これからの旅客機に取り付けて欲しい装備品(その2)

 
 

(2015年1月19日)


 夜間飛行をする旅客機では睡眠を取るお客のために窓を閉めさせ、キャビン内を暗くする。全席背もたれの小さな液晶TVで映画を見ている人もいる。また、通路を歩いてトイレに行く人のために真っ暗にはしない。しかし、雲の無い成層圏を飛んでいるのに天井にさえぎられて満点の星が見えないのは残念なことである。

 何とか機内で満天の星空を見ることは出来ないものだろうか。キャビンの天井から機体の外板までには距離があるから覗き窓を付けたとしても視野は限られてしまうだろう。TVカメラを機体の上部に取り付け、キャビンの天井をスクリーンにしてプラネタリウムのように映し出せば良いが、これも難しい。

 星空を見たいと思う人だけが見る方法はあった。旅客が所有するiPadを両手で掲げて見れば良い。ソフトは無料のStarWalksがある。このソフトはESAが開発したもので非常によく出来ている。自分のいる場所と時間で自動的にその時間の夜空を見せてくれる。これを旅客機の中に持ち込めば良いのである。

 問題は一つ。機内の中ではGPS衛星の電波が届かない。今どこを飛んでいるのかがiPadやiPhoneでは測位できない。現在の旅客機はGPSアンテナで測位して自機がどこを飛んでいるのか表示している。この測位データを機内のiPadユーザーに届ける手段が必要である。機内へ位置データを送信するWiFi電波を出すことと、それを取りこんでStarWalksに重ねるソフトが必要である。これらは直ちに実施できると思われる。Air Lineで検討しては如何であろうか。

(補足)

 ブログ「これからの旅客機に取り付けて欲しい装備品」で要望した各席の床面に液晶パネルを付けるのは問題が多いなら、各自が保有するiPadを足元において見ることができるようにすることで良いだろう。地上を見るカメラは既に搭載されている。地上を映した動画をYouTubeのようにWiFiで機内に送り出せば良いのである。

(了)


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