音楽家 高橋洋一さんの活動状態と近況

2002年
 1月 昨年12月 9.11のテロ事件を自ら視察する為、ニューヨークに実際行って地元の方々及び犠牲者の関係者と逢った。

 2月 帰国してからは、テロに関する論評やジュイッシュ民族や多くのジュイッシュが移民されてる米国がイスラエルのパレスティナに対する攻撃を支持する事への反対と反戦運動を展開。

 3月 音楽のライブを始め新たな曲の創作活動に入る

 4月 「子供の為の音楽教室」を多忙な中をさいて、非常に好評だった為、再開。

 5月 ロンドンフィルハーモニーに演奏して頂く為の曲を持って18日ブリティッシュエアー6便で経ち25日帰国予定

 6月 予定だったニューヨークとボストンに行く予定は、キャンセルし作曲活動に入る

 7月 初旬から中旬にロス・エンジェルスとフエニックスに向かう。中東問題でキャルフォルニア州のコングレスマンと会談。中旬からコマーシャル音楽を始め、新たな録音機材を導入して、本人の作品の創作に入る予定。

 8月 アメリカ国内での諸々の仕事をする。

 9月 ロンドンに遠征し、帰りにオーストリアによる。

10月 日米の行き来に追われる。

11月 東京の自宅で創作活動予定。自宅に新たなデジタル機器を購入し、創作の準備をする。

12月 米国西海岸に行く予定と新たな作品の完成予定。

2003年
 1月 前年末から毎年のように年末年始は米国内で通す習慣、下旬には帰国して新たな音楽創作に打ち込む予定。

 2月 自分が今までやった事のないような、ポップス系で若い人のための音楽を制作予定。下旬には米国の音楽出版社との契約の為、渡米予定。帰国は、未定。

 3月 音楽創作を継続中。しかし、国連及び国際世論を無視した帝国主義的な米国のブッシュ大統領が始めたイラクに対する侵攻に対する反戦運動にも音楽家・文化人として参加。

 4月 実母、高橋和子さん4月8日逝去(享年73歳)同月12日親族葬で行われる。

 7月 下旬から渡米、Los Angeles-Seattle-Los Angeles-NewYorkCity-Boston-Los Angelesと言う事です。
その後、帰国してから本格的に創作活動に没頭すると聞いております。

 9月 一旦帰国した後、再度渡米。諸々の用事で再度帰国。

10月 上旬に米国オレゴン州ポートランドにあるワーナーブラザーズ放送支局で”ジェリー・スプリンガーズショー”の音楽を担当する為再度渡米。

10月 中旬、誕生日も兼ねて下旬までロス・エンジェルスに滞在。FMステーションKTWV10月19日昼間に数曲放送。

11月 中旬帰国予定(変更に成りました)米国内の住所が変更:Venice California 90281 U.S.A.

12月 上旬帰国して休養と現在米国で演奏する支度をしてるそうです。

2004年
 1月 米国西海岸でのライブ活動、放送局の仕事等の為に渡米予定。

 2月 沖縄、関西地方での演奏活動とオリジナル曲の創作活動に従事。

 3月 ロス・エンジェルスに渡米、短期間で帰国予定。

 4月 実母の一回忌を上旬にとりおこなわれ、その後創作活動に専念。

 5月 GW明けの中旬から来年初旬まで米国内で創作及び、仕事に専念の予定。 

☆ 高橋洋一さん写真集 ☆

Yoichi J. Takahashi, Ph.D.

○ この場は、高橋洋一氏から直接頂いた内容を掲載しております ○

皆様からのご意見を自由に送って頂きたい場です

(但し、私から一般的な最近起こっている事や国内外問わず、勝手に幾つかのテーマを定義してます)

