二輪の免許制度について

 

 

 私の考えとして、四輪車と違い二輪車に関しては、大型と普通だけでなくMT二輪免許とAT二輪免許にも分ける「べき」と思っています。つまりAT免許を取得しないとATには乗れないというような制度が必要と思っています。つまりMTATは、まるっきり「別人格」と思います。みなさんはどうお考えでしょうか?理由としては

 

 

・運転操作が全然違うこと

 

  普通自動車と違って二輪車の場合、MTは両手両足を使って操作しますが、ATは両手だけです。しかしMTよりも微妙な操作が必要である。

 

・バランスの取り方が違うこと

 

  MTは「ニーグリップ」でバランスをとりますが、ATはできないのでバランスがとりにくいこと。つまりMTで取得するとATに乗ったとき危険なわけです。しかし私は「くるぶしグリップ」をしてバランスをとっています。(わかりますか?)

 

MT免許を持っているからといって、AT車を安全に乗ることができるとは思えないこと

 

  最近のモーターショーで排気量の大きいAT車が発表されていますが、今の免許制度ではAT限定では650ccまでしか乗ることができず、それ以上の排気量のATが世の中に出たらMT免許が必要なわけです。おかしくないですか?

  例えば、MT大型を持っている人のどれくらいがAT大型の技能試験に合格できるかな?普通四輪車ならほとんど合格できるであろうが、二輪車は皆無と思いますがどうでしょう?

 

 

以上の理由からです。普通四輪車のようにMT免許ならAT車にも乗ることができることとは違うと思いますがどうでしょうか?教習所でも1時間しか乗ることがなく、ATの特性がまったくと言っていいくらいわかっていないMT免許に対して「特権」を与えることには「反対」です。

AT車は650ccで充分「おてんば」です。単気筒から2気筒になるだけで、こんなに力が出るものかと感じました。試験車の排気量がMTより小さいけれども、動力が常につながっていて、なおかつ重量もあり、扱いが非常に大変です。技量未熟(急発進やバランス不良)による事故が多発する恐れがあります。今のうちに当局には「免許制度の変更」をお願いしたいです。

 

日本という国は腰が重く、人が死んでからでないとなかなか立ち上がってくれません。そうならないうちに、何とか早めに手を打ってもらいたいものです。