パリでの楽しみといえば、ショッピングもさることながら、美味しいレストランでの食事や洒落たカフェでのひと時でしょうか。しかし、ここにちょっとした落とし穴があることがあります。
4ツ星ホテルに併設してるブラッセリーで食事の後、支払を済ませてよく勘定書きを見ると頼んでもいないものがついていました。
また、サンジェルマンデプレのカフェでもまったく頼んでないものがついていたこともありました。
その時は自分の勘違いかな?と思っていたのですが、どうやら、これはパリではよくあることみたいなのです。
頼んでもいないものがつくだけではなく、こんなこともありました。
ある三ツ星レストランでの食事の際には、グラスシャンパンとデザートがそっくり勘定書きにのっていませんでした。
その時はお店のサービスかとも思ったのですが、今考えてみるとやはり間違いではなかったかと思います。
そのレストランでは、お客様の数よりサービスの人のほうが多いくらいだったので間違えるなんて、どう考えてもありえないと思います。しかも2時間半から3時間近くかけて食事をしているのに・・・。
おかげで?かなりお勘定が安かったんでビックリしました。あるんですね、こういうことも。
左は、レストラン LES BOUQUINISTES (レ・ブキニスト)の勘定書きです。(画像をクリックすると拡大表示をご覧になれます)
ここのお店のお勘定は、完璧でした。
このレストランは、三ツ星レストラン GUY SAVOY(ギィ・サボワ)のセカンド店です。小さいお店ですが、スタッフはフレンドリーで、かつ気さくなサービスで気持ちよく食事ができました。
味はライトな感覚で大変美味しかったです。
料金も比較的手ごろなのでお薦めです。
それにしてもフランスの税金は、こうしてレシートをながめてみると改めて高いと感じます。TVAというのが税金(付加価値税)で、なんと19.6%です。
余談ながら、これが商品の場合175ユーロ以上の支払に対しては税金の払い戻しがあるのですが、レストランでの食事代やホテル宿泊料金に対しても払い戻しがあると非常にうれしいのですが。
で、結論です。
パリにおいては、食事代を支払う時は、勘定書きを穴のあくほど見てから(普段の感覚からするとチョット恥ずかしいかもしれませんが)おもむろに支払う事にしましょう。