフローよりトップフロ^の方が良いのは一目瞭然。
そこで安売りしていたThermalright XP-120を購入、換装してみました。
結構マザーボードを選ぶCPUクーラーと聞いていたのですが下の通りちゃんと載せられました。
たぶんSI-120もSI-128も問題なく取り付けられると思います、XP-120が平気ですから。
3Dベンチマークテスト結果(測定日:2006/08/13〜2006/08/15)
Athlon6 3500+ PC3200 3GB GA-K8VT890-9 GeForce6600GT |
Core2Duo E6600 DDR2-667 2GB GA-8I965P-DS4 GeForce7600GT |
コメント | |
3DMark06 | 1426 | 3217 | CPUテストの時のFPSが大幅に上がってびっくりしました。 |
3DMark05 | 3391 | 5640 | 上に同じ |
3DMark03 | 7555 | 13487 | ここまでくると数字上の違いしか感じられませんでした。 |
3DMark2001SE | 17968 | 30623 | 上に同じ |
FF11ベンチ3 | L:6508 H:4562 |
L:10341 H:7964 |
動きが明らかに滑らかになってました。 |
FF11ベンチ2 | L:6360 H:5648 |
L:9718 H:8869 |
特に気になる点は無し。 |
FMOベンチ | SXGA:11701 XGA :11293 |
UXGA:18515 SXGA:18055 XGA :18065 |
見た目は特に変わってなかったですが数字に大きな差が出てますね。 |
信長の野望ベンチ | 281 | 350 | 25%も上がってる……すごいわ。 |
大航海時代ベンチ | 726 | 1504 | 数字が下三桁しか表示されないので1000超えたら焦りました(笑) |
デモペインベンチ | 10683 | 23442 | 倍以上も数値が違う……・すごすぎですな。 |
ゆめりあベンチ | サイズ :SXGA/XGA 最 高:9069/12867 綺 麗:14744/20101 それなり:19161/25933 |
サイズ :UXGA/XGA 最 高:10934/23033 綺 麗:14588/29733 それなり:19897/39443 |
同じ解像度で比較するとすさまじいまでにスコア上昇してますね。 ミドルレンジ同士なんですが。 いやはや技術の進歩ってすごいもんですな。 |
その他ベンチマークテスト結果
Athlon6 3500+ PC3200 3GB GA-K8VT890-9 GeForce6600GT |
Core2Duo E6600 DDR2-667 2GB GA-8I965P-DS4 GeForce7600GT |
コメント | |
SuperPi | 104万桁:44秒 3355万桁:39分00秒 |
104万桁:22秒 3355万桁:22分16秒 |
XP2500+で一分後突破したときは感動した記憶があるんですが 何というかすごい時代にありましたね。 |
hdben330 | SSへ | SSへ | AMDのベンチで使ったらしいので(笑)。 |
CrystalMark09 | 別ページへ | 別ページへ | ↑ありならこれはということで |
オーバークロック記
オーバークロックする気はなかったのですが暇だったのでちょっと遊ぼうとFSB266→FSB333にしたところあっさり3GHzでWinodws起動。
これはCore2最上位であるCore 2 Extreme X6800を上回るクロックなんですよ。
特別なことは何もしてないんですけどなんだこのすごさ(笑)。
とりあえずオーバークロックしたときのスコアを表記します。
定格動作 | オーバークロック後 | |
SuperPi | 104万桁:22秒 3355万桁:22分16秒 |
104万桁:18秒 3355万桁:19分32秒 |
FF11ベンチ3 | L:10341 H:7964 |
L:10986 H:8858 |
FF11ベンチ2 | L:9718 H:8869 |
L:10475 H:9482 |
FMOベンチ | UXGA:18515 SXGA:18055 XGA :18065 |
UXGA:20397 SXGA:20724 XGA :20786 |
3DMark06 | 3217 | 3280 |
3DMark05 | 5640 | 5760 |
3DMark03 | 13487 | 13649 |
3DMark2001SE | 30623 | 33609 |
信長の野望ベンチ | 350 | 388 |
大航海時代ベンチ | 1504 | 1670 |
デモペインベンチ | 23442 | 24208 |
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購入直後の感想(2006/8/15)
現段階では全く不満などありません。
性能・発熱・安定性すべてにおいて満足しております。
あとはこのまま使い続けてどうなるか?それだけですね。
久しぶりのIntelマシンですがなかなか気に入ったAMD信者でした。
第二便感想(2006/12/28)
四ヶ月ほど使用した感想ですが上記と変わりません。
早いは、安定しているは、熱くないはで性能については文句の付けようがありません。
その後Athlon64 4800+を買ってきたのでそれと比較しても申し分無し。
逆にAMD信者なのに「4800+は熱くてダメだな」と思わせてしまうほどの高性能っぷり。
ネットバースってなんだったのやら?(笑)