学生時代にエルスケンの写真展があった、コート姿に首からさげたローライがかっこ良く見えて、 同学年で二眼レフカメラが流行りました。私も中古でマミヤC220を買ったのですが、エルスケンのように撮れるはずもなく、いつしかレンズをはずしピンホールカメラとして撮影していました。

 小さな穴で写すと、人がゆれ、木がゆれて、光もゆれます、数秒から数分の時間の流れを、全てに焦点を合わせて記録されますが、点も線もにじみ表現されます、昨日の風景を思い出す頭の中の朧げな記憶のような写真になるのです。

 雪が見たくて北に行ったり、桜が咲いてる場所へ足を運び、夏だから海にも行きました、その時々の気分で歩きまわります。

確かな記録ではなく、その時の気分や気持ちを、春夏秋冬おぼろげな記憶「朧写真」として撮影しています

朧 写真「春夏秋冬」スライドショー
*当サイト内のすべての画像などの著作権は藤田正義にあります。 

 無断でのご使用は固くお断り致します。