成田 2004年 8月21日


ヒルトン成田



ヒルトン成田 です。後泊でお世話になりました。1ヶ月を超える長旅でしたから、とてもすぐには帰宅できる体力ではありませんでした。また、車を預けていましたから、宿泊です。




ベッドです。広いと言えます。(画像 左)  バスルームです。HOTEL RENDEZVOUS と同じような感じです。(画像 右)

左上にあるのは、シャンプーとボディーソープです。押すと必要な分だけ出ます。これは合理的です。無駄が出ない。ヨーロッパでは、見かけます。シンガポールやクアラルンプールでは見かけませんでした。

シャワーヘッドは固定式でないもの、湯温調整・出湯がレバー一つでできるもの、が標準になって欲しいですね。その方がお年寄りや子供にも優しい。




洗面台です。いわゆる標準の造りでしょう。(画像 左)  トイレです。(画像 右)

ところで、画像を見てわかるように、ドアの蝶番がトイレ側についています。通常はそうでしょう。なぜ、シンガポールのトレーダーズホテルでは、逆なの?  あの部屋だけが何らかの理由でそうなっていたの?ここ で見比べてみてください。 トレーダーズの造りでは、内側に開いたドアが脚にぶつかります。ページは、ここ で。




机です。加湿器を頼んで、置いてもらっています。ホテルの部屋は乾燥しがちですので、あれば置いてもらいます。

このような家具類は、やはりシンガポールや欧米のものに比べて、貧弱な感じがします。これはホテルだけがそうであるというより、私たちの家具に対する考え方から来るのでしょう。 年代物が尊重される欧米、次々と新しいものに取り替えていく日本、そんな構図です。




ロビーからは、このような中庭が見えます。これは、客室からの眺めです。(画像 左)この中庭は、このホテルの素敵な「財産」だと思うのですが、その意識が経営者サイドになさそうです。

窓が数ヶ月以上、洗われていないようです。汚れ放題です。業者に委託する費用を惜しんでいるのでしょうか。(画像 右) トップ、何をしているの! お客さんはしっかり見ているのよ。
せっかくの中庭が台無しじゃないのよ。若いスタッフはしっかり頑張っているのに。




2004年12月16日の伺ったときのヒルトン成田です。中庭には、クリスマス・ツリーが飾られ、窓もきれいになっていました。




夜になると、このクリスマスツリーに明かりが灯り、きれいなのだそうです。夜までいたかったのですが、予定があり帰路につきました。画像は、高橋アシスタント・マネージャーが撮られたものです。




朝食会場の The Terrace です。広さも十分にあります。




今回の朝食は、問題のないものでした。ご飯もしっかりしたものでした。やはり、日本に帰ってきたのだから、美味しいご飯が食べたいですよね。ご飯の美味しさは、日本を旅すると問題になります。そうそう美味しいご飯を出すところはありません。

もちろん料亭などで高いお金を出すと出てくるのでしょうが、普通にそれなりのものが出てきて欲しいものです。ご飯が不味いと料理が台無しです。ご飯には、味覚をリセットする役目もあるのですよ。

日本人客のために、日本食はしっかりとしたものを出すべきでしょう。好印象を抱きます。味噌汁、納豆、梅干など。我が家の購入している梅干は安いものですけど、美味しいですよ。 毒々しい赤い色はついていないし、アミノ酸は入っていないし、塩味がまろやかだし、探せば安くて美味しいものはありますよ。仕入れの腕ね。

シンガポールやクアラルンプールでも、しっかりとした味噌汁を出すホテルがありました。ご飯は、朝食バイキングでは期待できませんでしたね。シンガポールでいつまでだしをしっかり取った味噌汁を出してくれるのでしょう。

シンガポールの旅行社のお話では、日本人観光客の数(全体の5%)が減少の一途であり、その回復はないだろうと、シンガポール観光局が見ており、インド人などにその対象を移し始めているのだそうです。

トレーダーズの営業担当の日本人スタッフのお話ですと、そのため日本人スタッフを置くことに風当たりが強くなり、苦労が絶えないそうです。 コンドミニアムではなく、ホテルの低層階を宿泊場所にすることも多いようです。

(9/4 追記) 2004年7月のデータですが、シンガポールを訪れる観光客の40%強を中国、フィッリピン、タイ、インドからの人たちで占めています。 観光客自体は、2002年7月の68万人、2004年7月の80万人で、18%の増加ですから、この4か国からの観光客がいかに増えたかがわかります。

日本人観光客の減少の理由は、目的地の多様化にあるようです。パイは増えないのに、行き先が増えたのです。
シンガポールに来る観光客には、2通りあるようです。海外旅行が初めてなので、安全な観光地を選ぶという人と、シンガポール・フリークの人です。 シンガポール・フリークの人は、決まったところにホテルをとり、行きつけの店に行き、そして帰っていく、旅行社には利益を生まない人たちなのだそうです。

子連れで行くシンガポールというキャンペーンをシンガポール観光局はとったらどうでしょうか。最適地ですよ、シンガポールは。
我が子は何度か忘れ物をしたのですが、取りに帰ったら必ずありました。また、子供に寛容な国です。多少のことは、大目に見てくれます。 もちろん、躾は大事なことですよ。どこにいてもね。我が家は少し失敗しているところがあります。騒がないですが、ちょっと我儘が足りない。

躾という話で続けるなら、アラブ人の子供は最悪。クアラルンプールのホテルでのことですが、親の留守中、子供たちが数時間も部屋でかけっこ、ベッドからの飛び降り、などで騒音。 親にも問題があり、アラブ人が宿泊した部屋は汚れ放題で、ホテル側は泣くそうです。 家具の損傷などあまり酷いと賠償を求めるそうですが、お金を出し渋ることはなく、ぱっと払うそうです。とってもお金持ちなのね。

私は、クアラルンプールの伊勢丹で、順番を無視するアラブ人女性と対決しました。きれいな英語を話しましたが、私のブロークンな英語が勝ちました。 中国女性と同じように、周りの観客に自分の正当性を訴えるのよね。私も同様に、訴えました。けりは、販売員の「この人が先」、でつきました。

仕事の同僚に中国人女性がいた経験は、何度もありますので、彼女らのスタイルを学習しており、負けませんよ。 中国人女性は仕事はできますね、押しが強い。やはり、営業には向いている人たちです。




ところで、このホテルはプールが地下にあります。プールと聞けば入ってみたくなる私は、ここでも泳いで見ました。今回の旅では、随分とあちこちのプールに入りましたが、風邪をひきやすい夫は一度も入らず、、、 暑い国に行ったのにね。

成田 2004年 8月21日