今回は、現在行われている、米国主導の独裁主義的なイラクに対する侵略戦争です。如何なる戦争に於いても必ず被害の無いものは、過去にはございません。現在の文明を備えた米国及び英国などが、それを実際に回避出来る可能性が残ってたにも関わらず、攻撃を国連決議を無視し、国際法に違憲した状態で攻撃している事を思うと悲しい次第です。今般の攻撃が前のベトナム戦争の繰り返しに成らなければ良いと思います。しかし、日本人はおとなしい方ですがヨーロッパを主体として多くの国々では、既に多くの反戦運動が行われており、それを危惧しない米国もあまりに悲惨な国家であると思うし、その米国に単に日米安保を掲げて金魚の糞の如く、追従している小泉内閣には失望するしかないものであります。 
現在のイスラエルとパレスティナのニュースを見る度に腹が立ってしょうがない昨今です。何故、米国のような世界の警察と呼ばれてる超大国がこれ位の外交しか出来ないようではこの世も果てだと実感致します。皆さんはどのように思っておりますか。
尤も、我が国では経済的な危機と大手金融機関とかの問題で賑わってますが中東では毎日人間の尊い命が亡くなってると言うのに、平和な国と言えばそれまででしょうが単純に外交に関しては全く機能してないのが実情でしょう。このような国では国連の常任理事国に成る資格などないどころか、くだらない陳腐なワイドショーを見る方々が多い事が我が国の文化的社会的な心情を物語ってるような気がしてなりません。果たして皆さんはどのように思ってらっしゃるのでしょうか。是非私のサイト内の掲示板に書き込んで頂きたくお願い申し上げます。でも、スポーツは良いですね、戦争をするならスポーツで争ったら良いと思う昨今です。

