[3946] 02/03/15(金) 00:49
reikot様はじめまして。 桐秋
reikot様
はじめまして。樋口さんBBSにお邪魔している桐秋と申します。
PICO時代の樋口さんを、わたしも見てみたかったです。
なにしろ、「鶴吉」から入ったものですから、「ABC]を偶然みつけて聴いたときの
あのルックスと歌声は、スッゴク(笑)違和感ありました。
(「鶴吉」は、時代劇なのにチェロがBGMの基調で、哀愁もあり、クラシカルなくせにアメリカ風あたらしさもあり・・・で、「老齢の、ものすごいベテランが、
遊びごころで知性的な新しいメロディーを、楽しみながらつくっている・・・のでは」と、そこはかとなく想像していましたので・・・(笑)いまでも、いったいどこからどういう影響をうければあんな独自の作風が、ハタチそこらで出来上がるのか、大いなるナゾです。(笑))

PICO時代の樋口さんって、どういう存在だったのでしょう。
踊ったり、スキップしたり、ターンしたり、ときには、(NHKでよくある)あんまり笑えないコントとかやってらっしゃったのでしょうか。ズッコケたりとか(笑)。ビデオがあったら見てみたいですね。

そういえば、「火の鳥」関連で、樋口さんがラジオに出演されていたとき、こんな会話がありました。
女性アナウンサー「それでは、新しい時代の音楽をきりひらく、と言われている樋口康雄さんです!」
樋口さん「え・・・(笑)そんなこと、言われたことないですけど・・・(笑)」
アナウンサー「え?・・・」
樋口さん「ホントに、はじめて言われたんです・・・よく、オマエの作るのは古い、とは言われるんですけど・・・(笑)」
私は、それまで、大崇拝していた気持ちをふと忘れて、
「・・・なんか、おいしいヒトだな、これは・・・(笑)」と
思ってしまいました。

そういえば、CD版「ABC]の解説でも、作品を誉められて、
「そんな事言われたことないから、うれしいなあ(笑)」と、おっしゃっておられましたが、変でないようでいて、これが、(CDの内容をほめたたえる)解説の場ということを考えると、なんかちょっとおきて破りみたいな気もしないでもない・・(笑)。
もう、生まれながらのアイドル性をおもちなのかも、知れませんね。
PICO時代もどんな楽しいご発言をされていたのかと思うと、
そのころをご存知のみなさまがうらやましいです。(笑)
ともあれ、よろしくお願いいたします。

[3945] 02/03/14(木) 22:57
手塚さんと樋口さん 桐秋
オーリャ様
手塚ファンでいらっしゃるとは、すばらしいですね。
手塚さんの初期のものには、樋口さんの曲がぴったりというものが
ずいぶんあるとおもっています。
「消えた秘密境」とか、「メトロポリス」「ふしぎ旅行記」「罪と罰」とか・・・
むかし、「ガンダムX」を、「これなら、「アドルフに告ぐ」とか、「百物語」にも合うな」と思いつつ聴いたこともあります。
手塚作品には、樋口さんや富田さんのような、神話的な曲をかかれるかたが
合うとおもいますね。(いまからでも、手塚プロでやってくれればいいですね。)

手塚さんがあれほど「宇宙人のテーマ」に感激した、というのも、うなづけます。
手塚さんは、樋口さんの作品を、「オリエンテーション」しか、聴いたことが
なかったのではないかと思います。「上品な曲はいいとして、このひとに子供むき
の曲が作れるだろうか?」と、おもっていたところへ、あの、ディズニー調ともいえる軽快で堂々とした曲。生粋のディズニーマニアである手塚さんは、つねづね夢にえがかれていた理想に突如めぐりあったと感じたのではないでしょうか。
「前奏を聴いたとたん、体がふるえるほど感動した」と、いう表現でしたから・・・
樋口さんも、その手の曲をこれ以前に発表されたのは、「あれはだれ」「りすのパナシ」の時くらいではないかと思います。

ディズニー調とはいえ、「宇宙人のテーマ」は、やはり樋口さんらしい名曲です
ね。
前奏の、「レミファ#ソ・ミファ#ソシ・ラシド#ミ・ラシド#ミ」には、コード
の暴走(笑)があるし、メロディーの、「レレ・レーソファ#ソー」にしても、
最後の「ソ」、2拍あるけど、その2拍目は、コードの和音とぶつかって、ちょっと
陰影をおびるというか、単にあっけらかんとした子供むきのメロディーではないと
ころを感じます・・・また、ゴタクめいてしまいました。(笑)済みません。

