山行日記ホ−ム

2008年5月6日(火)
「藤内/P7スラブ」岩登り

予定は一の壁であったが、さすがはGW最終日、後から後から人がやって来る。(久しぶりのHさんやいつも来てもらってるSさんにも会いました。)普段の火曜日であれば貸切状態なのに・・・今回は藤内初デビュ−の人が多かったので、一の壁で体験してもらいたかったけど、仕方なしにP7スラブに変更しました。
今回はリ−ドビレ−できる人がいなかったけど、取りあえずリ−ドしてトップロ−プをセット。(Yさんは初リ−ドビレ−で緊張しまくり)有難うございました。
さてさて、皆さん初めての藤内、しかも初スラブ。初めの1本は皆さん足の置き方が分からなくソ−ルを削りまくり!それでも2本目くらいからは、何とか足置きが分かってきたみたいで、全員完登!!
スラブは足が置けてないと登れません。だから、足置きが上手くなります。また、人工壁ではなかなかスラブは体験出来ないので、足置きの練習にはスラブが一番ですね。
クライミングはやはり足ですね。・・・と勝手に決め付けて終了!! お疲れさまでした。


2008年04月8日 (火)
「左門岳」1223.6m/岐阜県本巣郡根尾村
最初の予定では、「御嶽山」で雪上訓練であったが、午前中の天気が良くない予報だったので急遽「左門岳」に変更した。それでも、天気が悪ければ「薄墨桜」を見て帰ることにした。
ところが、ポカラ出発の時には雨が止み、登山口に着いた頃には晴れ間もチラホラ…なんとラッキ−な…
さて、左門岳はあまり手が入ってなく、道標やテ−プもなく、また、渡渉や尾根に出てからの雪稜やらでなかなか楽しませてもらった。山頂はちょっとした雪の原でなかなか気持ちが良い。この日は前日の雨と雪解けで沢の水量が多く、足首上までの渡渉を5〜6回した。「う〜ん、楽しい!!」往復5時間程の山行であった。
今度行く時は、1月か2月の雪がしっかり付いた頃がいいかも…

帰りには、満開の「薄墨桜」を見て、「うすずみ温泉」で汗を流して、無事ポカラへ…

*「薄墨桜」は心引かれる何かがあり、神秘的で訴えてくるものがある。

2008年5月27日(火)
「藤内/前尾根」

今日は、沢登り(蛇谷)の予定であったが、急遽前尾根に変更した。
今日のメンバ−は前尾根初の人が2名である。天気も良くアルパインの楽しさを官能してもらった。M君には、P4を初リ−ド体験してもらい、まずまずのデキ!!(彼なりに反省はあるかな?)
最年長のAさんも、今日は楽しそう!!
前尾根は何度行っても楽しいね!!

今度は誰が行くのかな?

ではでは、また。


2008年5月21日(水)〜23日(金)
「槍ヶ岳」

2年ぶりの「槍ヶ岳」である。上高地は、年間通してこの時期が一番いい!青空に、新緑に、残雪に、そして、ニリンソウの絨毯!ただ、今年のニリンソウはいまひとつだった。。。

初日は槍沢ロッジまでだから、慌てることはない。新緑に映える穂高を眺めながら、のんびりロッジに到着。ロッジ手前くらいから雪があらわれはじめた。NNさんも快調だ!

二日目はババ平で槍沢におり、快調なペ−スで大曲りまで来た。この当たりは例年と変わらないくらいの雪であった。でも、稜線を見上げると何時もよりははるかに大きい雪屁が張り出している。
「オッカナイね!」NNさん。
F嬢は重いザックにもめげず、何時もの如く「淡々とした?フツフツとした?無表情な?喜び!!」をあらわににしている。

紺碧の空に、真っ白な雪の上に槍ヶ岳が、、、

グリ−ンバンドを過ぎ、殺生ヒュッテの前で生気を養い、小屋までの最後の最後のキツイ登りをクリア!!
NNさん、本当に頑張りましたね。F嬢もお疲れ様でした。

さて、槍はと見上げると、ル−ト上には雪がしっかり詰まってて、いや〜な感じ!!一緒に肩の小屋に着いた他の登山者は誰も山頂には行かない様子。ポカラパ−ティはアンザイレンして、いざ出発!!取り付いてみると、意外と雪が緩んでていい感じ。それでも、雪と岩がミックスで現れるからアイゼンの切り替えに慣れない人はちょっと怖そうだ。