  •  米国並びに英国の国連憲章を無視したかたちでのイラク攻撃に対して非常に高橋さんは憤慨しるようです。高橋さんいわく、「アメリカのブッシュ大統領の行っている今般の攻撃は戦争ではなく、アメリカ帝国主義的な独裁者国家のするような一方的な侵略攻撃である」と言っております。
     確かに、私も今回の米国の決定は安保理では良い結果が得られないからと言って一方的に英国だけを見方に付けて侵略攻撃しているものだと信じて止みません。 正義感が人一倍強い高橋洋一さんは、非常に戦争反対論者であり、その人間性を物語っているのではないでしょうか。
  •  先日、米国内でのガス爆発事故(実際には事件)を高橋さんがFBI.LAPD,日本総領事館,外務省,内閣調査室まで情報提供と忠告したにも関わらず、聞くよりも土曜日であると言う事から何と警視庁が高橋さんに電話をして来てまるで、情報提供者に対する応対でなかったようなお粗末な我が国の行政には呆れるばかりである。
  •  現在の我が国の経済的危機に関して高橋さんのような音楽家は何が出来ると思いますか?またアイディアがあったらお教えしてください。
  •  論評にも勝手な事を書かせて頂きましたが、このような残酷な紛争、いや戦争と言っても過言ではないものが現実的に勃発しております。しかし我が国は敗戦国として平和というものを理解している筈であり文化的にも先進国として、何ら世界に向けてなぜ故、意見を出せないどころか米国の後押しをしているのが現状です。このような事に関して、私が非常に疑問に思うのは、米国内ではキャルフォルニア大学バークレー校においても反戦運動で授業がストップしてしまったくらいです。もはや我が国の学生は、そのような事には関心がないのでしょうか。
  •  僕のような音楽家としてあまり言える立場ではありませんが、現在米国などが行っているアフガン攻撃、いや報復戦争とでもいうのでしょうか。僕自身の意見は、絶対にノーです。戦争やテロを防ぐのに暴力で対抗すれば一時的には終結してもまた再発するのは必至です。これは、特に中東の今までの経緯を見れば一目瞭然であり、何故先進国であり文明の先頭を切っている米国が理解出来ないのは単純に我が国の党利党役と同様であり、全くナンセンスだと思います。また、日本政府の対応も無様であるとしか言いようがないでしょう。個人的には、かなり進歩したのは田中外務大臣くらいでしょう。
  •  前述した田中大臣のしている事は、本来もっと以前に誰かがメスを入れるべき事であったに違いないと確信しております。僕自身、米国内に滞在中に非常に感じるのは、何故邦人の為に行う事が多くある筈の在米日本大使館を始め多くの領事館では、自分等のことしか考えてない事である事はまぎれもない事実であり、実状なのです。それも彼らは、最高級な住宅に住んでおり、国民の税金から搾り取ったお金で無用の長物までも購入して呆れるほどの生活を現地でしているのが実状なのに、省内から何も問題視しなかったのは、皆同罪だと思ってます。だから、田中外務大臣のしている事は、頑張れ!と陰ながら応援したい気持ちです。一方総理の方は米国の金魚の糞のように振る舞っている事は非常に虚しく、また滑稽にも思えます。実際、米国内での評価は大したものではないのですから。皆様はいかが思いますか?
  •  我が国は本当の法治国家ではないことは、あらゆる国立大学を始め多くの法律家が疑問視しているものであり、私自身もノーとはっきりいえるでしょう。私自身の主観的なものが包含されてると思いますが、米国と比較しても日本の警察、と言っても警視庁しか私には解りませんが米国のように警察官が外でランチを制服のままで民間人と一緒に食事をしている事は見たことがないのです。では、警察官は人間ではないのでしょうか。実際には、コンビニなどで弁当を購入して派出所の中で淫らな格好で食べているのを見た事はありますが、何故そこまでして一般人に隠す必要があるのか、全く理解出来ないものです。その結果、警察官の方々もストレスが溜まってしまうのでしょう。警察官の不祥事がしょっちゅうニュースに成ってしまうのは、そのような弊害ではないかと勝手に思うのですが、いかが思いますか?
  •  また、私なども仕事を頂いているのであまり批判的な事は回避しなければならないと思いますが、一言言わせて頂ければ、NHKの放送受信料(昭和20年代後半に施行された放送法第32条です)など全く理解に苦しむものです。それは、未だに白黒とカラー契約などといったものが存在しており、且つ総務省も見て見ない振りをしているのが現状です。その問題点というのは、一言で当該放送局のお金の使い方と所謂「皆様の受信料で番組を制作してます」などと言う白々しい嘘です。実際、有識者などは罰則規定はない事を知っているので、受信料を支払ってない方が多いのが実情であり、私自身も朝の連続テレビ小説の音楽を担当させて頂いた際には一千五百万円ほどのお金を頂きました。それは、ともかくも私自身民放の仕事が多かったので、「そろそろ受信料を支払わないといけないかな」などとNHKの制作プロデューサーに言うと「いや、先生そんなものは気にしなくて結構ですよ」第一、予算は毎年総務省(前の郵政省逓信委員会)で多額なものが出ますから」と、言った具合です。私の住所である港区などはマンションが多いのも起因することかもしれませんが、なんと7%の方々しか受信契約をしてないのが事実です。逆に北海道の酪農地域や沖縄などでは90%以上の方々が真面目に支払っているの実状です。不公平というより、ちゃんちゃらおかしな話だと思うのです。最近では車の中でもテレビが見られる事を鑑みると一世帯単位というのも理解できません。一方NHKサイドでは無茶苦茶な支出をしているのです。タクシーチケットなど最近の大きな会社でもなるべく出さないようにしているのに、私など仕事柄音楽の打ち合わせという大義名分のもとで使い放題であり、同じ内容の番組を制作するにも民放の3倍もの制作費がかかるのは何故でしょう。
  •  まだまだ、私個人的には言いたい事が沢山あります。しかし、きりがないので皆様から何でも結構です。何か、世の中でおかしな事や理解出来ない問題定義があったら是非、メールを頂きたいと切望致します。何分にも仕事柄、あちこちと出張する事が多いのですが、遅れても必ず返事をさせて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。

    皆様からのご意見をこちらから投稿願います
    E-Mail
高橋洋一

 まず、やっと2002年のスポーツは真っ盛りで私の大好きなメイジャーリーグの野球も始まって寝不足がしばしば起きてしまいます。しかし、イスラエルとパレスティナの間では混沌とした情勢で社会情勢は明るくないし、国内では金融機関が色々とトラブルを起こしております。あまり日本の社会を考え過ぎると頭がおかしく成ってくる昨今ですので小生はあまり首を突っ込まないようにしております。それよりも学術的なものよりスポーツと言うものは何でもすがすがしく楽しいものですね。
 もうすぐ始まる、ワールドカップサッカーを節目に、少しでも明るい日本と中東情勢の未来が見えて来れば良いと願っております。でも、世界の警察である米国がこのような外交では難しいでしょう。気持ちだけは、世界の平和を期待して止みません。