それにしても、今回の特集に、手塚さんと樋口さんの並んだ写真が掲載されている
のをみると、樋口さんは、なんだか、「お子様」(!)といった感じですね。
こんなひとが、あの神話的雰囲気をもつ荘重なオーケストラをうみだしたとは、
いまみても、ちょっと、「ホント?」といった感じですね。

そういえば、80年の「鉄腕アトム」も、当初樋口さんが担当するかもしれなかった
んです。
ただ、従来のテーマソングに代わる、新テーマソングをつくってみたのだけれど、
「樋口氏じしんも、前のテーマソングにつよく影響をうけた世代だったこともあ
り」あまりうまくいかず、結局見送られたようです。(当時、妹がとっていた手塚ファンクラブの会誌に、そうありました)
そのかわり、その後、樋口氏は、「ブレーメン4」をてがけられたのです。

「火の鳥」、はやくCDになって出てほしいですね。
そのさいは、未収録のBGM(これが、またいいんです。ドラマ編には
はいっているけど)も、ボーナス・トラックとして、入れて欲しいですね。
(できれば、お蔵入りの、「鉄腕アトム」も、まあ、できれば・・・いつか聴きたいですけど。)(笑)



[3944] 02/03/14(木) 16:24
女将
reikoさん 復帰おめでとうございます♪

「赤い鳥逃げた?」は私にとっても忘れられない1枚です。
実は、私がはじめて親にねだって買ってもらったレコードはフランシス・レイ
のアルバムなんですが、映画音楽といえば洋画の、それも映画の主題歌のこと
だとばかり思ってたので、「赤い鳥逃げた?」を聴いた時は、ちょっと意外に
思ったものでした。
reikotさんも書いておられるように、あれは劇伴というより小品集と
呼んだ方がふさわしい、個々の作品が独立して鑑賞に耐え得る楽曲群だと
言えるのではないかと思います。これもぜひCD化してほしい1枚ですね!

オーリャさん
ハンドルの由来はオルガでしたか!
手塚作品のファンのかたにぜひ「オリエンテーション」を聴いていただき
たいですね。それに「ブレーメン4」を映像と一緒にごらんになった方々の
感想なども聞いてみたいなあ。

ところで「オリエンテーション」が発表されたとき、高名な音楽評論家も
芸大や桐朋の先生たちも樋口康雄なんて名前は全く知らなかったわけですが、
オスカー・ラビーナ氏は彼のことをたいへん高く評価していたようで、次の
ようにコメントしたことがあります。数少ない音楽の専門家(笑)の立場からの
コメントなので参考までに紹介しておきます。

"ヤスオの音楽は素晴らしい。アメリカにも作曲の大先生はいるが、やたらに
難解な曲を作るだけで誰の心もつかんではいない。
そうした先生の曲は、演奏するはしから忘れていく。
ところが、ヤスオの曲は、われわれがバイオリンをケースに納め、帰り支度
をしている時でも、頭の中に鳴り響いている。
ちょうどガシューインの曲がそうであるようにね・・・"

さらにアルバム「オリエンテーション」についてはこう語っています。
"ひとつひとつの音、リズムが実に精妙に、あたかも精巧な時計のように
組み立てられていて、演奏にひとつのミスも許されない。"

[3942] 02/03/12(火) 13:46
私も手塚ファンです オーリャ
桐秋さん
私も樋口康雄さんのファンであるとともに、手塚治虫さんのファンでもあります。
「手塚治虫ファンクラブ」に入っていて、ネットの手塚サイトに行って、「オリエンテーション」の宣伝に努めたりしています。まだ読んでいない、手塚作品を必死に読んでいるところです。
それにしても、「火の鳥」関連の情報の豊富さに、驚かされています。
手塚&樋口ファンにとっては、珠玉のような情報ですね。
貴重な情報を、ありがとうございます。

