私がパソコンを手にしてから、はや20年以上経ちましたでしょうか。といってももともと機械には強くない文系の人間なものですから,パソコンに関しましてはまさに劣等感の塊みたいなものです。言ってみれば下手の横好き的にやってきただけなのです。
　現役のころにデータベースをちょっとやってみたくて、「パピルス」などというソフトを買いやり始めたのですが、もちろんものにはなりませんでした。当時はまだまだマシン語を使う形が普通でしたが、それは私にとって高嶺の花でしたなかったのです。そんな中、ソフトが次第に良くなってきて使えるものが多くなってきました。ただ、ワープロ一つとってみても当用漢字がやっと使えるかどうか、表示がたった1行しかなくて、値段は確か５０万円以上したのではないかと記憶しています。
　今までにパソコンだけでも１０台くらいは買い替えています。初めて買ったプリンタは１０インチのドットプリンタで２０万円以上しました。機械の類は本当に隔世の感がします。
　１０数年前に現役を退き、たまたまシルバー人材センターの存在を知り、仲間に入れていただきました。そこでパソコン関連の仕事などをやらせていただきながら、いろいろなパソコン関係の知識を教えていただきました。

　私がこのたびＨＰを作る気になりましたのは、もう数年前になるでしょうか。インターネットの世界が普及し、いろいろな情報を手に入れることができるようになってきました。

　そこでいろいろなソフトを試してもみました。「パソコンで絵を描くということ」に書いたとおりです。
　ただ、すべてを満足させるようなソフトはないようです。しかもそれぞれのソフトには得意・不得意のようなものがあるように感じました。
今回ＨＰを立ち上げてみようと思いましたのが、高価なソフトを購入しなくても（プロとして仕事するならばまた話は違ってきますが）、フリーソフトでも十分にある程度の「絵が描ける」と思いましたので、それを皆様に紹介できれ
ばと思ったからなのです。

　私の絵は、まだまだ人まねの域を出ないところが多くあるので恥ずかしいのですが、やっていくうちにだんだんはまってきてしまいました、手先・頭を使うでしょうから少なくてもボケ防止の一端を担っているのではないかと思っています。
　自分なりに工夫することもするようになります。作品としてどうかは別にして、「Ｗｏｒd」や「Excel」などにある機能の「オートシェイプ」を使って描く「浮世絵」などは、まだやっている人をあまり見かけませんので、それなりの自負を覚えています。