[4002] 02/03/26(火) 23:54
ビートルズは「古典」 アビー道路
女将さん、
萩原氏の話、とても興味深かったです。
僕は、萩原氏のようにアメリカン ポップのみにあれ程入れ込めないです。
だいたい、飽きっぽい性格で、ロック ポップミュージックだけには留まっていられませんでした。

オーリャさん、
気にせず、左脳を全快してみたら良いと思います。自分でブレーキをかけることもないと思いますので!

桐秋さん、
ポップスに理解がなくても、遅くはないと思います。
分かりやすく言うならば、
ビートルズを少なくとも聴いて行けたなら、こうした音楽への理解は深まりますし、これが最もこのような音楽を理解する近道だと思ってなりません。
[Please Please Me]〜ラストアルバム[Abbey Road]を本気になって聴けばおのずとロック/ポップミュージックは見えて来ます。

手塚治虫も、晩年あたりにはビートルズに目覚めていましたよね。
「すごい!」って。
映画「ある街角の物語」では、確か<ビートルズの肖像画>を通り過ぎて行きましたが、晩年の手塚氏でしたら、きっとあそこで立ち止まり、ビートルズは無視出来なかったことだろうと思います。

ロック/ポップミュージック界において、ビートルズはクラシック界のベ−トーヴェンのように革新的で、歌に溢れた音楽ですから!
「アビイ ロード」の感動も、ロック史上類を見ません。
でも、それにはビートルズを最初から順を追って聴いて行く必要があります。
慌てず聴き進めていくべきです。

[4001] 02/03/26(火) 22:38
hirutanさま、ありがとうございます 桐秋
hirutanさま
本当に、こころあたたまるレス、ありがとうございます。
>樋口ファンってすごくコアですごくたくさんいるのだなあ、と。
とくにこの一行は、感銘深いものでした。(たぶん、わたし以外の
樋口ファンにとっても)

音源発掘って、やる気と根気と知識がすごく必要になりますよね。
でも、宝さがしの楽しさもきっとすごくあるのだろうな、と、
ポップスの知識のないわたしでも、想像するだけで、頬がゆるみます。
これからも、どんどん、いい音源が見つかることを願っています。

[4000] 02/03/26(火) 15:34
樋口康雄さんに関係のない話ですみません オーリャ
>アビー道路さん
私は、美術を専攻していましたが、高校までは、ピアノを弾いていました。
といっても、音楽を論理的に語る左脳的な話はできませんが。コメントも
短いですし。
ということで、失礼しました。

[3998] 02/03/25(月) 23:51
再投稿 hirutan
きのう投稿したのですが、けさ削除しております。
寝る前に酔っ払ってかきこんだので、支離滅裂だったということもありますが、明らかな事実誤認がありましたので。
他意はありません。失礼いたしました。

あらためて。

桐秋さま
「音源発掘」ですが、このところ、むかし録音した音源のmd落しに夢中になっており、その中から「フジカラー」を発見しました。
あと、cm音楽の件ですが、作品集という形で、つくり手主導でディスク化しているのは大滝さんと達郎くらいですよね。
版権の問題などクリアすべき課題は多いとおもいますが、ぜひぜひ樋口作品集は 実現してもらいたいものですネ!
そして、
>樋口作品のCM曲って、(中略)他に変えがたい独自のフレーズがあって・・
同感デス!
>樋口さんには、「あれはだれ」というアニメの小品集があるのですけど
って、、、なにげなくこうした話がでてくるのですが。
だってこれ70年代の作品ですよね?
このbbsの過去ログをみてこのような話しが多くて、、、すごくおどろいています。
みなさん樋口さんを聴きたくてドラマそのまま録音した。とか。
樋口ファンってすごくコアですごくたくさんいるのだなあ、と。

アビー道路さま、
わたしは1982年ころからチューナーをもっておりません。
カーステ、ラジカセはありますが、ほとんど聴きません。
したがって達郎や健太氏がいま何を言っているのかは知りません。
<音楽フリーク>の件ですが「音楽を語るミュージシャンが好きな人は音楽を語るのが好き」なのでしょうね!
大滝さんは75年のgo go niagaraから、達郎は76年のオールナイトニッポンから、ウンチクられてるファンの方々が音楽を語るのが好きなのは仕方ないかも(笑)
バリー・マンを引用したのは、職業作家のスタンスをもつシンガー・ソングライターであり、また、80年作の「バリー・マン」(最高なのになぜかcd化されていない)以来、20年ぶり、2000年にアルバムを発表したことを連想したからです。
(でも樋口さんが今年だしたらabc以来30年ぶりとなる。こんな人いたかな〜?)

