-パリ空間9-

パリの運河を行く

今日のパリは霙まじりのお天気ですが、サンマルタン運河のクルーズに出かけました。

地下鉄バスチーユ駅で降り、岸辺に降りるとそれらしき船がありました。ここがクルーズの出発地、アルスナル港 PORT DE L'ARSENAL です。
近づくと中から船長さんらしき人がでてきて、手招きするので乗船しました。ほかには誰も乗ってません。
トンネル それでも時間になると、10人位が乗ってきました。
時期的に、シーズンではないようです。
さあ出発です。

最初の2kmは、トンネルの中を進みます。
内部はライトアップされていて、日本人のデザイナーのデザインが採用されているとの事でした。
トンネルをぬけるとサンマルタン運河 CANAL St-MARTIN です。


水門 水門
最初の水門に来ました。
後ろの水門が閉まり、前の水門から少しずつ水が流れ込んできます。
徐々に水位が上がり、前方の水位と同じ高さになると前にある水門が完全に開き、前方に船が進む仕組みです。

運河を横切る道路は回転したり、上下したりして船が通れるようになっています。
最初は皆デッキに出て見ていましたが、そのうち飽きて室内に入ってしまいました。この時期は結構寒いですから。
一度は経験するのもいいのではないでしょうか。
(運河の歴史や詳しいことは、日本語のパンフレットを船内で配っています)

このクルーズの最終到着地は、ラ ヴィレット LE VILLETTE です。
300メートルも歩くと地下鉄の駅にいけます。
乗船料は、パリビジットがあると2人で1人無料になるのでお得です。

可動橋


←この橋は、90度回転して船が通るようになっています。

橋

右の写真の手前にある橋が、上下に動いて船を通すようになっています。
その先にある橋は、人専用のようで橋上に見物人がいました。手を振ると振りかえしてくれます。上にいる人たちは、寒い中でも船が通り過ぎるまで長い間飽かずに眺めています。

この運河クルーズは、もちろん逆の下りルートもあります。
ラ ヴィレット LE VILLETTE を出て、アルスナル港 PORT DE L'ARSENAL に出るコースです。
こちらは、船が水門を進む時は逆に水を抜いて水位を同じにして出て行く形になります。しかし、水が流れ込む時の迫力満点のシーンが見られる上りルートがお薦めです。

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