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          44寂光院

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「寂光院」山門
 
苔むした屋根の風情ある門
 
「寂光院の庭園」
 
山門にいたる石段
   

 寂光院は、女性に人気のある寺院。それは、建礼門院が辿った、悲しい人生を哀れんでのことか?
 建礼門院が東山の
長楽寺からこの寂光院へこられた翌年、文治2(1186)4月。まだ時の権力者であった後白河法皇(夫・高倉天皇の父)が、大原の山里へ建礼門院を訪ねられたことが
平家物語の潅頂の巻「大原御幸」の段で語られている。
平成12年(20005月に放火により全焼した本堂は復元され、平成17年(20056月に一般公開された。往時の姿を取り戻した内陣は、漆塗りの黒い柱に赤、青、金色の極彩色で唐草模様
が描かれている。中央には、高さが2mを越える鮮やかな色の地蔵菩薩像が安置されている。(2005/10/01