  今回は、米国で起きた同時多発テロ(中東問題)などを中心に進めて書かせて頂きます。また、この場では、私の極めて主観的なものが多く成ってしまう事をご了承下さい。言い訳ではございますが仕事の合間をぬってタイプしている為どうしても無責任な発言、間違った自らの感情も包含するような考察なども書いてしまう事も多々あります事も何卒お許し下さい。
 勿論、皆様からのご意見もお受けしております。沢山のメールをお待ちしておりますと同時に、皆様のご意見の反映と同時に、ご指導ご鞭撻のほど末長くこの場をご哀願していた頂きたく強く切望するものでございます。

●我が国の内政に関して考察してみたいと思います。

 最近マスメディアなどでよく取り上げられている外務大臣等の件に関しては、悪い事もある意味では良い結果と捉えてるのが正直な感想です。何故なら、今までの外務省内の在り方を鑑みれば目に余る事ばかりであり、やっとメスが入ったという気分です。省庁の性格上、一般の庶民にはほとんど必要というより縁のない所であると思われます。しかし、私の様に海外に留学した者や在外邦人の方々などとこれらに関連する会話をすると、皆ほとんどの方々の意見は同様なのが実情です。つまり、外務省内で今まで甘い汁を吸ってた方々にとってみれば、現外務大臣は目の上のたんこぶと言ったところなのでしょう。
 まず、前述した目に余る事柄を具体的に申し上げさせて頂きます。私の経験では北米だけしか分かりませんが、一般の国民が聞いたら愕然とする事ばかり行われているのが実情です。私が最初留学したボストンでは、全く気にもしなかった事です。当該領事の方は非常に紳士的でごく普通の生活をされてたのを覚えております。(もっとも1970年代の事です)しかし、最近よく行き来きしている南キャルフォルニアの在米日本総領事館などが履行している事と言えば、旅券を紛失した旅行者に対する一時的な旅券の発行くらいでしょう。勿論、大規模な事故などが発生した場合の邦人情報の収集等は、当たり前でしょうが。
 私が特に失望と驚愕の念を抱いたのは、在外邦人に対して行わなければならない事項があるにも関わらず、実行されない事も多く、もっと酷い事は外務省の北米一課などはなんの為に存在するのか理解に苦しむばかりです。これは、他の課にも言える事である事は最近また再確認しました。(中東問題が多く成ってきた為なのですが)
 例として、あくまでも私の経験談ですが、キャルフォルニア州の運転免許証の更新の為、その役所で待っている際、暴漢に遭遇しました。勿論現地の警察官にはちゃんとした対応をして頂きました。しかし、たまたま小銭がほとんどなかった最中なので、オペレーターを呼んで、日本総領事館にコレクトコールを頼むと驚いた事に断られたのでした。本来このような緊急事態の際はコレクトコールを受ける事を拒んではいけない事に成ってるのです。問題はその後でした。翌日その経緯を総領事館に申入れると当時の領事が直接応対して下さいました。勿論、謝罪されたのですが、内容としては単に出られた方が未だ経験が浅いの一言でした。それがきっかけで、後にその領事の家に招待されました。しかし、そこで目にしたものが大変だったのです。本当に愕然と言う言葉は、この様な時の為にある言葉であると思った。もっと驚いた事は、リビングルームでお茶を頂いてると、ゴージャスな中国の漆塗りで出来た屏風があった。「立派なアンティックですね」と言うと、奥様は「確か8千ドルくらいで買えたのよね、でも公費として購入しているし、私達公務員はそんなところしか美味しくないから」等と言われたのである。あげくには、車庫に高級スポーツカーが見えたので、車好きな私も興味があって「いい車ですね」と言うと「これは、私の足で主人は乗用車なの」と平然と言うのである。それらも公費で購入したものであり、節約して今の不況を乗り越えようと頑張ってる国民をあまりに馬鹿にしてると思う。即ち税金であり、発泡酒に増税だのこうのと言っている場合ではないのではなかろうか。車社会であるとは言え、なにも5万ドル以上もするスポーツカーが必要なのであろうか。

