ビットコインについて思う  

(2014年3月8日)


 数日前から世間を騒がせたビットコイン騒動は、 明らかに日本の財務省だけでなく世界中の貨幣発行機関が時代の進歩に遅れを取った社会現象である。

 日本だけでもやる気になれば、日本の紙幣の印刷と貨幣の鋳造をすべて止め、財務省のサーバーに金銭情報だけを蓄えるシステムに出来るであろう。人は日本銀行発行カードを1枚持つだけで済む。

 日本銀行発行カードとは、JRのスイカが切符だけでなく買い物にも使えるように拡大しつつあるが、スイカの究極の姿だと考えれば不思議ではない。

 貨幣の究極の姿は信用情報のやりとりだけなのだから、カードの読み取りで物理的に可能である。

 今回のビットコインは発行者が国の組織でないのがおかしいし、発行額に上限額がありしかもその値が半端な数である理由が判らない。

 日本政府のビットコインに対する処置方針は取りあえず妥当なところだろう。しかし、情報自体は ハードでなく、ソフトなのだから、ビットコインを物として扱うというのは不自然なように思える。


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