近年、私の重要なプレイスタイルとなる8弦ジャズギターについて紹介させて頂きます。 2019年からNOMADのセッションに参加させて頂いておりますが、ベーシスト不在の日が多く、よく私がオクターバーを使ってギターでベースを弾いていました。 しかし、オクターバー使用時にコードを弾くとサウンドが潰れていました。 そこで、それを一挙に解決する方法として8弦ギターを思いつき、良い物を探しました。 ですが、市販の8弦ギターはメタルやタッピング仕様のものしかなく、ジャズには不向きでした。 なので、その頃は8弦フルアコのオーダーを真剣に考えていました。 そんな最中に出会ったのが、現在使っているワンオフのソリッド・ホローボディのギターでした。 これは幅広いジャンルに対応してくれる仕様で、ジャズに止まらず、これまで私が歩んで来た様々な音楽のプレイスタイルを活かし発展させられるギターで、当初のイメージを超えるものでした。 その後は、私にとって初の8弦ギターな事もあり試行錯誤の連続でした。 まずはフラット弦やベース弦、9弦セットを張ったりと、色んな種類の弦を試しました。 特殊なチューニングにしている事もあって、それに相応しい弦の太さも研究しました。 デフォルトの音色もエフェクターを使って工夫する事にしました。それは決して奇をてらう為ではなく、変則トリオで演奏するのに負けない音を作る必要があったからでした。その甲斐もあって、ピアノにも匹敵する分厚いコードサウンドと、伴奏者がいなくても耐えうるシングルノートの強い存在感が得られました。(まだ満足はしていない) ベースに関しては、ギタリストらしい発想を大切にし、ベーシストがあまりやらないラインやトリック、リズムを積極的に使う事にしました。 バッキングやソロも、通常のバップやブルースの弾き方に加え、最先端の音楽理論も取り入れ独自にブラッシュアップしました。 DJとのトランスミュージックセッションで培ったエフェクティブ・サウンドを要所で投下するのも、ジャンルの枠を超えた私らしいアプローチになりました。 調べてみると8弦ジャズギタリストで活動しているのは、国内で唯一私だけで日本初かもしれません。 既存のジャズに囚われない私のユニークなプレイスタイルは、世界的にもあまり例を見ないようです。 とは言え色々書きましたが、私は理屈っぽい音楽は好まず、クールでご機嫌なプレイを信条としております。 私は生涯発展途上人ですので、これからも精進して唯一無二のプレイスタイルに磨きをかけていく所存です。 何卒、応援よろしくお願いいたします。 ●8弦ジャズギターデモ演奏ショート♪ ●音楽実験室セッション♪打ち合わせ一切無しの超即興演奏ハイライト!! 過酷な変則ジャズトリオにて絶賛奮闘中〜。 ●私が8弦ギターで参加する「音楽実験室」セッションは木曜不定期で開催中です。 是非、8弦ジャズギターの世界を生で鑑賞しにお越し下さい♪ セッション参加も大歓迎です。一緒に音楽を楽しみましょう!! スケジュールは こちら からご確認ください。 Top |