Junkoさんの「聴く会」レポ


「かんぱ〜い」の声で始まった『第2回樋口康雄を聴く会』
会場は東大に程近い“K”という樋口さんにゆかりのお店、と聞いたときには、店名は伏せてあるのね、本当はなんて名前のお店なんでしょう?と思っていました(笑) 

この日、はじめてお会いしたまーくんさんとおうめさん。改札口でお会いしたまーくんさんは、体調不良で2日も会社をお休みしたばかりとか。まだ本調子ではないようでしたがとても気さくな方でした。おうめさんは101関連のHPでよくお名前を拝見していたので、はじめてお会いする気が全然しませんでした。

さて、店内に入ったときの興奮ぶりはエリさんのレポートにお任せして、会は、いつも集うメンバーが今日も集まった、というようなアットホームな雰囲気で始まりました。(実際は○年ぶりだったり、初対面だったり) まずはおいしいベルギービールを飲みながら、このお店でしか聴けないCDを鑑賞しました。

おもむろに配られたプログラムには、聴いてみたいと思っていた曲がズラリ。 曲が始まるとともに皆さん真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

もちろん私も。桜姫東文章」はとてもにぎやかなお囃子でした。 題名から勝手に歌舞伎だと勘違いしていたので、エッ?と思っている間に曲が終わってしまったのがちょっと残念でした。 もう一度聴きたいなあ、と思っていたらあとでとある映画音楽として紹介されて…。当時の映画音楽では本人が知らない間に音楽が使用されることもあったとか。 

一番印象に残ったのは、「KOMA」そして「赤い鳥逃げた」 「KOMA」はCDとヴァイオリンの音色が明らかに違う… 一瞬別の曲?と思う個所もあって、演奏者による違いもあるでしょうし難しいことはわかりませんが個人的にはこっちの方が好きかも。 CDと何度も聞き比べてみたいと思いました。 何とかなりませんか?  ねえ桐秋さん(笑) 

そして、「赤い鳥逃げた」皆さんとてもいい曲だとおっしゃっていましたので期待感120%で聴き始めました。ほんとすごい。「火の鳥」以外の映画は観た事がない私(観る勇気がないというべきか)ですが、これは映画を抜きにして完結した音楽だと思いました。 

さて、後半のクラシックは、有名な曲ばかりだけど聴きこんでないからどこをどうアレンジしてあるのか残念ながら私にはさっぱりわかりませんでした。事前学習の大切さを感じるのは何度目でしょう…

 marionetさん曰く原曲を大事にして、壊さないアレンジだそうですが。(marionetさんへ、表現間違っていませんか?違っていたら訂正してくださいませ。) 

どの曲も樋口さんの活動を知らなかった頃のもので、(あの頃インターネットがあれば…)私にとってのブラックホール時代。聴いて見たいなあ、という願いがようやくかなえられました。しかし、一度聴いたからには、やはり手元において何度も聞き返したい!と思うのがファンのさが。。。 

1曲1曲、marionetさんの解説に耳を傾け、曲を聴き、左の耳では皆さんのお話を聞く、合間に口を動かす、ということであっという間の3時間でした。 

こうして、お腹もくちて脳もそろそろパンクしそうなところで、塩コーヒーとクイズで盛り上がった後、1次会は終了しました。 

*塩コーヒー:元来エチオピアでは塩をいれてコーヒーを飲んでいたそうです。Kでは、そのまま飲んでもすッごくおいしいコーヒーにモンゴルの塩等8種類の塩を出してくれます。コーヒーに入れるだけでなくみんなで楽しく塩の味見もさせていただきました。

この後とことこと歩いて2次会会場、本日の宿泊先でもある太栄館にみんなで移動、途中地下鉄の駅でおうめさん、ぽーれんさんとお別れ。ちょっと淋しい一瞬でした。 

ということで、2次会3次会については他の方にお任せさせてください。 marionetさん、すてきな会をありがとうございました。いい音楽をいっぱい聴いて、皆さんとおしゃべりして、樋口さんの近況も聞けて、とても実りのある会でした。 
ご参加の皆さん、今度はJBでまたお会いしましょう。