女将さん
樋口さんの最近の活動として、鳥取フェスタとロシアのピアニスト、アレクセイ・
リュビモフの作品を手がけているとのこと。私のHNの由来は、「火の鳥2772」
のオルガで、これをロシア風に言うと、オリガ、さらに愛称で呼ぶとオーリャ
になります。ですので、またもや、ビガーン!と反応してしまいました(笑)。
「ニューヨーク・カット」から、「Uncle from UNCLE」という仕事もされてる
んですね。

reikotさん
こんにちは!
「赤い鳥逃げた?」は、「火の鳥2772」のサントラのカセットテープについて
いた説明用紙に、彼の活動情報が載っていて、それで題名を知りましたが、残念
ながら、そのサントラを聴いたことはありません。でも、彼の音楽のこと、さぞ
かしステキなのでしょうね。私も聴きたくなりました。

それでは、みなさんの楽しい書き込みを、楽しみにしています。

[3941] 02/03/12(火) 10:27
赤い鳥逃げた? reikot
皆さんこんにちは!
私は日本海側イチのピコファンを自称する者です。
ピコファン暦30ウン年を誇る筋金入りです。
1月末に出産したためしばらく産休状態でしたが、先週末に自宅に戻り
やっとこうして書き込みに参入できるようになりました。
皆さんのお話はずっと読ませていただいていました。
どうぞよろしくお願いします。

21世紀になってピコが再評価され、昔の音源がCD化されるなんて
夢にも思ってなかったのですが・・・
ここまで実現したならばぜひぜひもう一つ再発売して欲しいのが
映画「赤い鳥逃げた?」のサウンドトラックです。

今回のレココレ記事で初めて音楽が先であったことを知りましたが、
とても納得!
音楽の方が勝っていて映像やストーリーがついていっていないと
思うのです。
発表当時まだ子供だった私は、さんざんサウンドトラックを聴いて
過ごした後に何年か経って映画を見ました。
音楽から期待したシーンが得られずとてもがっかりした覚えがあります。

この作品は1973年発表なのでabcの翌年ですね。
20そこそこのみずみずしいピコの感性が存分に味わえる作品です。
とても劇伴などとは言えない、美しい小品集となっています。
以前フィギュアスケートの音楽の話題が出ていましたが、
「赤い鳥逃げた?」にはアイスダンスに使ってほしい曲が
いくつもあります。
当時TVの皇室アルバムのBGMとしても使われていました。

[3940] 02/03/11(月) 21:49
ふなふなさん、いらっしゃいませ! 女将
ふなふなさん いらっしゃいませ!

ROMしてくださっていたとのこと、ありがとうございます。
HPを作ってる身としては、自分のHPをどんな方が見てくださっているのかは
とっても気になるところなので、こうして名乗りでてくださることは大歓迎ですし、とても嬉しく思います(^^)。
それに樋口康雄ファンがまだいた(笑)ことがわかって、すごくうれしいです。

「オリエンテーション」ご注文ありがとうございます(笑)、と私が言うのも変ですが、既発作品の売上が伸びて、ファンの発売を望む声があつまれば「ふりむくな鶴吉」をはじめとする未CD化作品、劇伴関係やCMなどの音盤化されていない作品、未発表音源など、まだまだ埋もれている樋口作品の発売が実現化する可能性もあると思うので。

そういえば「鶴吉」の主役は沖雅也さんでしたよね。
実は沖雅也さんは私がはじめてサインを貰った芸能人なんです(笑)。
「鶴吉」より前だったと思いますが、昔、「サボテンとマシュマロ」という
ドラマがあって、うちの近所でロケがあったんです。
当時はまだ子供だったので、色紙なんてものがあるのは知らず、レポート
用紙にサインしてもらいました。今にして思えば、ずいぶん失礼な話ですよね。
その時いただいたサインは、長いことしまわれたままだったのですが、沖雅也さんの訃報を聞いて、久々にそのサインを取り出し、しみじみと眺めたのが思い出されます。

と、音楽とはまるで関係ない話になってしまってすみません(^^ゞ

[3939] 02/03/11(月) 00:40
初めまして。 ふなふな
突然お邪魔します。ROMってるだけじゃ我慢できなくなりました。
私も樋口さんの音楽が大好き人間です。
子供の頃観ていた101で、ピアノを弾く小柄な男の人を見付けました。彼が指揮している映像も見ました。若いのにすごいなぁと思いました。
しばらくたってドラマ「ふりむくな鶴吉」のタイトルバックに「音楽・樋口康雄」の文字を見た時は思わず姉と「えーっ、あの樋口康雄?!」と叫んだのを覚えています。
ドラマと共に音楽もとても印象的で、樋口康雄・沖雅也という二大アイドル(!)が私の中に誕生したのでした。