女将さま、
わたしのろくでもない妄想におつきあいいただき、嬉しいです!
soft rock drivin'、やーっとこのあいだすべて手にいれました。ホッ!
で、101関係、良いですね〜!
八大さんの曲中心ですが、山屋清さんのアレンジも気に入りました!
なぜリバティーベルスは収録されていないのでしょう?不思議。

http://www.geocities.co.jp/MusicStar/8774/

[3996] 02/03/25(月) 19:13
萩原氏といえば・・・ 女将
みなさん、実に幅広いジャンルの音楽をお聴きになっているんですね。
いやはや頭がさがります。
hirutanさんの妄想、現実になったらどんなに素晴らしいでしょう!
ちなみにタワレコ新宿店では、J-POPのコーナーにシングアウト
などと並んで「オリエンテーション」や「ニューヨーク・カット」が
陳列されていました。
あいにく、クラシックやジャズのコーナーでは見つけられなかったのですが
置いてあるんでしょうか?
以前、アビー道路さんが書いてくださったタワレコのmusseは、クラシックや
ジャズを専門に扱ってるフリーペーパーですよね。
このあたりにもジャンルの壁をまたぐことのやっかいさを感じてしまいます。

>萩原氏なんかは、PICOを聴くとどう感じるんでしょう?
直接のPICO評ではないんですが、ソフト・ロック・ドライヴィンシリーズが
リリースされた直後の萩原氏のディスク評が、ちょうどみなさんが名前を
挙げてくださったアーティストにも触れられた内容なので、参考までに紹介
しておきます。

まず、萩原氏は大滝詠一氏が東京ビートルズのビクター版アンソロジーの
ライナーに書いた「もともと50-60年代の日本にロックというコンセプトなり
サウンド・スタイルは定着していなかった。日本人は理論派だから、肉体系の
ロックン・ロールは苦手だったのだろう」
という言葉を引用した上で、
「ロックという表現形態を本質的に我が物にできずにいた日本のミュージシャン
ソングライターにとって、アソシエイションやフィフス・ディメンションの
コーラス・ワークとか、セル・メンのボサノヴァとか、バカラックのメロディ・
センスとか、あるいはクロディーヌ・ロンジェやフランシス・レイあたりを経由
したフレンチポップスは福音だったのだろう。そうした"アダルト"な音楽たちの
方法論ならば、理論を武器に表層をなぞることができる、と」と書いています。

そして、コンピレーション・アルバムとしてのソフト・ロック・ドライヴィン
シリーズは高く評価しているものの、収録された楽曲については「玉石混合」と
いう見解を示しています。
萩原氏がなにを玉としたかは長くなるので書きませんが、彼が「今も昔も石と
しかおもえずじまい」と評したのがエキスポ・メイツやステージ101音源
だったんですねぇ・・・(^^;;;

もっとも、ここで彼が「石」と言ったステージ101音源は東芝編に収め
られているものを指していて、PICOがここに含まれるとは思いませんし
(もちろん、これはこれですご〜く困ったことなんですが(笑))
また、萩原氏は多分に「ロック」という部分にこだわりがあって、はたして
「ソフト・ロック」が「ロック」と言えるかというところから言及していた
ので、こうやって発言の一部を抜粋してしまうと、そのあたりのニュアンス
が若干変わってしまうというのもあるんですが、いずれにしても私は、彼の
「表層をなぞったにすぎない」とした見解にいささか反発を覚えました。
で、私、それまで健太さんのこと結構好きだったんですが、これ以降、ちょっと
きらいになったことは事実です(爆)

ps.ルグランといえば、近々、濱田氏執筆のルグラン本が刊行されるそうです。
興味のあるかたはぜひお買い求めください。と、一応宣伝しておきます(笑)

