シングアウトの研究

  第14回 メンバーの変遷 
シングアウトのメンバーの変遷をわかる範囲でまとめてみました。不明な点も多いので、参考程度にご覧ください。また、情報や資料をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お知らせください(太字は新たに加わったメンバーを表しています。)


◆0期(樋口氏参加前)
初期のシングアウト男性:池田美和(tp)、惣領泰則(g)、原田時芳(b)、宮口森也(tp)、向山照愛,(Dr)、外人男性(tb?)
女性:江崎和子、中岡淑子、外人女性B(氏名不明)













◆第1期(1969年7月25日 合歓ポピュラーソングコンテスト時点) 
男性:池田美和、惣領泰則、原田時芳、宮口森也、向山照愛,樋口康雄(Key)、ビル・クラッチフィールド(tb)
女性:江崎和子、中岡淑子、外人女性C(氏名不明)

※September'69となっているのはカレンダーのため


※樋口氏の参加時期は不明。末盛氏と会ったのは中3の時ということなので1967〜8年頃だと思われる。

※ビルは1969年7月19日から参加
(左端は中村八大氏)






※写真を見る限り、外人女性Cは外人女性Bとは別人と思われる









※モノクロ写真は1969年8/18号「FMfan」に掲載された合歓ポピュラーソングコンテスト当日のカット


◆第2期(1969年8月頃〜1970年2月頃)
男性:池田美和、惣領泰則、原田時芳、宮口森也、向山照愛、樋口康雄、ビル・クラッチフィールド、
女性:中岡淑子、江崎和子、ケリー・コワ
※ケリーは1969年8月頃から参加

※1969年11/5発売「涙をこえて」シングル盤ジャケット




※1969年12/15号「グラフNHK」新番組紹介


◆第3期 (1970年2月頃) 
男性:池田美和、惣領泰則、原田時芳、宮口森也、向山照愛、樋口康雄、ビル・クラッチフィールド、
女性:江崎和子、中岡淑子、リディア

3.28放送分はすでにリディアが出演していた模様。1970年3月号月刊明星(2月発売)にはリディアが掲載されているので、ケリーはそれ以前に脱退したとみられる。


◆第4期(1970年3月ごろ?)
男性:池田美和、惣領泰則、原田時芳、宮口森也、向山照愛、樋口康雄、ビル・クラッチフィールド、
女性:江崎和子、リディア
※中岡淑子が脱退、女性メンバーは2人に。脱退時期は不明。



◆第5期(1970年春ごろ?)
男性:池田美和、惣領泰則、原田時芳、宮口森也、向山照愛、樋口康雄、ビル・クラッチフィールド、
女性:江崎和子、リディア、石川セリ
※石川セリは1969年11月放送のパイロット版に出演しているが、シングアウトのレギュラーメンバーではなかったのでは?
※このジャケットは、すでに中岡淑子、ケリーがおらず、リディアが参加していることから撮影時期は1969年2月〜4月頃だと思われる(「愛のつばさを」のシングル盤発売は1970年5月)。

※1970年5月発売「愛のつばさを」シングル盤ジャケット


◆第6期(1970年春頃〜7月11日)
男性:池田美和、惣領泰則、原田時芳、宮口森也、向山照愛、樋口康雄、ビル・クラッチフィールド、小林善美(tp)
 女性:江崎和子、リディア
※小林善美の参加時期は不明。女性用シャツを着用していることから考えて、衣装作成時は男性7人、女性3人のグループを想定して作られたと考えられる。

※1970年7月発売アルバム「愛のつばさを」のインナースリーブより


※1970年11月発売ピコとアーチーフレンズ名義のシングル「サークル・オブ・ブルー」のジャケット。リディア在籍中に撮影されたカットと思われる

◆第7期 (1970年7月12日〜1970年8月頃?)
男性:池田美和、惣領泰則、、原田時芳、向山照愛、樋口康雄、ビル・クラッチフィールド、小林善美
女性:江崎和子

※宮口森也は7/11に復学のために脱退したと思われる。
※リディアの脱退時期は不明。1970年8/15号グラフNHKには名前がなく、8/1の公開録音にも参加していないことから、7月中に脱退したと思われる。


◆第8期 (1970年9月頃?〜1971年4月3日ステージ101最終出演回)
男性:池田美和、惣領泰則、原田時芳、向山照愛、樋口康雄、小林善美
女性:江崎和子


※写っている女性メンバーの中にシングアウトのメンバーは江崎和子1人だけなのがわかる
※ビルの脱退時期は不明。1970年8月1日の公開録画に参加しているので、脱退時期は1970年8/2以降〜9月頃ではないかとみられる。