水曜に質問して土曜に解る。webってほんとうにスゴイです。
ひとつ訂正します。フジカラー、テムポダウンしてないような気がしてきました。
後半アクセントキツめなので、聴感上そんな気がしましたが、よく聴くと違うような。
メトロノームでわかるでしょうが根性ないので。
さて、このままで帰ると、「およびでないのにしゃしゃりでて、ゴタクならべてさようなら(by
植木等)」となってしまうので、わたしなりの2002年の樋口ストーリー(妄想)をひとつ。
レココレを読んだ富士フィルムの宣伝部員が資料室へ。
「73年のcfありますか?」「あるよ。テレヴィのもあるけどfm用の長尺のもあるけど」
で、聴いてビックリ!
さっそく会議にかけ次のcfに採用される。
fmで1分のcmを聴きビックリした聴取者はテレヴィcfのテロップを見て樋口康雄を知り、レコ屋に殺到、小西さんのかっちょいい帯コピーも効果大で品切れ続出で再版を重ねることに。
これに目をつけたtvドラマ製作者がi
love youをドラマの主題曲に採用。
スポンサーはもちろん富士フィルム。
ビクターがフジカラーのcm曲の販売権を買い取り、i love
youとフジカラーcm曲のカプリングでシングル発売。
ここで、ワーナー販売部はオリエンテーションとニューヨークカットの販売拡大のため、
「樋口さんの多様な音楽性をアピールするため、タイアップしましょう」
と、ビクターにもちかけ、タワー、hmvなどに樋口コーナーを設けることに成功する。
(注:樋口作品はいまレコ屋ではpops、jazz、classicのコーナーに分断されているのでしょうか?たとえばボサノーヴァからフュージョンに転じたデオダートの作品やルグランの諸作を探すとき苦労するのは音楽性や仕事の多彩さ故にどの売り場にいけば置いてるのかが分からない亊!)
そしてi
love
youは大きな話題を呼び、ついに試聴機一台を独占し、すべての樋口作品が聴けるようになり、飛躍的に樋口ファンが増える。
そして、各方面から製作依頼が殺到した樋口さんの新作は、
可能性1:
30年の時を経、ふたたびシンガー・ソングライター樋口康雄の作品を発表。
たとえばバリー・マンのように
可能性2:
多彩な音楽性が評価を呼び、映画、tv、cm音楽などを手掛ける
たとえばランディー・ニューマン(トイ・ストーリー、モンスターズ・インク)のように
可能性3:
クラシックやジャズの作品を製作
可能性4:
その全部!
以上、妄想でした。
でも、今回のリイシューでかなり広く樋口さんのワークスは知られたのでは?
新作の製作依頼は既に殺到しているのでは?
2002年は間違いなく再評価の年になるでしょう。マニアレベルではなく。
http://www.geocities.co.jp/MusicStar/8774/