[3994] 02/03/25(月) 11:05
書き忘れ アビー道路
大注目されている、カサンドラ ウィルソンの新作から1曲ラジオで聴きました。
「ザ ウェイト」……アルバムの1曲目にもなっているようです。

彼女を聴く前に、ジョニ ミッチェルを聴いていると、カサンドラの方向性も良く分かると思います。
まあ、ポップミュージックの人と、ジャズの人との違いはあるのですが、

[3993] 02/03/25(月) 10:57
歌手ではない、歌の味  アビー道路
hirutanさん
「モンスターズ インク」もランディー ニューマンなんですね!
「トイ ストーリー」の時も「おォ!」と思ったのですが(と言ってもランディー3枚にほどしか聴いてはいません)。これ大好きな映画です。

ホームページ拝見したのですが、<竹の屋セントラル ヒーティング>は「ザ ウェイト」しか聴いたことがありません。真面目に、山下氏のラジオを聴いていればすべての音源を耳に出来ているのでしょうが……

どうも、サザン、桑田佳祐を軽んじる<音楽フリークがいる>と感じるのは僕だけでしょうか? 
何だか「音楽を語る」大滝氏や、山下氏をことさら崇めるような傾向を感じる僕なのです。僕はこの2人とても好きです。
売れ過ぎるサザン、桑田佳祐にザ バンドや、リトルフィート……諸々が基礎になっているのは明らかなのに……「音楽をことさら語らない」桑田佳祐も見上げたものだと思うのです!

個人的には、
●大滝詠一プロデュースのサザンのアルバムが聴きたい。
★話にはあがっている、山下達郎、竹内まりや、桑田佳祐、原 由子の、日本版<パパス&ママス>のアルバムも実現させてもらえたらと思う。このメンツじゃ時間かかりそうだから、プロデューサーに奥田民生なんかどお? サクサクッと作る!

hirutanさんは、ジェームス テイラーなどアメリカの良心とも呼べるような音楽がお好きなようですから、もしかしたらNHK FMの萩原健太氏のラジオなんかしっかり聴いているのでしょうか。
僕は最近ごぶさたですが、実は何度となくリクエストかけてもらっています。
萩原氏なんかは、PICOを聴くとどう感じるんでしょう?

作曲家ならではの唱法と言うか、「そういうの」と割り切れば確かに樋口康雄の唄う歌は聴きたくなります!
バリー マンよりは、樋口はその才能の大きさからもバカラックの方! だと思いますが、
ライヴ盤で唄うバカラックの「アルフィー」。僕にとって最高の「アルフィー」です。泣けます。本当に泣いちゃいます……

・話が飛びますが、バカラックとの共演でグラミーまで獲った、エルヴィス コステロ! の新作!! 僕の中では、目下最大の注目盤です。

※ これからコステロを聴こうという人に合うかは、分かりません。まだ聴けないので、


桐秋さん、
「宮崎 駿」。無謀と思われるでしょうが、それしか無い! くらいの思いでもあります。
桐秋さんの音楽知識でもってして、ビーチボーイズの「ペットサウンズ」をお聴きになってみたらいかがでしょう。ポップ史の金字塔とまで言われる作品です。
ご存じとは思いますが「フェイム」はレコードにはなっていました。
83年の「マックスファクター フェイム コンサート」ではもちろん演奏されています。3楽章からなる「投函されなかった三通の手紙」も。

[3991] 02/03/24(日) 23:38
CMも貴重な音源ですね。 桐秋
hirutan様のHPを拝見させていただきましたが、すごいの一言です。
草の根レベルの音源発掘って、こういう方法があるのかと感心いたしました。
(単にわたしが知らなかっただけかもしれませんが)

(ここからいつもの話)
それにしても、CM独自の音源って、よほどの事がないと、放映終了とともに、
二度と聞く機会がありませんよね。ずいぶん勿体無い話だと思います。
樋口さんの作品にかぎらず、仕立て直せば、長く愛聴できるレベルの高いものも
かなりあると思いますが・・。「フェイム」も、そうでしたっけ・・・。

