平成18年末現在

 

 

 

 

 

受験者数

自動車学校卒業者

一発試験等受験者数

全合格者数

一発試験等合格者数

学科試験のみでの合格

特定失効者等

合格率(%)

第二種免許

大  型

59,258

12,650

46,608

18,034

5,384

103

796

9.8

普  通

82,397

16,617

65,780

24,996

8,379

63

1,914

10.1

 

AT限定

30,980

7,066

23,914

9,504

2,438

8

82

9.9

大型特殊

3,423

-

3,423

1,106

1,106

1

26

31.8

牽  引

4,096

-

4,096

969

969

0

28

23.1

 

車両限定

0

-

0

0

0

0

0

0.0

小計

149,174

29,267

119,907

45,105

15,838

167

2,764

 

第一種免許

大  型

282,543

96,875

185,668

136,250

39,375

153

7,766

17.7

普  通

2,245,994

1,310,557

935,437

1,601,179

290,622

6,998

242,659

6.7

 

AT限定

995,958

587,582

408,376

651,977

64,395

2,090

42,959

5.3

大型特殊

78,042

42,189

35,853

58,344

16,155

30

2,699

40.5

牽  引

48,283

23,266

25,017

30,905

7,639

5

1,312

24.9

 

車両限定

652

0

652

578

578

0

1

88.6

大型二輪

118,099

82,288

35,811

96,782

14,494

26

9,315

19.7

 

AT限定

784

204

580

252

48

0

6

7.3

普通二輪

343,794

245,061

98,733

273,098

28,037

146

22,073

6.6

 

AT限定

21,069

15,623

5,446

16,166

543

2

24

9.5

 

小型限定

19,483

10,521

8,962

13,399

2,878

4

1,816

7.0

 

 

AT小型限定

8,215

4,447

3,768

5,282

835

0

15

21.8

小型特殊

1,276

-

-

666

-

449

217

35.2

原  付

424,257

-

-

242,141

-

259,941

10,387

61.3

小  計

3,542,288

1,800,236

1,316,519

2,439,365

396,322

267,748

296,428

 

合  計

3,691,462

1,829,503

1,436,426

2,484,470

412,160

267,915

299,192

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・各限定免許の数は内数である。

 

 

 

 

 

 

・普通二輪のAT小型限定は小型限定の内数である。

 

 

 

 

 

合格率=((一発試験等合格者数ー学科試験のみでの合格ー特定失効者等)÷(一発試験等受験者数ー学科試験のみでの合格ー特定失効者等))×100

 

 

警察庁が運転免許試験の全国統計を毎年出しているが、平成18年の数値をいろいろいじっていたら、おもしろいことがわかった(私は予想できていましたが)。MT大型二輪のいわゆる試験場で行う「技能試験」での合格率は約20%で、5人に1人が受かっている計算になった。巷に出回っている試験用書籍と「合格率」についての「ウワサ」はほとんど「ウソ」であることがわかった。またMT普通二輪は6.6%で15人に1人という結果だった。MT小型二輪についても7%と同じくらいであった。いきなり大型二輪を受験することができるが、やはりそれを考える人は皆無なのであろう。日本人の性格なのであろうか。受験者はそれなりの準備をして受験しているのである。反対に普通(小型)二輪は正直運転が「どうしようもない」人も受験しているから、このような結果になったのであろう。中部免許センターで見ていて気付いていましたが、大型二輪の受験者に「ひどい」運転をする人はほとんどいませんが、普通(小型)二輪は「ひどい」運転する人がいますよ。

 

次に自動車学校卒業者と「技能試験」合格者の比率をみてみると、MT大型二輪の卒業者は8万人強であるが「技能試験」合格者は約5千人で免許取得者の約6%に過ぎないのである。前述しているが「技能試験」の女性の受験者は皆無であるとはいえ、こんなに少ないのである。同じようにMT普通二輪では、卒業者は約22万人で「技能試験」合格者は約45百人で免許取得者の約2%なのでもっと少ないのである。みなさんはこの数字をどう思いますか?

 

AT二輪については、小型の合格率が約21%とかなり高くなっている。普通も10%弱、大型は約7%である。しかしAT取得者の少ないこと。全体的な数はAT普通が小型全体を僅かに上回っているが、まだまだ少ない。大型に関して言えばお話しにならないぐらい少ない。

 

もうひとつ気付いた点は、「小型二輪免許」の取得者が少ないことです。AT普通二輪より少ないのは「異常」だと思います。この免許も「必要性」を問われています。しかし免許の取得期間稼ぎにはもってこいの免許なんだよね。

 

ちなみに、AT大型二輪の「学科免除、技能試験のみ」の合格者は10名であった。私はその中の1人である(自慢しているつもりです)。

 

他車種で「ビックリ」したのは、一種、二種の「大型特殊」です。「技能試験」の合格率はなんと約40%と30%!!一種の取得者は13千人。自動車学校に通うなんてもったいなく感じてしまう「合格率」です。二種も約3回で合格できるようです。私は6回かかりましたから、けっこう優秀な人が多いのですね。「中折れ式」や「後輪操舵」の操作に慣れるのが大変で、二種の中で一番難しいと思っていましたから。

 

 

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