●9月11日の同時多発テロ事件とそれに関連する紛争に関して、意見させて頂きたい。

 まず、この9月11日に起きたテロの際に行動して亡くなられてしまった、ニューヨーク市の多くの消防士並びに警察官の方々の勇気ある行動を決して忘れてはならないと思う。任期は今年中で終わりだがジュリアーニ市長が提言しているワールドトレーディングビルの亡き跡地にメモリアルを創ると言う事は是非実行して頂きたいと思う。私たちも他人事ではなく、同じ人間として、心からお悔やみと敬意を表したいと思う。只、どうしてもひっかかる事がるのは何故何時も米国がターゲットにされるかと言うことを考えなければ成らないと思う。これらの問題を軽視している現在のブッシュ大統領の人間性が浮き彫りにされてるような気がしてならない。皮肉にも湾岸戦争の際には、お父様が大統領の時であるからだ。
 この事件で一挙に Usama Bin Ladenと言う名前が世界中を騒がせる事に成った訳だ。しかし、決して彼一人が反米感情の持ち主ではない事である事は言うまでもないであろう。問題はこの残忍な自爆テロリズムがあまりにも大規模なものであったからであるのではなかろうか。仮に個人的に反米派な人物が殺人を犯してもこんな大きな問題に成る訳がない。今までに大小なり多くのテロ事件は発生している。今回はニューヨーク最大のビルが対象であり、ペンタゴンも攻撃され、米国の威信に傷がついたからだ。
 このような事を書くと、亡くなった家族の方々から非難されそうだが、今までに、この様なテロリストによって亡くなった人はニューヨークだけではない事を私達は自覚しなければならないと思う。過去に種々なる米国の犯した罪や暴挙を棚上げしたままでは、あまりに一方的過ぎるのではなかろうか。本来、親米家である私自身も今回の事件後にとった米国の報復攻撃に関しては、悲しみと醜い政治的背景を感じてならないのである。これを読んで頂いているあなたにも問いたい。では何の為にジハード(聖戦)と言って若いイスラム教徒が自爆してまでも米国を憎んでるのか? そう言った原点を修正させて行かなければ、決してこの様な不幸の終結はないと思う。即ち、米国の現在している空爆や侵攻によってほぼ勝利したような気分でいるのは、浅はかでな政治家のやり口であると思うのは私だけであろうか。
 ビン・ラデン氏が親米家だったのに何故寝返りしたのか。それは私が言うまでもなく米軍のサウジアラビア駐屯を境にしてだと推測する訳だが、要は旧ソ連のアフガン侵攻の際、米軍はアフガンを支持したのであり、彼もまた自らの国の為に戦った。何故、こんな事を今更書くのかと言うと、元々米国と旧ソ連が蒔いた種だからである。私自身イスラム教徒でもなければユダヤ教徒でもない、普通の仏教徒である。しかし、一般的に見れば真のイスラム教徒(全員ではなく神学校などの者達で形成されてる原理主義者と呼ばれる者たち)の彼らは男女差別のような事をしていた。しかし、日本の家のほとんどが靴を脱いで入るのが当たり前なのに対し、欧米人などが靴を履いたままで家に入る。逆に欧米人は他人の家に入る際には靴を脱がず、自分の部屋では靴を脱ぐ癖がある。仮に、他人に日本の家の畳を靴を履いたまま踏まれたら皆さんどんな気持ちであろうか。国々には、その習慣や文化があるように、当然宗教的なものによって相違が生じてくるのは当り前ではなかろうか。勝手な憶測だが、イスラムの聖地に米国の軍隊が入るという事は私共には理解出来ないほどに傷つく事なのかもしれない。最近は悪い意味での男女平等という事を旗揚げしてるのが実情である。私の主観的な経験では、米国内の企業などとの間で問題が発生した場合には必ずと言っても過言ではないほど男性の方と会話をして解決する事が事実である。全部ではないが、米国人の間でも「女性軍人は鼻が高い」と言うのは、オフレコではあってもかなり有名な話である。だから、そのような軍隊が聖地としているイスラム教徒にしてみれば、怒るのも理解出来るのではないだろうか。だからと言って、人殺しを正当化出来ないのは当たり前だ。只、彼らは自らの命を賭けてるのであって、米国の報復などとは全く中身が違う事である。旧日本軍だって、神風が半世紀前には当たり前のように若者が命を亡くしたのである。
 このような、事を書いていると「お前は馬鹿か」と言われそうなので、あまり多くは語りたくないが、私が言いたかった事は、今日のようにテレビの中の世界での物差しで測るだけではなく、もっと歴史上、また各国の習慣や宗教の事などを尊重し合ながら鑑みないと、危険であると言いたかったのです。日本政府も後方支援(現在では既に緒方貞子さんをはじめとする援助隊だろう)などの行動が期待される。米国が空爆中に投下した食料もほとんどが子供や女性など非戦闘員には届かなかったし、米国政府もそれは解ってた筈である。悪く言えばプロパガンダのなにものでもない。あげくには誤爆も多々あったのは、自分等の手を汚さずして相手を攻撃した結果であると思う。これらは、自爆テロリストよりも極悪非道な行動ではなかろうか。
 また、現時点のイスラエルが行っているパレスティナ居住区に対する攻撃も同様である。このような攻撃や迫害は、即刻止めて頂きたい。私はシャロン氏に対して怒りさえ感じる。何故なら前述した米国の報復より更に極悪非道な攻撃だからである。ひとえに、これらの諸問題は、超大国同士の産物であり、元来、旧ソ連と米国の政治的な経緯があったのは事実であり、それをその場その場で静かに住んでいる方々の平和を脅かしているのではなかろうか。中東問題には疎い私でも或る程度は察しがつきます。