樋口作品のCM曲って、一曲一曲は短くても、メロディーにはっきりとした、
他に変えがたい独自のフレーズがあって・・
早く言えば、曲のキャラクターが立っているのですよね。
ちゃんと仕立て直せば、アンダーソン風の樂曲が10本以上できるのではないかな?
CMから、ちゃんとした楽曲になった例ってありますよね。「フニクリ・フニクラ」とか。

そういえば、樋口さんには、「あれはだれ」というアニメの小品集が
あるのですけど、これがまさに、短いエピソードに、一曲一曲印象深いメロディー
がつけられていて、そのまま仕立て直せば、
樋口さん版「ピーターと狼」になるんじゃないかと思えるくらい、いいのです。
そういう子供むきの組曲というのも、樋口さんにぴったりじゃないかな、と思います。
今からでも、どこか、企画を持ち込んでくれないかな?

昔、これも私の好きな作曲家の方で、小森昭宏さんという方が、
「窓際のトットちゃん」の企画LPを手がけられ、よいお仕事をされたことが
あるのです。
このような方式(映像作品がなくても、本のイメージで音楽をつくる)は、
いいと思うのですが・・。
出版社がよく出している(アニメになっていない)漫画の「イメージアルバム」
CDなど、とか・・。
(久石譲さんの大出世のもととなった「ナウシカ」も、元は、この手の
企画盤のなかの一曲だったのです。たしかに、抜擢されるのも当然の名曲。)

漫画にかぎらず、児童文学でも童話でも、「イメージアルバム」として、
樋口さんに何枚でも何十枚でもつくってもらえたら、将来の子供たちの情操教育にすごく役立つとおもうのですが・・・。
(そういえば、中田喜直さんに、子供用の(歌詞のない)小曲をかいてあつめた
楽譜集があって、これがすばらしくて、一曲一曲のキャラクターがものすごく
印象的なところなんか、樋口さんの作品によく似ているのです。
こういう方面も、いいなあ、と、かってに思ったりしています。)
(ホントに勝手だね)(笑)

アビー道路さん
いきなり宮崎監督ですか。たしかに理想ですが(笑)。
それならわたしも、リドリー・スコットとか、ブライアン・デパルマ
(ピノ・ドナジオ風)、ティム・バートンとか言っちゃいます。(笑)
日本では、押井守、庵野秀明などアニメ陣いがいでは、ちょっとマニアックに、
池田敏春とか(笑)。

[3990] 02/03/24(日) 16:22
訂正そして妄想 hirutan
水曜に質問して土曜に解る。webってほんとうにスゴイです。

ひとつ訂正します。フジカラー、テムポダウンしてないような気がしてきました。
後半アクセントキツめなので、聴感上そんな気がしましたが、よく聴くと違うような。
メトロノームでわかるでしょうが根性ないので。

さて、このままで帰ると、「およびでないのにしゃしゃりでて、ゴタクならべてさようなら(by 植木等)」となってしまうので、わたしなりの2002年の樋口ストーリー(妄想)をひとつ。

レココレを読んだ富士フィルムの宣伝部員が資料室へ。
「73年のcfありますか?」「あるよ。テレヴィのもあるけどfm用の長尺のもあるけど」
で、聴いてビックリ!
さっそく会議にかけ次のcfに採用される。
fmで1分のcmを聴きビックリした聴取者はテレヴィcfのテロップを見て樋口康雄を知り、レコ屋に殺到、小西さんのかっちょいい帯コピーも効果大で品切れ続出で再版を重ねることに。
これに目をつけたtvドラマ製作者がi love youをドラマの主題曲に採用。
スポンサーはもちろん富士フィルム。
ビクターがフジカラーのcm曲の販売権を買い取り、i love youとフジカラーcm曲のカプリングでシングル発売。
ここで、ワーナー販売部はオリエンテーションとニューヨークカットの販売拡大のため、
「樋口さんの多様な音楽性をアピールするため、タイアップしましょう」
と、ビクターにもちかけ、タワー、hmvなどに樋口コーナーを設けることに成功する。
(注:樋口作品はいまレコ屋ではpops、jazz、classicのコーナーに分断されているのでしょうか?たとえばボサノーヴァからフュージョンに転じたデオダートの作品やルグランの諸作を探すとき苦労するのは音楽性や仕事の多彩さ故にどの売り場にいけば置いてるのかが分からない亊!)