樋口さんの音楽には今も色褪せないみずみずしさを感じます。
特に私が感じるのは、ブラスの使い方が特徴的だということ。
実にいいタイミングで、艶やかなカラミを入れてきます。或いは、ホーン系の暖かな重なりをそっとしのばせたり、ソプラノサキソフォーンが伸びやかに旋律を取ったりします。鶴吉テープ、その他、いつ聴いてもうなってしまいます。

CD発売されたオリエンテーションですが、随分前にラジオで放送されたことがありました。演奏会の収録物だったようで、楽章に分かれてなくて一曲(10分位)として構成されていました。(今も時々テープで聴くのですが、音楽のアイデァに満ちていて面白いです。)
私はこれがオリエンテーションだと、ずっと思っていましたが、CDの方が「正」なのですね。通販で注文したので、届くのが楽しみです。

長々と失礼致しました。
ラジオ出演の詳しい報告もありがとうございました。夢中で読んでしまいました。いつかまた、樋口さんの新しい音楽に出会えることを願っています。

[3938] 02/03/09(土) 17:38
RIDE ON MUSIC 女将
表の掲示板で店員さんが紹介してくださいましたが、本日早朝?に放送されたRIDE ON MUSIC』に樋口氏と元ピチカートファイヴの小西さんが出演されました。
聞き逃した方、聞きたくても聞けなかった方もいるようなので、簡単に内容を紹介しておきます。

番組は店員さんの進行で、おふたりの簡単な略歴が紹介されたあと、ピコの曲紹介で「ILOVE YOU」が。
「歌い手としてこういう場に呼ばれるのは初めて」というピコは、「ILOVE YOU」がどういうわけで発掘されたのかを今日はぜひ聞いてみたいということで、そのあたりを小西さんが説明してくださいました。

小西さんはアルバム「ソフトロック・ドライヴィン」で「ILOVE YOU」を知り、日本全国「ABC」を探し回ったけれど見つからず、遂に昨年、自分で「ILOVE YOU」を作ってしまったとのこと(昨年、レディメイドから発売された12インチアナログ盤のこと)。
実はふたりは12年前に一緒に仕事をしていて、その時は「ILOVE YOU」のことは知らず、ピコの手掛けた劇伴がとても好きだという話をしたのだけれど、そのことをピコは全く覚えていなかったという・・・(笑)。
まわりに何人かいる「ABC」を持っているDJさんたちに、小西さんは「自分はレコードは持ってないけど、樋口さんに会ったことがある」と自慢していたことなどを、とても楽しくお話してくださいました。

一方、ピコはクラブで「ILOVE YOU」が話題いることはもちろん、クラブ自体どういうものか知らなかったそうで、番組のなかでもクラブのことを何回もハウスと言い間違えていました(爆)。
彼自身「ABC」もシングル・カットされた2枚のレコードも持っていないそうで、あのアルバムも自分から作りたいと言ったわけではなく、たまたまそういう
話があったから作ったとのこと。ドラマの出演にしても、おもしろそうだからやってみようか、というノリだったとか。
セリさんに楽曲を提供したのは、彼女がMCAとアーティスト契約を結んでいたからだそうで、当時彼はMCAと作家契約していたので、仮に誰か他のアーティストに曲を書きたいと思っても書けなかったといったお話もありました。

ポップスはもう書かないんですか?との質問には「依頼があれば書いてみたい」という嬉しいお言葉が。
自分は注文されないと曲を書かない人間だと言っていましたが、そこがいかにも彼らしいところだなと思って聞きました。

その後、小西さんの最近の活動の紹介があり、ピチカートの曲を水森亜土さんが
カヴァーした「みんな笑った」が流れたあと、ピコの最近の活動として鳥取フェスタとロシアのピアニスト、アレクセイ・リュビモフの作品を手掛けているという話がありました。そして「ニューヨーク・カット」から「Uncle from UNCLE」を。

一時は音楽をやめようと思っていたという、ファンにとっては、ちょっとショッキングなお話もありましたが、店員さんの「ぜひおふたりのコラボレーションを!」という話に、小西さんもぜひピコに編曲をお願いしたいと語り、ピコも依頼があれば(笑)今後も曲を書いていきたいと語っていました。

というわけで、ふだんめったにとゆーか、ほとんど聞く機会のない貴重なお話をたっぷり聞くことができ、大満足の1時間でした。

なんとなく、番組の中身がわかっていただけたでしょうか?
うまく文章にまとめられずにごめんなさい!