●最近の日本政府の外交は一体どう成ってるのか・いや、元々外交の下手な日本ではないかと思う。

 何時もの事なので耳にタコが出来そうだが、日米安保条約の件に関しては、問題の火種に成る事は憲法9条と平行してやっかいな問題だ。湾岸戦争の時のPKO法案、そして今回の特別法案にかかった時間とお金は私共の血税である事を念頭に考えなければならないと思うのですが、いかがでしょう。あまりにも時間がかかる為に状況は変化した後に通過して、お粗末も極まりないのではなかろうか。
 今回は、米国のアフガン空爆などの後方支援の特別法案の審議という事であったが与野党揉めに揉めた挙げ句の果て、やっと通過したと思ったら現地では本来する事が変わってる。しかも、恥ずかしい事に米国主導で動いているものだからいつものゴマスリ外交が目立ってしまう。現小泉内閣と当の総理に対しては、かなり変革があって私自身は非常に期待をしていた。だからこそ、余計に感じてしまうのかもしれない。田中外務大臣は、その点はっきりと国内外問わず、ノーは、ノーと言えた人だから立派だと関心するばかりだ。なのに、その大臣をないがしろにしている官僚とあげくには、与党内部からも文句を言われたのでは、一体何が本当の「聖域なき構造改革」と言えるであろうか。些か疑問符が付く事ばかりである。もっとも、その田中外務大臣のお膝元である外務省自体が最低最悪な官僚の集団であるが故に、結局は良い意味での変革には至らないのが実情に変わり果ててしまう。その結果、米国の金魚の糞のような国に、成っている日本国であると思ってるのは、私だけだろうか。

●日本は議会制民主主義国家で、法治国家であるかと言えば、絶対にNO,だ。

 勿論憲法上でもそのようにうたってるが、結局は中身ははなはだ懸け離れた国である事が実情だと確信する。第一、民主主義の定義とは何かと言われれば、字の如くである。しかし、二院制をとっている我が国の立法府でさえ、参議院よりも衆議院の優位性なものは揺ぎないものであり、マイノリティーな者からの意見はなかなか反映されないのが実情である。それと、法治国家としても三流だと言わざるおえない。アメリカ人の友人が来日した際に言っていた事を思い出すと、なるほどと納得出来る。
  その証拠に私の周囲で警察官が居ても、その奥さんなどは、その職業を隠すのが常識に成っているようだ。反面米国などでは、警察官の社会的地位というものは評価され、正々堂々と言えるものであり、結婚する際など男性などは女性にもて囃される。それに、制服姿で色々なところでランチやお茶を飲んでいるのが常識である。一方、日本の警察官というと何となく暗いイメージが消えないのが事実だろう。もっとも、制服姿の警察官は職務中に外はお茶一つ飲めないのであろうか。かと思えば派出所へ戻ると、下着姿でインスタントラーメンなどをすすっている事を考えれば、警察官だって人間なのに何故そこまでするのか欧米人からするとストレンジな感じを受けるらしい。そのストレスから来る弊害として、警察官の不祥事が絶えない昨今ではないだろうか。