そしてi love youは大きな話題を呼び、ついに試聴機一台を独占し、すべての樋口作品が聴けるようになり、飛躍的に樋口ファンが増える。

そして、各方面から製作依頼が殺到した樋口さんの新作は、

可能性1:
30年の時を経、ふたたびシンガー・ソングライター樋口康雄の作品を発表。
たとえばバリー・マンのように

可能性2:
多彩な音楽性が評価を呼び、映画、tv、cm音楽などを手掛ける
たとえばランディー・ニューマン(トイ・ストーリー、モンスターズ・インク)のように

可能性3:
クラシックやジャズの作品を製作

可能性4:
その全部!

以上、妄想でした。
でも、今回のリイシューでかなり広く樋口さんのワークスは知られたのでは?
新作の製作依頼は既に殺到しているのでは?
2002年は間違いなく再評価の年になるでしょう。マニアレベルではなく。

http://www.geocities.co.jp/MusicStar/8774/

[3989] 02/03/24(日) 00:17
picoの旅 hirutan
女将さま、みなさま、

ありがとうございました!
わかって、すご〜〜〜く嬉しいです!

じつは、わたしの中でも本日結論がでたのです。
それを裏付けていただような結果となりました!
では、わたしの検証(ムチャムチャ大袈裟ですが)について報告します。

73年フジカラーのcm。
コーラスはカーペンターズやロジャニコを彷彿させるもの。
このころこんな洗練されたコーラスをできる人はいなかった。
(と、思う。いや、知らないだけかも、、、)
1973年といえば、オフコースが「僕の贈りもの」でデビュー。
達郎はシュガーベイブを結成したが、レコードデビューは74年ユーミンのミスリムのコーラスこの時期やっとライヴ開始。
もちろんこの二人ともぜんぜん声が違う。
レココレの記事をみてpico?と思ったが、小田や達っつぁんほどは違わないが、なんとなく違う、と思っていたのですが。
きょうハッと気づいたのです。わたしのもっているテープはaのkeyで1分強の長さ、1分のcmであればこんなはずがない、と。
keyを半分上げbフラで聴いてみると、59秒くらい。で、声がpicoらしくなったのです。
高音の歌手〜とくに女性シンガーがそうですが〜はピッチさがっただけでぜんぜん声が違ってしまうのです。
この音源もそう、と、思いました。
わたしはみなさまほどのファンではないので、100%の確信はありませんが、多分picoだと思います。
(レココレの記事では達郎の先駆者的な表現でかかれてましたがわたしの印象はちょっと違いまして、どちらかといえばフィフスやa&mライクな感じ)
ピアノのコード弾きのみの伴奏に一人多重コーラスが重なっていく。
ピアノは後半テムポダウンしているので、ドンカマーはつかってないでしょう。
ピアノを録音したあと、テムポチェンジしながらドンカマーなしでコーラスを重ねていくって、けっこうたいへんですよね?

歌詞は別役実氏

拝啓、空が晴れました
拝啓、風が吹きました
拝啓、花が咲きました
拝啓、鳥が鳴きました
拝啓、雲が流れます
拝啓、時が流れます
わたしはフジカラー
美しいものが好き
フジカラー

以上です。
お騒がせしました!

p.s.
1973年といえば、abcの翌年。フィフス・ディメンション・ライクなリバティ・ベルスを手掛けながら(ピアノはたぶん樋口氏)、内省的で静謐な「エロスは甘き香り」を演りながら(テーマ曲のイントロのピアノ〜これも樋口さんでしょう〜「人間」によく似てる!)、フジカラーもやる。
このあたりの音源、どどどどっとリイシューしてほしいですね「picoの73年の旅」とかで。

では!

http://www.geocities.co.jp/MusicStar/8774/