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guさんの聴く会レポート
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3月30日日曜日 樋口康雄日和
東京国際フォーラムにて「樋口康雄を聴く会」開催。
地下鉄有楽町駅の改札を出たら、そこは東京国際フォーラム。
コンサートを聞きに来たことはあるのだが、会議室は初めて。
入り口の案内板で会場を確認したあと、6階をめざす。
エレベーター前の電光掲示板に「樋口康雄を聴く会」と表示されているのを見つけ、へへへと、ちょっと照れてしまう。
エレベーターで6階につき扉があくと、船のようなガラス棟の建物全体から差し込む暖かい光に充たされる。
樋口康雄日和の優しい空気に体が包まれているようだ。
なんだか、し・あ・わ・せ。
該当会議室まで行くと 入口に「樋口康雄を聴く会」と電光で表示されているのも、嬉しい。
一番乗りかと思っていたら、会場前にもう若い女性がいらしている。
PICOの娘さんと言ってもおかしくない年頃かな?と思ったことは、一生胸にしまっておこう(笑)。
「仙台からきましたACOYAです。」とご挨拶され、「guです。g・uと書きます。」と自己紹介をする。
ネットの人とオフするのは初めてではないけれど、ハンドルで名乗るのは、ちょっと恥かしい・・・
もっと言いやすいハンドルにすればよかったかな。
ふたりで話していると、よく似た雰囲気の二人連れがいらした。
「桐秋です。」「妹です。」とご挨拶。
また「guです。g・uと書きます。」と自己紹介をする。
ハンドルで名乗るのは、ちょっと恥かしい・・・
その後 次々に、皆さんがいらっしゃるたびに「桐秋です。」「妹です。」との挨拶が続く。
その度に、本当に感じのいいご兄妹だわ〜としみじみして自分の自己紹介が遅れ気味になってしまう。
ハンドルで名乗るのはまだまだ恥かしい・・・
時間となり、女将さんがいらして開場。
皆さんのすぐに手分けしてテキパキと開場作りをする姿は初対面だなんて感じられないほどだ。
気持ちのいい方ばかりなんだなと感じて、嬉しくなってしまう。
各自ご持参の美味しいものとコーヒーが配られた席につくとさっそく、女将さんから会の進行のご提案などが始まる。
女将さん、カッコイイ。
その時、樋口康雄氏提供のケーキがあることが発表された。
「ええ??いいのぉ?」と驚き、とまどい、固まっていたので、この時 どんな話が交わされたか、まったく記憶にない。
(すみません)
自己紹介と第一部とどちらが先だっただろう曖昧(おいおい)。
自己紹介のことはどなたかが報告して下さるだろうと省略。
ピブリ太さんのご衣裳が「101匹ワンちゃん」で、アトムCDの
白衣の作曲家のように さりげないコスプレなのが印象的でした。
第一部 ピコの旅
皆さんが持ちよられた101時代の曲。
「Rocket Man」以外は、覚えています、覚えています。
当時ビデオもなく一期一会状態だったはずなのに、曲を聞くとつぎつぎと瞼に映像が浮かんでくるのはどうして?
それは愛?若かったから?
いや、今のボケボケ脳味噌とくらべてはいけない。
嬉しきかな、哀しきかな・・・
皆さんのテープは良い状態で保存されてますね。
リロリロになって駄目になった私のカセットとは大違い。
オープンリールの方がやはりいいのね。くすん
『ピコピコピッコ』
『返事をおくれよ』
の英里子さんのモノマネがグッドです。
『返事をおくれよ』私には3パターンの記憶がありますが、何回くらい歌われたものなんでしょうか?
『人生の壁』を聴いてビックリ!