●知られてない人種差別

 米国内での事しか私は言えないが、人種差別と言えば白人によるアフリカ系黒人への差別がほとんどだった。実際にはそれだけではないと自覚している。中東問題ばかりが中心と成ってる最近だが、未だに私のような日本人が米国人というより、米国の企業から差別をされているのが実情であり、彼らも日本人に対して同等に付き合ってない。最近も在日米国系銀行に随分と失礼な事をされ、私の母親なども英語が分からない事を良い理由に悪徳商法的な事で傷付けられた。クレジットカードなどの勧誘をしているのを見ていると、腹が立つ。
 仮に、米国内であれば我慢も出来る。事実私が留学してた頃などは、場所柄ニューイングランド地方であったが故に、非常に保守的なイデオロギーの持ち主ばかりであった。ツバをひっかけられるのはよくある事だし、ちょっと郊外に行った時の事である。コーヒーショップに入って、注文すると「お前は中国人か?韓国人か?」と聞かれて、日本人だと答えた途端に、態度が一変し、何も出して頂けない事があった。隣に座ってた客が言うには、その店主の親族がパールハーバーで亡くなったそうだ。私も子供だったからそれに対して、広島や長崎へ投下した原爆の事を持ち出してやった。すると現地のシェリフがやってきて、「お前の命を保証出来ないから出ていって欲しい」と言うのだ。合衆国の憲法第一条を持ち出す訳ではないが、自由と平等と言う原点から懸け離れているじゃないかと思った。そのシェリフ自身は良いと思って指図している訳だが普段旅行などで、行かれる大都市とは違う保守的な街もまだ多く存在するのも事実である。彼らに言わせれば、前述した聖地なのであろう。ならば、イスラムの聖地に入り込む米軍も同様に痛い目に遭っても仕方がないと言う事に成ってしまう訳ではなかろうか。
 このような、事をタイプしていると腹立たしく成ってくるし、愚痴っぽいことばかりに成ってしまうので、そろそろ止めたい。若干心理学を囓った私でもこれほどまでに腹立たしい事がしょっちゅう勃発している事は珍しいと思う。現にこれをタイプしている最中にも「イスラエルのパレスティナ人に対する攻撃が三日間続けて行われている旨」報道がされている。本当に悲しい事だと思う。また、そのような非人道的な事に対して、何らもの言えない我が国の政府に対しても憤りを感じる。本当に恥かしくはかない外交だと思う。一方、くだらないワイドショー等の方が優先的に騒がしいのは、それだけ視聴率が良い、つまり感覚がずれてるの一言だと思う。

●最近随一景気が良い会社として、携帯電話会社があるがドコモは特に悪質そのものとしか言えないと思う。

色々と犯罪騒ぎにも成っている携帯電話であるが、私から言わせれば欧米諸国に比較すると非常に高額な料金を設定してるにも関わらず、少年のみならず社会人までもが商取引などの為に利用しているのが実情である。しかし、そこには落とし穴が沢山潜んでおり、それを解消する為多くの宣伝費を費やしてあたかも世の中で使うのが当たり前のような錯覚に陥っているのも魔可不思議で成らない。あえて、言うならば私の場合は料金の件でちょっと質問しただけで、「高橋さん、そんなに気に入らないのであれば、携帯電話会社はうちだけではないから他の会社にすればいいんじゃないですか?こっちは一番多くの人が利用しているので忙しいから電話を切らせて頂きたい・ガチャン」と言った具合である。本来の提供している会社と使用者との関係を無視したそのような言動は、商業の基本理念からほど遠いものであると確信する次第である事は信じて止まない。皆様はどのように思っておられますか?

