スワンナプーム空港


スワンナプーム空港


バンコク国際空港が、ドンムアン空港からスワンナプーム空港という新空港に移転しました。私たちの2度目のタイはこの新空港に着陸することになりました。 しかし、この新空港の概要がわからないので出発前にいろいろと調べてみました。それをこのページでは紹介してみましょう。

まずは、地理的にどこに移転したかですが、バンコク中心部から見て北にあったドンムアン空港から 東にあるスワンナプーム空港に移転することになりました。バンコク中心部から バンコク チョンブリ ニュー ハイウェイ で25kmほどのところにあります。 問題は、ほぼ東西に走るこの高速道路に入るのに時間がかかることでしょう。 スワンナプーム空港とバンコク中心部(マッカサン駅)を結ぶ路線「エアポート レールウェイ リンク」(ほぼ高速道路に沿って走る)が工事中ですが、予定通り行っても2007年12月でないと開通しません。

ところで、この空港、「スワンナプーム」と紹介されていますが、「スワナプーム」ないしは「スーワナプーム」と読むのが正しいのかも知れません。


スワンナプーム空港の配置図です。連絡通路(コンコース)がカタカナのキの字の形で並んでいます。AからGまで7つあります。ご覧のように、時計回りでA、B、C、…とふられています。 A、Bは、国内線用の連絡通路で、C〜Gは、国際線用の連絡通路になります。コンコースDには、旅客ターミナルが接しています。


北西方向から空港を見てみましょう。


旅客ターミナル1階はバスロビー(バス・ターミナルへの無料シャトルバス発着所。バンコク市内に行くバスに乗るにはバス・ターミナルからになる。タクシー乗り場もある)、 2階は到着ロビー、3階は待ち合わせロビー、4階は出発ロビーです。


空港に最も近いホテルは、ノボテル スワンナプーム エアポート ホテルです。送迎のバスで5分程度です。

今回の旅行では最初 宿泊を検討したのですが、観光をするためには市内のホテルに入らなくてはならないのだから、 ならば2ステップで行くよりは1ステップの方がよいということになり、ハイウェイを降りたところにある市内のホテルにしました。 深夜だったこともあり、この選択は正しかった。20分程度で宿泊ホテルに着くことができました。タクシー料金も200バーツ程度でした。

しかし、出発日には宿泊したいものです。早朝便はいつもストレスになります。前日にウェイク・アップ・コールとタクシーの手配を頼み、翌日はかなり早めに起き、朝食をとることもできません。 ここならば、ゆっくり朝食をとって、空港に行くことも可能でしょう。

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新空港であるからといって何かが起こるわけでもありませんでした。 その空港のレイアウトを知らずともただ人の流れに乗って行って、入国し(旅客搭乗橋からコンコースに入り、ゲートを通り、入国審査の長い列に並ぶことになります)、機内預け荷物をバゲージ・クレームで手にし、 宿泊ホテルに向かうのは同じです。宿泊ホテルに向かう手段は、選択肢が与えられます。

公共交通機関(安価に済むが、早朝・深夜は運行していない)を利用するか、タクシー(高くつくが、荷物を駅まで運ぶ手間がない。法外な金銭を要求される場合もある)にするか、 ホテルに送迎を頼む(無料の場合は当然これを選ぶが、有料でかつタクシーより高い場合は考えるところである)か。 また、数人で行動するときは、公共交通機関よりもタクシーの方が安くつく場合もあります。

我々は3人での旅行だから、これにしよう! となるまで頭をフル回転である。 例えば、エアポート・エクスプレスというバスを使えば、150×3=450バーツ、公共バスなら、35×3=105、タクシーなら、、、。 安全と利便と所要時間とをよく考えて、、、



下の画像には、1階にあったカオサン通り(Khaosan)行きのエアポート・エキスプレス(AE2)の案内です。 AE1(空港〜シーロム通り)、AE2(空港〜カオサン通り)、AE3(空港〜スクンヴィット通り経由 セントラル・ワールド)、AE4(空港〜戦勝記念碑経由 フア・ランポーン駅)。 エアポート・エキスプレス という直行バスは、料金が150バーツ、運行時間は、早朝5:00から深夜1:00。発車場所は、1階ゲート8(旅客ターミナルビル)のようです。

今回(2006年12月23日深夜)は、タクシーで市内に入りましたので、上記の情報について確認ができませんでした。 エアポート・エクスプレスは、旅客ターミナルビルから出るのが唯一の利点で、 バス・ターミナルからでる公営バスの方が料金も4分の1程度で済み、時間もかからないと主張する者もいます。是非とも乗り比べて確認してみたいところです。


公共バスでバンコク中心部に入るのならば、1階のバスロビーから無料シャトルバスで、およそ2.5km離れたバスターミナルに向かいます。


タクシー乗り場は、2階到着ロビーにあるご覧の表示のように1階建物を出たところにあります。 タクシー・スタンドの列に並ぶと、行き先を聞かれ、行き先をタイ語で書き込んだ右の画像の葉書のようなものを渡されます。

タクシーでのトラブルはどこの国でも起こりうるもの。成田空港にも「白タクにご注意下さい!」という表示を見かけます。 タクシーに関するトラブルを防止しようとして、このカードを渡されます。 これには、メーターの示す料金以外にサービス・チャージ50バーツと有料道路を使用すれば、その料金がかかることが書かれています。

また、タクシー内に荷物を忘れたときにこのカードが利用でき、不正請求などが起こったときにも利用できることも書かれています。 カードは降車時に渡さず、持っていましょう。


タクシー・スタンドの受付で渡されるSUVARNABHUMI AIRPORT TAXI TICKET(スワンナプーム空港タクシーチケット)に何が書かれているか見てみましょう。

黒字では、DRIVER'S NAME,DESTINATION(行き先),LICENSE PLATE NUMBER,DATE/TIME,FARE □ WITHIN BANGKOK AND GREATER BANGKOK,TAXI FARE IS CHARGED ACCORDING TO METER. (バンコク市内とバンコク周辺はメーターで課金されます),FARE □ OUTSIDE BANGKOK AND GREATER BANGKOK. BAHT(バンコク周辺とバンコク以外は、〜バーツ),TAXI STAND □ TERMINAL 1 と 書かれています。□は、チェックボックスです。

赤字では、1.TAXI FARE(タクシー料金) 1.1 WITHIN BANGKOK AND GREATER BANGKOK,TAXI FARE IS CHARGED AS SHOWN ON THE METER IN ADDITION, PASSENGER IS TO PAY FOR TOLL WAY OR MOTOR WAY FEE. (バンコク市内とバンコク周辺はメーターに示される料金に有料道路通行料を加えたものが課金されます)



コンコースGはゲートがG1〜G5の5つ、A、B、Fはゲートが6つ、DはゲートがD1〜D8の8つ、CとEはゲートが10です。


出発ロビーの入口すぐに各航空会社のチェックインカウンターがどこにあるかの表示があります。例えば、全日空NHはLカウンター、ユナイテッド航空UAもLカウンター、シンガポール航空SQはKカウンター、エアアジアAKはEカウンターというようにです。


(このページは作成の途中です。)


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