五月舎・俳優座提携公演
 「地球のぐあいはどうだい?廻ってますぜ 大将!」
♪ 病人の歌
♪ アプレゲールの歌
この舞台のことを知ったのは、平成の入ってからのこと。劇場に足繁く通う演劇ファンをのぞけば、一般の私たちが舞台の情報を知るのは新聞広告しかない時代でした。タウン誌も発行されてはいましたが、音楽担当が誰かなんてことは、まず書いてありません。新聞広告を隅から隅まで読みでもしない限り、樋口さんが手がけた舞台の情報を知ることは、一般のファンにはできなかったのです。

「地球のぐあいはどうだい?廻ってますぜ 大将!」…このタイトルから、私は長いこと、この作品は純粋な国産演劇であると信じて疑いませんでした。ところが、後日、パンフレットを入手して初めて、この作品がドイツの収容所を舞台にしたフランス演劇の翻訳劇であることを知ったのです。ストレートプレイだと聞いていたので、歌があるとは考えもしませんでした。この舞台の出演者はわずかに7人。主演の杉浦直樹さん、名古屋章さん、女1〜3を演じる高山真樹さん、そして「ロックを歌う男たち」4人。「病人の歌」「アプレゲールの歌」は、それぞれ誰が歌ったのでしょう。舞台を見ていない私は想像することしかできません。

さて、この2曲も公演パンフレットに記載された楽譜を元に作成しています。テンポの記載がなかったので、曲の雰囲気から、「だいたいこんな速さかな」と勝手に想像して、「病人の歌」♪=100、「アプレゲールの歌」は♪=120で作成しました。Finaleで楽譜を作成していて気づいたのですが、樋口さんの曲はアウフタクトで始まるものが少なくありません。この2曲もそうです。が、「Finale NotePad2003」では、うまく不完全小節を作ることができないので、便宜上、休符で埋めてあります(汗)。