[3936] 02/03/09(土) 17:06
火の鳥2772 桐秋
オーリャ様
ご親切なレスありがとうございました。
「火の鳥2772」当時、音楽に樋口さんが決定したという記事を、雑誌で見て、
私は夢ではないかと思ったものです。私は一方で手塚マンガファンであり、
「火の鳥」が連載していた雑誌も毎月買っておりましたから・・・
自分が愛好している2大天才が(しかも樋口さんは、あまり有名では
なかったのに)結びつくとは、と・・・

ですから、当時、「火の鳥」関連で紹介される雑誌記事や、TV、ラジオの特番
など、できるかぎり目をとおしました。前述した「ニュースセンター9時」も
そのひとつでした。当時わたしが知り得たことをまとめますと、
・手塚氏は、音楽選定にあたって、さまざまな音源を収集しておられましたが、そ
のなかにスタッフがもちこんでいた「オリエンテーション」が、あったこと。
・「KOMA」を訊いて、手塚氏は、即座に「これだ!」と、思われた、というこ
と。
・それでも、当初、手塚氏は、樋口さんの音楽を全篇に使用するかどうか、きめか
ねていて、(すでに採用のきまっていた)「KOMA」(ゴドーのテーマ)を録音する場において、テストケースとして、樋口氏に、「宇宙人のテーマ」をあらたに書き起こして演奏してもらうことにしていたこと。
・「宇宙人のテーマ」を聴くなり、手塚氏は、体がふるえるほど感動され、終了後
おもわず、樋口さんにかけより、激しく握手をかわしたということ。
・当時の手塚さんのコメントとして、「彼の音楽には、あったかみがある。日本ア
ニメの救世主になるかもしれない」「海外での上映会でも、彼の音楽は話題になりました。音楽担当は誰かときかれるのは、富田勲さんと、彼の場合だけでした。」
・映画自体の興行が不調におわったあとでも、「とにかく、あの宇宙人のテーマ
は、後世にのこると思います。」と、おっしゃっておられました。

サントラがでるまえに、ラジオで、(樋口さんがゲストの音楽番組)上記の2曲を流
しましたが,「ゴドーのテーマ」は、冒頭から、「白い画面の部分」でながれるところまで(つまり本編がはじまるまえ)で終わっておりました。
これは、わたしの想像ですが、当初録音されたのは、そこまでで、そのさきは、
もっと編成のおおきいオーケストラで、追加録音されたのではないのかな、と
思っております。

それにしても、ご返事ありがとうございます。
なんだか、わたしばかり書いてて、(悪いかな?)と(笑)いう気も
していたもので・・・(笑)

女将様
昨夜の樋口さんのラジオ、ききのがしてしまいました。
うちにラジオがないので(どうしようもないね(笑))・・・
どんな内容だったのか、これからはじまるみなさまの楽しい書き込みを
かげながら楽しみにしております。(笑)


[3935] 02/03/09(土) 16:13
よくわかります(笑) 女将
桐秋さんが何を言いたいのか、私にはすごくよくわかります。
表現は違っても、私が書いてたことも桐秋さんが書いてくださって
いたことと、本質的には同じだと思いますし。
ただ、悲しいかな音楽の専門的な知識がないもので、論理的にきちんと
説明できないんですよね(とほほ)
専門家にこのあたりをきちんと分析してもらって、彼の音楽の特徴を
ある程度、言葉で理解してもらることができたらなあとは、私も常々
思っているところです。

私がいつも凄いなあと感心して見せていただいているサイトに、作曲家の
渡辺岳夫さんのファンサイトがあるのですが、ここはデーター・ベースも
さることながら、各楽曲に対する管理人さんの音楽的なフォローが素晴しく
渡辺岳夫ってすごいんだなあ、作品を聞いてみようかなという気にさせます(笑)
音楽理論のページでは転調にもふれられているので、樋口作品のそれと比較して
読むと、彼の作品の特徴がわかるかもしれませんね。
リンクを張っておきましすので、もし興味があったら一度のぞいてみてください。

とにかく、きっかけはなんでもいい。「なんかそうとう変そうだ!」(笑)
でもいいから、彼の音楽をまず聴いて欲しいですよね。
聴いてもらえさえすれば、彼の作品は必ず評価してもらえるものと思っています。

http://www.sun-inet.or.jp/~miura/takeo/index.html