●私の少年時代から感じてた事を丸かじりに書いてみたもです。

私は13歳でタレント、17歳で音楽家に成り二十歳でアメリカ留学をして本格派と言える音楽家に成ったと自負してました。しかし、何時もの事だがスポーツをする選手が競っているところを察すると自分の努力さの欠乏している事を思い知らされる昨今である。人間は何の職業であろうとも死を迎えるまでこれで良いと言う事はないのであり、常に学ぶ事は無辺であると言う事であろう。前置きが長くて失礼しました。
 さて、最近の日本における政治、社会には非常に危機感を覚えているのが正直な気持ちである。それは、私のように昭和28年生まれの若輩者が言うのは些かおぞましい事であるが、私自身が幼年時代にはなかったような少年事件が多く勃発し、政治界では目に余る愚かな者が国政を動かしてるのが現状である。その一方、若者ばかりでなく社会人、いや中年、壮年と言われる方々までもが国民としての意識を欠落した形勢を為しているのではなかろうか。その証拠に先刻のJR山手線でのホームで二人の勇気ある行動などは、現在の日本人には殆ど皆無と成っていた行動であり、米国などでは過半数以上の方々は同様の行動を取っていたであろう。私自身、それ程大きな事ではなかったが新宿駅のバスのロータリーで年輩の方が倒れた際、数十名の人がその前をまるで野良犬を観て去って行くのであった。私が救急車を呼ぶと、同時に駆けつけた警察官に「あんたが最初の目撃者か、じゃあちょっと状況説明をして欲しいから署まで来てくれるかなあ」などとまるで加害者如く半ば強制的にパトカーに乗せられて、数時間もの時間を取られた結果、警視庁御用達である封筒に千円札が一枚入ってるものを帰りに渡された。私がまるで、それが目的で行動した様に思われたと考えると寂しいのである。これは一握りの小さな事であるが、長野県のダム、長崎県の干拓ギロチン、KSD等きりがないが色々な事が起きている現代の日本社会に於いては、寧ろ何もしない人の方が得策であるという論理も正論に成ってしまったのであろうか。これを悲しく思えるのは私だけだろうか。
 教育改革なども最近ではやっと重視されるように成り、国会でも委員会が発足されたが、果たして本来理想的な改革が出来るかかなり疑問である。また、私自身が仕事としている諸協会に於いても元の文部省幹部の天下りが依然と行われてるし、テレビ局などはNHKの様に公共性の高い局であっても実力より、なあなあに音楽家や脚本家を採用しているのが実状である。ましてや、そのNHKが放送している番組は非常に質的にも学術的にも良いものであると思っている。事実私も民放のワイドショーなどは大嫌いだが前者はドキュメンタリー、スポーツ等をよく視聴している。只、何故よの様に出来るかと言えば、当然ながら民放はスポンサーあっての局でありその予算で制作しているのだ。私の経験では仮にNHKと民放で同様の番組を制作したならば、NHKは予算も数倍掛かり、時間的にも数倍に成ってしまう事は間違いない筈である。
 私は、アメリカの事を少しは判るつもりなので言わせて貰えば、治安の悪いアメリカとよく以前は言われてたが、最近では我が国の方が恐ろしい事が沢山起きてる事を危惧するものである。ハワイでのえひめ丸事故の事は、親米家である私自身も腹立たしかったし、ブッシュ政権に成ってからのアメリカのまた強気な中東政策なども反対ではあるが、全部が悪い訳ではないと思う。だから、えひめ丸に衝突した原潜に関しても最近は民間人を乗せてオープンにしているのは、ある意味で秘密主義だとアメリカ国内での批判に対しては効果的であったし、警察なども我が国のものとは全く違う意味で映画の撮影への協力、そしてデモンストレーションなどは当たり前の様にされてるのが現状で、それがいわば若者が検察官に誇りを持ち、軍隊に対する敬意を抱く事と成る訳だと思うからである。
 まとめると、要は本当の民主主義とは国民の為の国会であり、省庁即ち官僚の為のものではない事を確認する事ではなかろうか。アメリカ憲法の冒頭に掲げられてるのが、その条文であるのに、我が国では高度成長時代を境にバブルもあったが経済も重要であるが、人の心と言うものを失いつつあるのではなかろうか。儚い世の中ではなかろうか。

皆様は私の独り言を見て頂いて如何様に思われますでしょうか? ご意見、またお叱りでも何でも結構です。メールをお寄せ下さい。宜しくお願い致します。勿論返事も出来る限り早めに出させて頂きます。