「やった!!山頂でかたい握手!!」無事登頂、おめでとうございます。

そして、三日目である。今日はひたすら下るのみ。グリ−ンバンド辺りからシリセ−ドを交えながらアットいう間にババ平である。やはり、雪の槍は夏より楽だ。横尾まで来るとひと安心!三日前のニリンソウよりも綺麗だ。
最後はいつもの嘉門次小屋でパリパリの岩魚定食でしめて・・

天気に恵まれた三日間本当にお疲れ様でした!!最高のメンバ−に、最高の天気に、最高の槍ヶ岳、有難うございました。また、何時の日にか・・・

2008年5月13日(火)
「藤内/前尾根」

6時にポカラ集合して、出発する時は「本日は晴天なり」で天気の心配はまったくなかった。それが、御在所SAに着く頃には「今日一日天気が何とかもってくれ」に変わっていた。さすが、藤内だ!!(何時もポカラ山行の時は天気が悪い。)
藤内沢出合でYさんと合流、そこでクライミング準備をして、いざ、P7へ。。。
Kさんは、自宅ボルダ−で踵を痛めての参加。痛いのを我慢してでも、参加したかったとのこと。
さて、P7〜P2(やぐら)までオ−ルリ−ドで4人の引き上げは辛いものがある。でも、今回はM君がいるので、私が最初の2人を引き上げて、練習だからと言って残りの2人をM君に引き上げてもらった。(かなり楽させてもらった。)M君、本当にありがとう!!
そして、Iさんは2度目の参加で、やはり1度目と違い、要領が分かってると言うか、岩慣れしてきたと言うか、スイスイで一番楽しんでいた。
やぐらの上に全員が揃って、皆が満面の笑み。(ああ、連れて来て良かった!!)
みんな頑張った甲斐がありました!!


2008年4月20日(日)
「伊木山」岩登り/懸垂下降の練習

爽やかな青空と新緑のもと、久しぶりの伊木で岩登り予定が、トップロ−プのセットをしてから懸垂下降をしようとしたら、誰も満足に出来ないとの事。急遽、午前中を懸垂下降の練習に変更…北側でまず手順を徹底的に覚えてもらい、次は引き上げをして、いよいよ岩の上から実際に体験してもらった。計4回程して、みんな真剣だ!!
午後からは南に移り、やっと岩登りである。それぞれが2本づつ登り本日は終了。

午後からはXのメンバ−が来て賑やかなこと。久しぶりにK君にも会い、なかなか元気そうでなによりです。

2008年4月15日(火)
「野谷荘司山」1797m/岐阜県白川郷

閉鎖中の白山ス−パ−林道ゲイト前にポカラ号を駐車させてもらい、早々に身支度をする。既にスキ−ヤ−が1人準備中、彼は三方岩岳へ行くらしい。その三方岩岳へは、そのまま駐車場から白谷の左岸を行けばよい。ポカラパ−ティは、橋を渡り右岸から入りすぐに鶴平新道の尾根に取り付く。この尾根は最初だけ植林だが、すぐ気持ちのいい大木のブナ林に変わり、上部では八方尾根を小規模にした感じで展望も抜群である。なかなか気分の良い尾根だ。お気に入りに入れても良い!!
この尾根は、雪の時期に来て良かったと思う。(但し、無雪期には入ったことは無いので分かりませんが…)
山頂からは、白山、三方岩岳、笈(おいずる)岳、籾糠山、猿ヶ馬場山…等、見渡す限り山又山である。
とにかく、天気に恵まれご婦人方は日焼け対策が大変だったみたい!
帰りは、何時ものごとく温泉へ(この日は、荘川の湯でした。)大満足の一日でした。





2008年4月22日(火)
「藤内/一の壁」岩登り

着いた時はまだうす曇りだったが、徐々に晴れて来て、午後からは風も無く4月の藤内にしては暖かなクライミング日和であった。良い天気なのに貸切状態!!
まずは、一の壁初リ−ドのAさんがチャレンジ!その間に、他のメンバ−は3ル−トから懸垂下降の練習をした。Aさんは見事可完登、おめでとうございます。
2ル−ト、3ル−ト、テンクォ−タ−、コンテストと登り、今日はみんなベストコンディションで、テンクォ−タ−も全員完登した。しかし、テンクォ−タ−の核心であるエクボはちょっと大きくなった気がする・・・?
最後に、1ル−トを2ル−ト寄りのカンテ沿いを限定入り(右手は必ずカンテを持っている)で登る事にした。何とこれがなかなか面白い!!登ってみてください。

*但し、中間部と上部のフレ−クが剥がれそうです。くれぐれもご注意してください。