こういう題名だったのですね。
勝手に『ほおりぃもうぜの唄』とか言って(馬鹿な中学生だ)友人達と物真似ごっこをしていたのを思い出しました。
当時、「ピコって一拍めを強く歌う」とマネをしていましたが、今回改めて聴いてみて「そんなことはぜ〜んぜんない!」
ということが判明。
ショック!私たちの耳は腐れ耳でした(笑)。
第2部 映像作品鑑賞会
『喫茶ロックジャンボリーの映像』
あの時は楽しかったですね〜
『アリナミンA”80〜89”全30本』
これは見ごたえがありました。
誰でもが見たことあるCMなのに、まとめて魅せられると圧巻です。
あらためて聴くと【樋口康雄樋口康雄した音楽】ですね。
こんなにも自分好みの音楽なのに、CMが実際に流れている時は、 まったく気がつきませんでした。
後から知っただけ。
ファンだと公言しておきながら不覚なり。
第3部 もうひとりの樋口康雄
『別れの午後』
『さらばかぐわしき日々』
『黒蜥蝪』
の3本は、はじめて聴きました。好きです。
『ふりむくな鶴吉』
これを聴けたのが一番嬉しかった。
真っ先に伸びて駄目になったのが、鶴吉のカセットだったのでまた聴きたいとずっと願っていたのです。
急遽参加させてもらって本当に良かったとつくづく思いました。
『不二家ルックチョコレート』
♪バナナ〜パイン〜ストロベリ〜アーモンド〜♪
ついつい口ずさんでしまいます。
第4部 しゃべり場
ピコから差し入れしていただいたケーキを食べながら聴く。
2003年開戦を予言したという噂の「チベットの予言書」だって、私が、ピコからケーキを奢ってもらえる日がくるなんて、
きっと予言できなかったに違いない。すごい!勝ったぜ!(何に)
なんという感激。
なんという美味。
なんという幸運。
「もうこれから先、何も食べられないわ〜」と思いながら、ゆっくり一口一口味わっていただきました。
樋口康雄さん、ご馳走さまでした!!!
(reikotさん、hirutanさん、そんなこと言った口で、二次会にて、ビールやシュウマイをパクついていたことは
ご内密にね。(^_^))
今回、すべての人が初対面でした。
それなのに、女将さんはじめ皆さんと十年来の友人のような錯覚におちいって、
ついつい遠慮なくズケズケ話しかけてしまいました。
こんな不届き者を仲間に入れていただき感謝しています。
貴重な音源を聞かせていただいたうえに、いろいろなお宝もみせていただきました。ありがとうございます。
四時間なんてあっという間でした。
途中休憩の時に、集合写真を撮ったりおしゃべりしたのも楽しい思い出です。
私にとってのピコは憧れのお兄さんっていう位置で、その天才少年ぶりにマイッテいました。
音楽家としてのピコを尊敬していました。
お兄さんという年齢差は一生変わることなく、年齢を追い越すことは決して無い!と当然のように思っていました。
しかし、お宝の101当時の写真を見せていただくと、その中には「時が止まったままのピコ」がいました。
頭ではわかっているのに、「自分が年齢を追い越しているばかりか、我子のほうが写真のピコに近いんだわ。」と、
動揺してしまいます。
これを「乙女心」というのでしょうか。
まだ、こんな私の中にも「乙女心」が眠っていた。
まだ、こんな私の疲れっきった脳にも、瑞々しい記憶が眠っていた。
そんな発見は、樋口康雄ファンの皆さんとお知り合いになれたのと同じくらい私にとって嬉しいことでした。
楽しくって、美味しくって、耳に嬉しくってという至福に満ちた時間を企画してくださった女将さん、
貴重なものを披露してくださった皆さん、
私たちの耳と目と口を楽しませてくださった樋口康雄さん、
本当にありがとうございました。
まだまだ私たちは欲張りです。
ますます新しい音楽を聴きたくなりました。
ますますいろんな映像を見たくなりました。
また、皆さんにお会いできる日を指折り数えて待っています。
樋口さん!よろしくお願いします!!!
「樋口康雄を聴く会」参加者末席 gu
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