パリの朝

-SEEN 1 パリの地下鉄-

メトロ入口の標識写真 パリを訪れた自由旅行の観光客がもっともお世話になるもの、それがパリの地下鉄メトロです。

正式名称は、シュマン・ドュ・フェール・メトロポリタン、現在14路線・約300の駅があり、観光客にとっても、パリ市民にとってもすごく便利な乗り物です。
ロサンゼルスやローマなどの都市と違い、メトロだけでパリ市内をほとんど巡ることが出来ます。

料金は、市内でしたら均一料金で1.3ユーロ。
10枚の回数券カルネが10ユーロです。
1日券モビリスや1週間券エブドマーデル、1ヶ月券カルトオランジュなどもありますが、エブドマーデル・カルトオランジュは写真が必要でなおかつ、発売日も決められているので、短期旅行者にはあまり縁がないかもしれません。

かわりにお薦めしたいのが、 パリヴィジットです。
1日用、2日用、3日用、5日用が用意されており市内用でしたら
それぞれ、8.35ユーロ・13.7ユーロ・18.25ユーロ・26.65ユーロとなっております。
バス・メトロ・RER等のすべての公共交通機関が、乗り放題なのでとっても楽チン!
しかも、使える特典がいっぱいです。
例えば、カノラマ社の運河クルーズ。(後日、このページで紹介する予定です)
通常13ユーロが、二人目はタダ。
これだけでも充分元が取れたように感じます。

買い方は主要メトロ駅などの窓口で間単に買えます。
これとメトロの路線図さえあれば行きたいところはどこでも行けるといっても過言ではありません。 コンコルド駅構内の写真 路線図でまず現在地の駅名と行きたい駅名を確認して、その最終地点の駅名が表示されてるホームで乗れば
大丈夫、初めてのパリでも迷うことなく目的地まで行けます。
パリで多分最初に覚える表記名 SORTIEそこが出口です。

日本と違うのは、メトロのドアが自動開閉ではなく(凱旋門などを通る1号線は自動開閉)
ボタンを押すか、ハンドルを上に回すかして自分で開けることぐらいであとは一緒です。

そうそう、これもパリならではの地下鉄ミュージシャンが乗っていたりして、ああ、パリなんだって実感できます。
何回も乗っていると地下鉄ミュージシャンにもうまいへたがあり、なんだか素敵な気持ちにさせてくれる人もいたりします。
そんなときは迷わずチップを上げてみてはいかかでしょうか? (2004・2・22)


-SEEN 2 パリの散歩道-

パリの街はどこをとっても、とても絵になる街だと思います。
ということは、有名な場所でなくても、どこを歩いてもとても良い散歩道となるわけで、ここがいい!アソコがいい!というところは限りなくありそうです。 サンマルタン運河の写真セーヌ川の中州にある白鳥の散歩道やセーヌ川沿いを歩くのならシテ島周辺、それから映画「アメリ」で一躍脚光を浴びた北ホテルあたりのサンマルタン運河沿いの道、ラ・ヴィレット周辺の運河沿いの道はジョギングする人やサイクリングする人、ウォーキングする人たちがいっぱいいます。 パッシー街角の階段の写真 また、サクレクール寺院のあるモンマルトルの丘周辺、もちろんパリ市内にたくさんある公園やブローニューの森などなど・・・大挙にいとまがありません。
季節の良い時期にはこれらをブラブラ歩くだけでもきっとウキウキ楽しいと思います。
ショッピングばかりでなく、パリ滞在の一日を気ままにに過ごして貴方だけのお気に入りの散歩道を見つけてください。
それもまたパリの良い思い出となるでしょう。 (2004・5・11)


-SEEN 3 パリのホテル-

フォーシーズンズホテル入口の写真 パリには、約1500ものホテルがあります。
パリのホテルは星によってランク付けされています。
その星の数は、一泊の料金やホテルの格などではなく、あくまでも設備を基準に表示されていますので、星が少ないイコール悪いホテルということではありません。雰囲気やサービスは、星の数とはまったく別物といってよいでしょう。
星は★から、★★★★Lまでの5段階あります。数が多いほど設備が整っているというわけです。
ブルドネ入口の看板写真

なかでも、最もパリらしい雰囲気を味わえるのが、プチホテルだと思います。
部屋数は20〜30ぐらいですが、そのホテルごとに個性があり、とても人気で予約を取るのが難しいプチホテルもあります。
もちろん値段も千差万別、70ユーロくらいで泊まれるところから400ユーロくらいするものまで様々です。
これらたくさんの中から、自分の気に入るプチホテルに巡り合えたら幸せですね。
ブルドネ内部のらせん階段写真

ホテルブルドネ HOTEL LA BOURDONNAIS の螺旋階段。
このホテルは、部屋はあまり広くはないけど、エレベーターも手で開けるレトロなもので雰囲気はありました。
また、バスルームが意外と広くてトイレとはまったく別のスペースになっていたのは、うれしかったです。

前に、パリのホテルでお湯が出なかった、なんて話を聞いたことはありましたが、以前ツアーで行ったときに泊まった某三ツ星ホテルはまさにそうでした。
一日目までは順調に出ていたのですが、2日目以降、水になってしまいました。
フロントに問い合わせてもボイラーが壊れたので修理依頼してるというだけで、とうとう最終日まで出ませんでした。
2月の一番寒い時期だったのであれは、かなりこたえました。
以来、私のホテルに対する条件の中に”お湯の出ること”という日本では考えられないような条件が加わったのはいうまでもありません。 (2004・11・28)


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